
カプコンは、2025年に発売予定のプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、Steam向けソフト『モンスターハンターワイルズ』を初のプレイアブル出展。ふたつの討伐クエストを体験したあと、気になったことを本作の開発陣(辻本良三氏、藤岡要氏、徳田優也氏)にうかがった。
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辻本良三氏 (つじもとりょうぞう)
『モンスターハンターワイルズ』プロデューサー。 (文中は辻本) “※“辻”の字は1点しんにょうです。
藤岡 要氏 (ふじおか かなめ)
『モンスターハンターワイルズ』アートディレクター兼エグゼクティブ・ディレクター。 (文中は藤岡)
徳田優也氏(とくだゆうや)
『モンスターハンターワイルズ』ディレクター。 (文中は徳田)
- 目指したのは“一度の狩猟中にいろいろなことが起こるバランス”
- NPCの助っ人、サポートハンターは“うまいこと接待プレイしてくれる存在”
- こんがり肉の効果は体力の上限も上昇するように。すぐ飲める秘薬も健在
- 荒廃期や豊穣期は製品版ではまた違うサイクルに
目指したのは“一度の狩猟中にいろいろなことが起こるバランス”
――L2ボタン(※)を押して集中モードにするだけで派手な攻撃をくり出せるのでお手軽ですね。比較的複雑な印象のあるチャージアックスを使ったときもゴリゴリ攻撃できて。もっと複雑な操作が必要なのかと思っていました。
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――とくに注目の新アクションは何でしょう?
――武器種もそうですが、モンスターの動きも狩っていて楽しく感じられました。何かさりげない工夫があるのでしょうか。
本作でも、選択肢の幅が少ない瞬間をできるだけ減らしていって、何かしらの行動を選ぶことで位置調整ができたり、つぎの選択肢につなげやすくできたりというところを意識しながら制作しています。
――なるほど。あと、プレイしているうちに「そろそろモンスターの傷が付きそうだな」と自分でわかるような気がしてきました。
そして傷口を破壊すると傷痕となって、そこにはそれ以上傷がつかなくなります。
――傷が付いているのを確認できたらL2ボタンで集中モードに入って、R2ボタンで傷口を簡単に狙えるので、初心者でもカッコよく立ち回れるのがいいですね。超上級者だとどうなっちゃうんだろう。
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NPCの助っ人、サポートハンターは“うまいこと接待プレイしてくれる存在”
非常にサポート力に長けた存在になっています。
――縁の下の力持ち的な存在というわけですね。強さ的にはどのくらいなのでしょう?
あと、サポートハンターには傷を付けないでとか、傷口を破壊しないでといった、命令とまではいきませんが傾向の指定もできます。
――ちなみにサポートハンターは設定的にはどんなキャラクターなのですか?
――話題は変わりますが、新システムの鍔迫り合いはジャストガード時に発生するものなのでしょうか?
――このタイミングなら必ず発生するわけではないんですね。相殺も同様ですか。
こんがり肉の効果は体力の上限も上昇するように。すぐ飲める秘薬も健在
このように利便性を上げていく中で、こんがり肉がスタミナ回復効果のみだとゲーム的には割に合わない存在となってしまいます。我々としても肉は『モンハン』を象徴するアイテムでもあるので、秘薬と同じ効果にしました。
ですが、秘薬も健在です。肉のほうは食べるモーションがありますので、すぐに飲める秘薬も使いどころがあります。
――秘薬が存在する意味も残していると。肉と言えば、料理したときのおいしそうな演出も複数パターンがあるんですね。
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――肉だけでなく、付け合わせの野菜もおいしそうでした。こだわりに関することと言えば、効果音などのサウンドからも臨場感がありました。こちらも何か工夫があるのですか?
荒廃期や豊穣期は製品版ではまた違うサイクルに
天候を含むフィールドの変化は狩りにも活用できます。体験プレイ時にはこやし弾でドシャグマの群れを分散したと思いますが、バーラハーラがいる時期なら小型のドシャグマを蟻地獄に誘導するなど、群れを分断する手段も複数用意しています。
フィールドの状態を含めてプレイヤーの皆さんには選択肢を考えていただいて、目標達成に向かってほしいと考えています。
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