アイテムの導入により一発逆転が可能に

高い人気を誇る『マリオカート』シリーズ。本作はその記念すべき第1作目です。筆者はファミコンの『スーパーマリオブラザーズ3』、そしてスーパーファミコンの『スーパーマリオワールド』が大好きだったので、同じマリオのゲームということで親にねだって買ってもらいました。
任天堂のレースゲームといえば『F-ZERO』シリーズもありますが、当時のカワチ少年は興味がなかったようです。やはり、子どもの心を掴んで離さないマリオは偉大ですね。
しかし、『マリオカート』はもともとマリオを題材に作られていたわけではなかったそう。後ろ姿だとキャラクターの見分けがつかなかったため、試しにマリオを乗せてみたところ、わかりやすかったので『マリオ』シリーズとして開発することになったのだとか。
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いまでこそ多くのキャラクターが登場(最新作の『マリオカート8 デラックス』は42キャラ以上)する『マリオカート』シリーズですが、初代『スーパーマリオカート』はマリオ、ルイージ、ピーチ姫、ヨッシー、クッパ、ドンキーコングJr.、ノコノコ、キノピオの8名でした。

マリオとルイージは多くのコースに対応できる標準性能タイプ、ピーチ姫とヨッシーは加速性能あるものの最高速度は低い加速重視タイプ、クッパとドンキーコングJr.は逆に加速性能は最低だけど最高速度が速い高速安定タイプ、ノコノコとキノピオが最高速度はいちばん低いもののコーナリングに強い軽量機敏タイプでした。
筆者は『スーパーマリオワールド』で大好きだったヨッシーを使っていたのですが、周囲がうまくなるに連れてヨッシーでは勝てなくなってきたのでノコノコに変更。……かと思えば、バトルゲームではスピンしたあとの立ち直りが早いヨッシーに戻ったり、タイムアタックでは速度のあるクッパやドンキーコングJr.を使ったりと、モードによって流動的でした。
マリオとルイージは自分ではあまり使用しなかったので、スーパースターで突進してくる厄介な相手というイメージです(笑)。

本作が斬新だったのは、アイテムを導入したこと。それまでのレースゲームはタイムを縮めることが主流でしたが、アイテムの導入によって逆転が可能のレース展開となり、ゲームが苦手な人や子どもたちもみんなで楽しく遊ぶことができました。
また、アイテムを使用して相手を攻撃するふたり用のバトルゲームが搭載されていたのもうれしいポイント。筆者も家族や友だちとよく遊んでいました。どこまでも追尾してくるアカこうらが怖かったなあ。

メインとなるマリオカートGPは、キノコカップ、フラワーカップ、スターカップ、スペシャルカップの4種類。その中でも思い出に残っているのは、スペシャルカップの最終コースである“レインボーロード”!
路肩にフェンスがないのでコースアウトしやすく、踏まれると潰されるだけではなく、当たるだけでスピンする“スーパードッスン”も点在していてむちゃくちゃ難しいステージ。このコースがクリアーできずにトラウマになった人も多いハズ。
また、『スーパーマリオカート』で大事なのが岡素世さんの音楽。『マリオ』シリーズの世界にマッチしながら、爽快感のある曲が揃っていてレースを盛り上げてくれます。とくに前述の“レインボーロード”は、耳に残るすばらしい曲でした!
そんな本作は“スーパーファミコン Nintendo Switch Online”に収録されているので、ぜひプレイしてみてください!


















