【ホラーゲームおすすめ2024】この夏に遊びたいホラゲー7選。今年も豊作なホラーゲームの中から珠玉のタイトルをピックアップしてご紹介

byリプ斉トン

【ホラーゲームおすすめ2024】この夏に遊びたいホラゲー7選。今年も豊作なホラーゲームの中から珠玉のタイトルをピックアップしてご紹介
 関東地方では猛暑や豪雨が続きますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 もう「暑い!」というのも飽きてきた今日このごろ。今年のお盆のお休みは、クーラーの効いた部屋で涼んでいる方も多いと思います。自分もそう。

 そんな人におすすめしたいのが(やっぱり今年も)ホラーゲーム!

 毎年言っている気がしますが、今年もたくさんの良質なホラーゲームが発売されました。その中から、ホラーゲーム大好きライターの筆者が、独断と偏見でおすすめしたいホラーゲームを7本ご紹介します!

 今年も4つの恐怖度を最大★5つで判定するので、ゲームを探す際の参考にしてください。
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※紹介するタイトルは、2023年9月1日~2024年8月10日に発売されたホラーゲームの中から筆者が独断と偏見で選定しています。 ※恐怖度も筆者が独断と偏見で設定しています。
【これまでの記事】
【2023年】この夏に遊びたい珠玉のホラゲー7選。独自に定めた恐怖度とあわせて紹介
【2021年】猛暑を乗り切るにはやっぱりホラーでしょ! ゲームで涼しくなりたい人におすすめのホラーゲーム5選
【2020年】ホラゲー好きライターが今年もオススメ! この夏にプレイしたいホラーゲゲーム5選
【2019年】ホラー好きライターがオススメするホラーゲーム5選。夏の暑さは恐怖感で乗り越えよう!

バラエティー豊かなジャンルの中から珠玉の7本をご紹介!

『ウツロマユ - Hollow Cocoon -』

  • 基本情報
 ・プラットフォーム:Nintendo Switch、Steam
 ・発売日:2024年7月25日(Nintendo Switch版)、2023年12月7日(Steam版)
  • 恐怖度
 ・じわじわ度  :★★★★★
 ・ビックリ度  :★★★
 ・抵抗できない度:★★★★
 ・トータル恐怖度:★★★
 ふたりのメンバーで結成されたNAYUTA STUDIOが手掛けた純和風なテイストのホラーゲーム。1980年代の田舎を舞台とした作品で、どこか懐かしい雰囲気の和風家屋の探索が楽しめます。

 本作で訪れる旧家は、どこか薄暗く終始不気味な雰囲気に包まれています。若いゲームファンにはなじみがないかもしれませんが、久しぶりに訪れた親戚の家の誰もいない部屋や通路に感じた、何かがいそうな不気味な“あの”感覚を見事に再現していると感じました。非常にノスタルジーな気分を味わわせてくれる作品です。

 プレイヤーは久しぶりに訪れた旧家を調べ、この家に隠れた秘密に迫っていきます。

 調べるうちに謎に怪異に襲われることもあり、その場合はどこかに隠れてやり過ごす必要があります。反撃は不可!
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 旧家は非常に広く、さまざまな場所を調べてアイテムを回収したりギミックを解いたりする必要がありますが、日光や電灯があたっていない場所はとにかく暗くて不気味!

 ジャパンホラーが得意とするじめっとした恐怖感を存分に味わえることでしょう。

 ゲームは3時間程度でクリアーできるボリュームで、難度も低め。一晩集中してプレイすればクリアーできるので、「このお休みにちょっとホラーゲームをやりたい」と考えている人におすすめです。
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『Seven Nights Ghost』

  • 基本情報
 ・プラットフォーム:Nintendo Switch、Steam
 ・発売日:2024年7月25日(Nintendo Switch版)、2023年8月31日(Steam版)
  • 恐怖度
 じわじわ度  :★
 ビックリ度  :★★★★
 抵抗できない度:★★★★★(ある意味)
 トータル恐怖度:★★
 ホラーはホラーですが、ちょっと変わり種のタイトル。出張で7日間、地方の社宅に滞在することになった主人公ですが、その社宅は幽霊(よく見ると美人)が出るいわくつきの物件だった。

 しかし、幽霊は主人公を呪い殺すようなことをせず、ドーナツを奪ったり、イタズラを仕掛けてきたりします。初日から2日目こそ恐怖感を味わえますが、3日目以降にはこの美人幽霊とのイチャイチャな同棲生活を楽しめるようになるはず!?

