スクウェア・エニックスからNintendo Switch、プレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S(XSX|S)、PC向けに2024年11月14日発売予定(Steam版は11月15日発売)のHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(以下、『DQIII』)。
原作となる『DQIII』が1988年にファミコンで発売されてから36年。そのあいだにもスーパーファミコンを筆頭に、プレイステーション4(PS4)やスマートフォン、Nintendo Switchなどに移植・リメイクされてきたが、本作はドット絵と3DCGを融合させたグラフィック表現“HD-2D”を駆使した、いままでとはまったく異なる姿でリメイクされた作品となっている。
今回は、本作で新たに語られる追加エピソード、HD-2Dで描かれる冒険の舞台を紹介する。
ついにオルテガの旅路が明らかに!
主人公の父であるオルテガの旅路は、原作やリメイク版でも明確に語られることは少なかった。しかし、HD-2D版『DQIII』では、その人柄や旅路がわかるエピソードが追加される。
さらに新たな強敵が登場するなど、本作はオリジナル版やリメイク版を遊びつくしたプレイヤーも『DQIII』の物語をより深く楽しむことができるのだ。
オルテガ(声:東地宏樹)
強くやさしきアリアハンの戦士。多くの人の期待を背負い、幼き主人公、愛する妻と別れて、魔王討伐へ向かう。各地を旅して魔王バラモスの行方を追う最中、戦いの末に火山に落ちて亡くなってしまう。
サイモンという剣士と互角の戦いをくり広げるオルテガ。新たなオルテガの旅路が、本作でついに明かされる!
焚き火を囲むオルテガ。見慣れぬかぶとについて話しているが、これがあのかぶとにつながるのか……!?
冒険の先々では、よみのばんにんなど、主人公たちの行く手を阻む新たな強敵が出現!
火山の火口にたどり着いた主人公たちは、強敵・レヴナントと遭遇。レヴナントが語る、過去にこの地を訪れた人間とは?
HD-2Dで描かれる冒険の舞台
『DQIII』の世界には、現実世界をモチーフにしたさまざまな地域が登場する。本作でもそれぞれ異なる文化や風土を持つ舞台が存在するので、各地を旅することで世界旅行をしているような気分になれるだろう。ここからは、そんな世界の一部を紹介する。
『DQIII』の世界地図。
ポルトガ
海に面した港町。高い造船技術を誇っており、港内にはいくつもの船が停泊している。海を挟んだ南には灯台もあり、多くの旅人が集っている。各地の船が行きかう交易の中心地のため、世界各地のウワサを耳にすることができる。
ポルトガの港周辺には商人らしき人の姿も。船を求めてきたのだろうか。
ジパング
周囲を海に囲まれた小さな島国。美しい日の出を見ることができ、“日出ずる国”、“黄金の国”とも呼ばれている。桜の木や田んぼなどの景色が続いており、里の奥にある鳥居をくぐれば立派な屋敷が見えてくる。
ジパングを統治するのは、不思議なチカラを持つヒミコという人物らしい。
イシス
広大な砂漠に囲まれた国。砂漠地帯特有の植物や木々が生い茂り、城下町の井戸水は住民にとって貴重な資源となっている。亡きファラオ王によって建国され、現在は美しい女王によって統治されている。
美しい女王が治める国、イシス。周辺には太古に作られた遺跡・ピラミッドもある模様。そこにはお宝も……?
世界を隅々まで探索しよう
『DQIII』の世界には、このほかにもさまざまな場所が存在する。異なる種族の住む地や、危険なダンジョンに足を踏み入れることもあるだろう。世界を隅々まで探索して、魔王バラモスの討伐を目指そう。
世界のどこかにある、エルフと呼ばれる種族が暮らす里。人間を避けているようだが……。
冒険の途中では、多くの謎や仕掛けに遭遇することも。近くの岩を動かせば何かが起きそうだ。
細い足場が迷路のように入り組んでいるダンジョン。足を踏み外せば真っ逆さまに落ちてしまうだろう。
商品情報
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
- [ハード]Nintendo Switch/プレイステーション5/Xbox Series X|S/PC(Steam、Microsoft Store on Windows)
- [メーカー]スクウェア・エニックス
- [発売日]2024年11月14日発売予定(Steam版は11月15日)
- [価格]各7678円[税込]
- [ジャンル]RPG
- [対象年齢]CERO 12歳以上対象
- [備考]シナリオ&ゲームデザイン:堀井雄二、キャラクターデザイン:鳥山 明、音楽:すぎやまこういち、開発:アートディンク&SQEX浅野チーム、企画・制作:スクウェア・ エニックス