『キングダムカム・デリバランス II』攻略ガイド。よき中世ライフを快適に送るための手順を解説。最初に訪れるべき場所やリスクゼロのレベル上げ方法、戦闘技術の習得など、これでもう迷わない!

byタワラ

『キングダムカム・デリバランス II』攻略ガイド。よき中世ライフを快適に送るための手順を解説。最初に訪れるべき場所やリスクゼロのレベル上げ方法、戦闘技術の習得など、これでもう迷わない!
 2025年2月5日に発売され、1日でワールドワイドでの販売本数が100万本を突破したオープンワールドアクションRPG『キングダムカム・デリバランス II』。本作はリアルな中世の風景や世界観、自由度の高いオープンワールドでのイベントなどが魅力のタイトルだ。

 自由度が高いがゆえに、オープンワールドに慣れていない人だとチュートリアル終了後に何をすればいいのか、とまどうこともあるだろう。そこで本記事では、本作をより楽しみやすくするために序盤の攻略手順を解説していく。

 安全な寝床、盗賊に負けないための装備、便利な移動手段である馬の入手方法など重要度の高いものを序盤に確保することで、クエストを進めやすくなる。解説する内容をひと通りプレイすれば、以降のクエスト進行でも迷うことはなくなるはずだ。

 もちろん攻略を見ずに自分なりのルートで冒険を進めていくのも醍醐味のひとつ。本稿で解説する手順を参考にしつつ、気になるクエストが発生したら寄り道をしながら中世の世界を楽しんでほしい。
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タホフで最初の武器作りと寝床を確保

 チュートリアルが終わり、本格的な冒険がスタートすると最初にバラという女性が話しかけてくる。この女性からはいくつかのクエストが発生する場所を教えてもらえるので、必ずひと通りの会話をしておこう。

 会話が終わったら、まず向かいたいのがトロスコウィッツの左上にあるタホフという村。ここにいる鍛冶屋ラドヴァンに雇われることで、後々の冒険が楽になるので真っ先に訪れておきたい。
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 なお、道中で盗賊に遭遇した場合はこの時点では逃げるのがおすすめ。戦えないこともないが、相手が鎧を着ていると倒すより先に自分の武器が壊されるので、戦闘は避けたい。
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鎧や盾を持った敵相手だと戦闘が長引くので、最初は逃げるが吉。
 タホフのラドヴァンからは鍛冶の方法を教えてもらえるほか、武器を作るための素材も無料でもらえる。また、鍛冶のチュートリアルでハンティングソードを作れるので、最初はこれをメイン武器にしよう。ハンティングソードさえあれば、盗賊ふたり程度なら対処できるようになる。
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ラドヴァンが鍛冶のチュートリアルをしてくれる。
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ハンティングソードがあれば盗賊にも立ち向かえるように。
 また、ベッドのある部屋も貸してもらえる。タホフだけでセーブ・回復ポイント、食事場が利用できるうえ、武器の入手までできる。お金を稼いで武器を買うよりも圧倒的に楽なので、最初に訪れておこう。

 武器が手に入った後はそのまま鍛冶を続けて、作った装備をラドヴァンに売ってお金稼ぎをするのもアリ。後々のクエストのためにも、200グロッシェンほどあると便利だ。装備については後々入手できるタイミングがあるので、ここではお金稼ぎだけしてつぎのクエストに向かいたい。
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タホフを最初の拠点にして動くと楽。

ラドヴァンのクエストを進めて馬と装備を手に入れる

 つぎにやりたいのが、消えた荷馬車を追うラドヴァンのクエストだ。この時点ではそこまで装備の重要性は求められないので、ハンティングソードを作ってすぐに進めてもいい。

 ここで発生するサイドクエスト“小旅行”を進める過程で、移動手段として便利な馬が入手できる。馬がいると運搬できる荷物量が大幅に増え、盗賊を倒した後の戦利品回収、売却がやりやすくなるのが利点。各地への移動にも欠かせないので、装備を確保した後は優先的にやりたいクエストだ。

 なお、入手時は交渉次第では無料で手に入るが、失敗するとグロッシェンが必要になるので事前に150グロッシェンを確保しておくと確実。
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 お金稼ぎについては、もらったレシピと素材を使ってハンティングソードや作業用斧などを作り、そのままラドヴァンに売却して稼ぐのが安全な方法となる。

 戦闘が好きな人は盗賊を狩って、戦利品をトロスコウィッツで売却するのも手っ取り早い。盗賊から奪った装備は盗品扱いにならないので、そのまま商人に売ってしまおう。防御力を上げられるなら、自分が装備するのもアリだ。