 ゲームシステムとしてはシンプルで、社宅内にあるアイテムを調べ、各日付ごとに設定されたミッションをこなすだけ。幽霊に邪魔されるとミッション失敗となりますが、恐怖イベントなどはなく、すぐにやり直せるやさしいシステムになっています。
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 幽霊がいきなり目の前に出てきたりとビックリ要素は多少ありますが、それもすぐに慣れるはず。

 なぜこの幽霊が存在するのか、どんな目的があって現れるのか。7日間のミッションを達成すれば、その謎が明らかになります。

 プレイ時間は2時間もあればクリアーでき、サクっと楽しめる内容。ホラーなのにクリアーすればハートフルな気分になれる不思議なゲームとなっています。
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『女鬼橋2 釈魂路』

  • 基本情報
 ・プラットフォーム:Steam
 ・発売日:2024年5月9日
  • 恐怖度
 じわじわ度  :★★★★
 ビックリ度  :★★★★
 抵抗できない度:★★★★
 トータル恐怖度:★★★★
 一人称視点で楽しむホラーアドベンチャーゲーム。『女鬼橋 開魂路』の続編で、本作はホラー映画『呪われの橋2 怨鬼楼』がモチーフとなっています。

 物語の舞台は、文華大学という学校。ホラー映画の撮影をしようとしたメンバーたちですが、彼らの身に不思議なできごとが……というホラー作品ではお約束ともいえるストーリーが展開します。

 ゲームシステムとしてはオーソドックスな内容。薄暗い校内を探索しつつさまざまなギミックを解除し、今回の事件の隠された闇に迫っていきます。
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 こちらもお約束ですが、探索中にはプレイヤーを襲う怪異がうれしくも多数登場。怪異を迎撃する手段は基本的にはないので、障害物などに隠れながらやり過ごすしかありません。

 校内にはグロテスクでスプラッターな仕掛けが満載で、お化け屋敷のようにビビりながらの探索が楽しめます。

 4人のプレイヤーそれぞれの目線から物語の謎に迫り、最後には衝撃の展開が!?

 奇抜さはありませんが、ホラーウォーキングシミュレーターとしては王道を行く内容で、味わえる恐怖感もかなりのもの。「これぞホラーゲーム!」というゲームをお探しのかたにおすすめの1作です。
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『8番のりば』

  • 基本情報
 ・プラットフォーム:Steam
 ・発売日:2024年5月31日
  • 恐怖度
 じわじわ度  :★★★
 ビックリ度  :★★★
 抵抗できない度:★★★★
 トータル恐怖度:★★★
 2024年度版のホラーゲームとしては、恐らくいちばん有名かもしれないタイトル。

 制作したKOTAKE CREATEが本作の前にリリースした『8番出口』は、ストリーマーたちのあいだでかなりのムーブメントとなったことは記憶に新しいと思いますが、本作はその
『8番出口』の続編となる作品です。

 
『8番出口』は“異変を見つけたら引き返す”というルールにのっとって地下道を移動して出口を目指すのに対し、『8番のりば』は“異変が発生していたら対処して先に進む”というのがルールになっています。
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 謎解きが必要な異変もあるので、多少の閃きも必要です。

 
『8番出口』にはなかった、ホラー要素があることも『8番のりば』の魅力のひとつ。異変に対処できないとビックリさせられるような演出もあるので気が抜けません(異変に対処できないとやり直しになります)。

 
『8番出口』にも登場したおじさんもしっかり続投しているので、おじさんファンも安心(?)です。
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『Alan Wake 2』

  • 基本情報
 ・プラットフォーム:プレイステーション5、Xbox Series X|S、Epic Games
 ・発売日:2023年10月27日
  • 恐怖度
 じわじわ度  :★★★★★
 ビックリ度  :★★★
 抵抗できない度:★
 トータル恐怖度:★★★★
 ホラーゲームファンなら一度は名前を聞いたことがあるはずの『Alan Wake』の続編が、13年の時を経てついにリリース。前作で行方不明となってしまったアランのその後が描かれ、アランと新主人公サーガのふたりの視点から物語を進めていきます。

 
『Alan Wake』といえば光と闇の美しいグラフィックに評価が集まる三人称視点のアクション・アドベンチャー作品。『2』でもその魅力は踏襲され、恐ろしい闇と光が混ざる映像美に心を奪われるはず。
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 本作は18歳以上を対象とするCERO Z指定のゲームで、痛々しいゴア表現も多分に含まれます。そういった表現が苦手な人にはあまりおすすめできませんが、得意な人なら極上のホラーを味わえることうけあいです。

