
スピーディで爽快感のある新アクションを導入
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『ロックマン』シリーズは悪の科学者がロボットたちを操るというストーリーが展開される一方、『ロックマンX』の物語は単純な善悪では語れないようなシリアスでハード。エンディングも手放しのハッピーエンドではなく、ビターな内容でしたね……。
キャラクターのデザインは本家『ロックマン』より等身が上がり、大人向けの作品だと感じさせられました。筆者は当時小学6年生でしたが、このゲームをプレイしている自分も大人の仲間になれたような感じがしてうれしかったことを覚えています。
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また、隠し要素として『ストリートファイター』シリーズでおなじみの“波動拳”を使うこともできました。この波動拳はボスすら一撃で倒す威力で、この存在を学校の友だちから教わったときは、めちゃくちゃ興奮したことを覚えています。
そのほかにもステージのどこかにあるライフアップや強化パーツを探す楽しみも。ダッシュジャンプや壁蹴りを駆使しないと見つからないものもあり、探索しがいがありました。入手しないで進めることもできる自由度もありましたね。
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2018年には本作から『4』までのシリーズ作をまとめた『ロックマンX アニバーサリー コレクション』が各プラットフォームで発売されました。ダメージ軽減をはじめとした救済処置のある“かけだしハンターモード”も搭載されており、当時クリアーできなかった人や年齢を重ねてアクションの腕が落ちてしまった人にもやさしい作品になっています。まだ遊んだことがないという人はぜひこの機会に触ってみてほしいです!