 なお、防具やアイテム類は敵の死体を漁ることで入手する形となるが、盾や剣など手に持っていた物はインベントリではなく死体の近くに落ちる仕様。最初は貴重な資金源になるので、落ちた装備も忘れずに回収しておこう。
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 クエストの途中で手に入る馬は、馬主との交渉次第で金額が変わる。話術が高ければ無料で手に入ることもあるが、失敗することも考慮して150グロッシェンを持っておこう。
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 馬を手に入れた後も、セミン卿に同行してそのままクエストを進行していこう。このクエストでは仲間といっしょに敵と戦うことになり、倒した敵からひと通りの装備類がゲットできる。戦闘難度が低いわりに多くの戦利品を獲得できるため、装備の整っていない序盤にやっておきたいクエストだ。

 戦闘が得意ならガンガン攻めて倒してもいいし、苦手ならガードすることに集中して、味方が倒してくれるまで耐え続けてもオーケー。作ったハンティングソードがあれば耐久力は十分なので、攻撃が苦手ならガードメインで立ち回ろう。
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 なお、本クエストは時間制限がありクエストの途中で眠ったり、ほかのことをしていると勝手に状況が進行してしまう。逃げ出した扱いで評判も下がり、装備も手に入らなくなってしまうため、一度始めたらクエスト完了まで寄り道は厳禁だ。 
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本を読んで数時間潰しているあいだに失敗になり、罵倒されまくる。

トムキャットからマスターストライクを習得

 馬と装備を手に入れたら、つぎはサイドクエスト“戦闘訓練”で戦闘技術の習得しにいこう。本作は単独で数人を相手にするクエストも多くあるため、戦闘で役立つマスターストライクという技を習得しておきたい。

 マスターストライクは、敵の攻撃を防ぎつつダメージを与えられるカウンター技だ。通常の攻撃と違い、決まれば盾で防がれることもないため、効率的にダメージを与えられるようになる。カウンターに失敗しても盾でのガードが間に合う、いわゆる出し得な技で序盤はこの技だけで敵を圧倒できるほどだ。

 お互いにガードをしながら叩き合う戦闘だと最悪の場合武器が折れるので、マスターストライクを覚えることで修理のコストも抑えられて一石二鳥。一度覚えたらずっと使える技なので、早めに習得しておこう。
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 この技を教えてくれるトムキャットの居場所は、冒険開始時に話しかけてくるバラから噂を聞いていれば、マップに位置が表示される。クエスト発生場所の遊牧民の野営地は、セミンから左上に位置する場所だ。

 なお、トロスコウィッツの酒場で発生するサイドクエストの選択肢次第では、近くまで自動的に移動できるため、先にトロスコウィッツでサイドクエストを進めてしまうのもアリ。馬がいれば移動にさほど時間はかからないので、サイドクエストを残しておきたい人は馬で目的地まで向かおう。
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クマン人に味方すると野営地近くまで自動で移動できる。
 トムキャットのクエスト内容はシンプルで、指示通りに攻撃してコンボを学んでいくといった戦闘チュートリアルになっている。また、この訓練をくり返すことでレベルも上げられるので、経験値が入らなくなるまでは戦闘をくり返してレベル上げをするのも効果的。

 訓練後にトムキャットに挑み、勝利することができればマスターストライクを習得できるようになる。マスターストライクは、タイミングよくガードするパーフェクトブロックとほとんど要領が変わらないため、操作自体は非常に簡単だ。

 戦闘が苦手な人にこそ習得をおすすめしたいスキルなので、盗賊との戦闘でダメージを負ってしまう人は必ず習得しておこう。
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粉屋に行きリスクゼロでスリ、ロックピックのレベルアップ

 続いてやりたいのが、セミンから左下にある下セミン製粉所の粉屋クレイズルでの窃盗術のレベルアップだ。

 ここでも鍛冶屋ラドヴァンと同様に寝床が手に入るほか、合法的にスリ、ロックピックの練習をさせてくれる。宝箱や扉を開けるロックピックは、泥棒に入るときだけでなく鍵が付いた箱を開けるのにも使えるため、犯罪以外でも使い道がある欠かせないスキルだ。

 レベルが上がっていない段階でのロックピックはリスクが高すぎるので、ここでレベルを上げて難易度“普通”の鍵に挑めるようにしておきたい。練習をくり返してレベルを上げれば、難易度“簡単”の鍵までは難なく開けられるようになる。
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用意された箱を開け続けるだけで、レベルが上がっていく。
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「もうここで学べることはなさそうだ」のセリフが出るまで続けよう。
 レベルが上がると窃盗術のパークを習得できるため、ここでロックピックの音を消してくれる“静かなる盗人”を習得しておくのもおすすめだ。このパークを習得するまでは、民家や商店で盗みを働くのはリスクが高すぎるので、盗人として生きたい場合はまず粉屋で練習しておきたい。
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 スリ、ピッキングのレベルを上げた後はほかのサイドクエストを進めてもいいし、泥棒をしてお金稼ぎをしたいならそのまま粉屋のクエストをやるのもアリだ。粉屋のクエストを進める過程で目立ちにくい服なども手に入るため、盗みで稼いでいきたい人におすすめ。 
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相棒のマットを見つけよう