 登場する敵キャラクターは光を当てることで弱体化するなど、武器を使って攻撃できるので、敵に襲われることに対する恐怖度は低めです。

 また、現実と空想の世界が混じり合ったような不気味な世界を歩く恐怖と先の見えないストーリー展開が本作の醍醐味。ストーリーの結末を知るため、アランとサーガとともに闇の奥深くまで探索してみてください。

 ちなみに、本作は続編ですが、第1作はリマスター版が2021年にリリース。
『2』から始めても問題ないですが、第1作もプレイしておくとさらに楽しめるので、興味があればこちらもぜひ。
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『Five Nights at Freddy's: Into the Pit』

  • 基本情報
 ・プラットフォーム:Steam
 ・発売日:2024年8月8日
  • 恐怖度
 じわじわ度  :★★★★★
 ビックリ度  :★★★★
 抵抗できない度:★★★★★
 トータル恐怖度:★★★★
 ピザ屋のホラーゲームでおなじみの『Five Nights at Freddy's』のスピンオフ作品。日本では先行してSteam版がいよいよ発売となりました。

 オリジナルのゲームは3Dグラフィックが採用されていますが、本作はドットグラフィックのアドベンチャーゲームとなっています。

 主人公のオズワルドはピザ屋のボールプールに飛び込むことで過去へとタイムスリップしてしまい、そこでアニマトロニクス(※)に遭遇。過去と現実を行き来しながら、自分と周囲の人々の命を救うために探索を行うことになります。
※本シリーズにおける敵キャラクター。きぐるみのような姿をしている。[IMAGE][IMAGE]
 オズワルドが訪れる場所は、いずれも薄暗く不気味な場所ばかり。アニマトロニクスに遭遇したら逃げるしかなく、隠れてアニマトロニクスをやり過ごすシーンにはこの上ない恐怖感を味わえます。

 サウンドによる恐怖演出も注目ポイントのひとつ。オリジナル版のようなビックリ演出は少なめですが、敵から追いかけられたり、暗い場所を探索するドキドキ感はかなりのものです。

 アニマトロニクスに捕まるとゲームオーバーになりますが、その時の演出は本当に怖いので、一度はわざと捕まってみてもいいかもしれません。シリーズのファンにも、間違いなくおすすめの最新作となっています。
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『廃深2』

  • 基本情報
 ・プラットフォーム:Nintendo Switch、Steam
 ・発売日:2023年9月21日(Nintendo Switch版)、2023年10月6日(Steam版)
  • 恐怖度
 じわじわ度  :★★★
 ビックリ度  :★★★
 抵抗できない度:★★★★★
 トータル恐怖度:★★
 お紳士さま向けのゲームを数々リリースしているqureateが手掛けるホラーアドベンチャーゲーム。基本的なストーリー展開は第1作と同様で、こちらもストリーマーとして活躍する3人の少女を操作し、今度は閉じ込められた廃ショッピングモールからの脱出を目指します。

 本作は横スクロールで展開するアクションゲームで、マップ上のさまざまな場所を探索し、仕掛けを解きながら脱出のためのヒントを集めていきます。
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 道中では、お約束ともいえる謎のきぐるみが襲ってくることも。反撃はできないので、ダッシュで逃げて隠れてやり過ごすしかありません。

 隠れている最中には女の子はしゃがんだりするんですが、焦っているので何かが見えてしまったり……、見えなかったり……。まあ緊急事態ですからね。仕方ないですね。

 また、謎の怪異に襲われて絶体絶命のピンチに陥ることも。その際には女の子があられもない姿となったイベントCGが出現! 画面内をタッチして女の子たちを救う必要がありますが、必要のないところまでタッチしてしまわないように注意してください。絶対ですよ!
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 なお、第1作との直接的なつながりはないので、『2』からプレイしても大丈夫。ゲームシステム的には第1作も同等の内容なので、気になったらぜひ第1作もプレイしていただきたいと思います。

今後の注目ホラーゲームは?

 2024年夏以降も、さまざまなホラーゲームがリリースされます。

 KONAMIが手掛ける人気ホラー『SILENT HILL 2』のリメイク作が2024年10月8日に発売。また、不思議で不気味な世界を探索する『リトルナイトメア3』は延期が発表されましたが、2025年に発売を予定しています。

 さらに、
『SIREN』や『GRAVITY DAZE』などを手掛けた外山圭一郎氏の最新作『野狗子: Slitterhead』も、2024年11月8日の発売を控えています。

 今後も大作名作の発売が待ち遠しいホラーゲーム界隈。今回紹介したタイトルを遊びつつ、発売を震えて待ちましょう。
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