 マスターストライクを覚えた段階で、相棒のマット(犬)を見つけるクエストにも挑戦しよう。こちらは優先順位はスリ、ロックピックと変わらないので、どちらから先に進めてもオーケー。

 犬が味方になると戦闘中に敵を引き付けてくれて、背後から攻撃がしやすくなる。基本的に人数不利で戦うケースが多いので、マットがいるだけで安全性は段違いだ。戦術の幅も広がるので、馬を確保した後にマットとも合流しよう。
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犬が敵を引き寄せてくれるので、背後を狙いやすくなる。
 マットを探すクエストは内容がやや長めで、各地を移動することになるため時間がかかる。クエストの途中には戦闘も発生するので、進めるのはマスターストライクを覚えた後がおすすめだ。
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マットを探す道中でほかのクエストにも派生していく。
 また、クエストによっては犬がいることで新たな進行ルートが開けることもある。必ずしも必要なわけではないが、サイドクエストで多くの選択肢を広げたい場合は、寄り道する前にマットを見つけておきたい。

サイドクエストを進めてから結婚式へ

 ここまで紹介してきた要素に触れれば、装備も整い、ある程度レベルも上がるので、戦闘が発生しても負ける可能性はかなり低くなるはずだ。

 後は自由気ままに旅をして遊べるが、できればメインクエストよりもサイドクエストを優先してプレイすることを推奨したい。メインクエストの結婚式は、サイドクエストを進めることで出席者たちとのイベントが発生して、よりおもしろい内容になる。

 本作をより深く楽しみたいのであれば、タホフ、トロスコウィッツ、ジェレイオフ、セミンで出会う人物とのクエストはメインクエスト開始前にやっておこう。
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 サイドクエストを進めることで装備や錬金術のレシピを手に入れたり、グロッシェンを払うことでスキルレベルを上げてくれるキャラクターとも出会えるようになる。

 タホフで発生するクエストでは眠り薬のレシピも手に入り、後々のクエストや泥棒をする際に役立つ。一通りのクエストをこなすことで各種スキルレベルも上げやすくなるため、本格的な冒険が始まる前に序盤のサイドクエストを終わらせておきたい。
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 お金稼ぎをしたい場合はサイドクエストを進めつつ、その道中で出会った盗賊やクマン人を全員倒して装備をはぎ取っていくのがおすすめ。馬がいれば大量の装備をインベントリに入れて持ち歩けるので、盗賊が集まっている野営地などを襲撃して、ひとつ残らず装備を回収して売りに出そう。
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自分と馬のインベントリを合わせれば、重量400程度は持ち運べる。
 そのときの装備次第だが、ひとつの野営地を襲撃するだけで300グロッシェン程度の稼ぎになる。なお、売却時は商人の持つグロッシェンにも限度があるので、限度オーバーしている場合は包帯や救世主のシュナップスなどの必需品を合わせて購入しておこう。
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 序盤のチュートリアルと紹介してきたサイドクエストをこなしておけば、錬金術や鍛冶、戦闘スキルや衣食住が揃って安定してプレイできるようになる。

 サイドクエストを進めることで寝床も増えて回復やセーブもしやすくなるので、各地に拠点作りをしていくイメージで登場キャラクターたちを手助けしていくのが慣れないうちはおすすめだ。

 真っ当に生きて仲間を増やしていくか、泥棒をしてお金を稼ぐかも自由に決められるため、まずは衣食住を整えてよき中世ライフを送ろう!

『キングダムカム・デリバランス II』商品情報

  • 発売日:2025年2月5日発売
  • 対応プラットフォーム:プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC(Steam)
  • 発売元:PLAION
  • 開発元:Warhorse Studios
  • 価格:各8091円[税込]
  • ジャンル:アクション・RPG
  • 対象年齢:CERO 18歳以上のみ対象
  • 備考:Xbox Series X|S版とPC版はダウンロード専売、ダウンロード版は各7590円[税込]、PC版は8090円[税込]、ゴールドエディション(ダウンロード版)のプレイステーション5版・
  • Xbox Series X|S版は各9790円[税込]、PC版は10790円[税込]
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