“紀行”とは、旅の体験や感想を書き綴った文章や記録を意味する。『原神』内で、とある旅人記録を描いた“天空紀行”があるように、現実でもこれまでの『原神』の旅路を振り返られる、まさに“リアル紀行”な展覧会“原神展~たびごころの赴くままに~”が本日2024年7月19日より開催。
展示会は、自由を理念とする風の国“モンド”から始まり、契約を理念とする岩の国“璃月”、永遠を理念とする“稲妻”、知恵を理念とする草の国“スメール”に、2023年に追加された正義を理念とする水の国“フォンテーヌ”の5ヵ国を題材としたエリアが展開している。
風の国“モンド”
モンドのエリアでは、風神であるウェンティがお出迎え。彼のモチーフ武器である“終焉を嘆く詩”が実寸大で飾ってあるが、これが意外と大きい。ゲーム内ではあまり意識してなかったサイズ感にギャップを感じるのは、展示会ならではの魅力。

武器の前には、それにまつわるテキストが書いてあるが、ウェンティといえば、とある少女との思い出が印象的。筆者はリリースから『原神』を遊んでいるが、ぶっちゃけストーリーは所々うろ覚え。ただ、このテキストを読んだだけで何となく「あー、こんな話だったな」と思い出せるのも、『原神』の印象に残らせるストーリー構成だからだろう。
ほかにもジンやアンバー、ディルックにガイアといったモンドの面々のほか、モンド城にある酒場“エンジェルズシェア”のひと席が再現されている。

何かとストーリーの進展やイベントがあると、エンジェルズシェアから始まることが多い。
今回、一般公開に先駆けて展覧会を鑑賞しており、モンドエリアではガイアのコスプレをした桃戸ももさんが待っていた。(以下、コスプレイヤーさんは一般展示にはいらっしゃらないので、ご注意を)

X(旧Twitter):@tmmt_san
ガイア、てっきに最初は二枚目キャラクターなだけだと思っていたが、進めていくうちに過酷なバックボーンが判明し、物語の核心に関わるピースを握っていたのには驚いた。

岩の国“璃月”
璃月エリアには、岩神こと鍾離先生が講談師の話を聞いている席を彷彿とさせるセットが。このセットでいちばん印象に残っているところといえば、デイリーの“次回お楽しみに”(ストーリー関係ない)。

毎回バックの中を確認して、どの話を読んだか確認すればいいいものを、めんどくさがって適当に押していたら、アチーブメント達成まで数か月かかってしまった。
鍾離の等身大パネルの横には、彼のモチーフ武器である破天の槍が展示。ほかにも嘉明、魈、タルタリヤ、刻晴が並び、エリアの側面には提灯が飾っており、雰囲気はまるで海灯祭だった。

雷の国“稲妻”
稲妻エリアでは、「五歌仙」の綿絵や狸の顔出し看板、八重神子が宮司を務める鳴神大社の鳥居のオブジェクトが展示。


鳥居の前には綺良々のコスプレをしたみゃこさんの姿が。だか僕は別の意味で、この場にみゃこさんが居たことに驚いた。それは、みゃこさんがこの前日に動画企画でわんこそばを140杯食べたことを知っていたから。

X(旧Twitter):@myakkomyako

楓原万葉が好きな筆者としては、「五歌仙」の綿絵に描かれた姿を見るだけで心が痛む。ただ一連の出来事がなければ、万葉が旅に出ることもなく、友の神の目が発揮されることもなかったと考えると、感慨深い。

珊瑚宮心海、楓原万葉と並ぶのは、我らが雷電将軍。“明らかに敵”だと思うほどの登場だったが、魔人任務後半を見た後だと、その印象が変わる。影としての過去、大切な人を失ってきたころからの「永遠」へのこだわり。

横には彼女のモチーフ武器である草薙の稲光が展示
雷電将軍の伝説任務では、その考えを改め、雷電将軍ではなく“影”として街を回るシーンがあったが、元々の温和な性格、一心浄土に閉じこもっていたゆえの世間知らずが相まって、ポンコツな感じが出ていてかわいかった。
雷電将軍としてのカッコいい姿で戦闘するのもいいが、ぜひとも“影”としても操作できるようになってほしい。頼む、HoYoverseさん。
神里綾華の横にある神棚では、絵馬を書くように来場した旅人たちのメッセージを残せるので、ぜひ現地に行った人は心赴くままに書き綴ってみては。

草の国“スメール”
スメールといえば、外付けで知識を得られるアーカーシャや、テイワット最高峰の学び舎“スメール教令院”があるとおり、“知識”が題材とされた。

スメールのストーリーは、ただ起きた出来事を順序通りに眺めていく、一般的な展開とは異なり、主人公を含めたキャラクターたちが問題解決のために一手二手を打った様子を、後から知りながら進んでいく様子は、まさに“知識”を使った展開で、これまでとは違ったストーリーが楽しめた。

草神であるナヒーダは、見た目はロリっぽい容姿だが、博識で先を見通す力が優れており。最初に出会ったときは、そのギャップにやられた。
そしてこちらにはアルハイゼンのコスプレをしたズミさんが待っていた。

X(旧Twitter):@ZIII_FROM_ZUMI

水の国“フォンテーヌ”
フォンテーヌは司法の下で厳格な統治が行われる法治国家であり、その“裁判としての舞台”がエンターテイメントとして受け入れられている、少し変わった国だ。

“裁判という舞台”という言葉が浸透するほど、街全体が劇に包まれているような印象を受けた。ストーリー展開も例にもれず、表で見えていたものが実際は“演じられていた”だけ、それには数百年の思いがあり……など、まるで“劇”を見ているよう。ストーリー前半と後半では、キャラクター、そして同じ言葉でも、印象や感じ方が180度変わった。


報われる、報われないの話では片付かない、単純に“可哀想”という言葉で終わらせられない、そんな“劇”だった。原稿書いているいまも思い出してちょっと辛い。

そんなフォンテーヌを代表するキャラクター・フリーナの等身大パネルが飾ってある。かわいい。確かに可愛いんだが、やっぱり魔人任務を見た後だと、ずっと複雑な気持ち。

始めはアルケーを切り替えると衣装が変わるのにテンションが上がったが、いまは考えるだけで脳が焼ける。
展覧会の甘雨といっしょにイベント振り返り

最後のエリアでは、これまでのイベントが振り替えられるコーナーが展示。展覧会のモチーフキャラクターである甘雨の等身大パネルもあり、現実よりないつもとは違った衣装にきゅんとする。

そして展覧会衣装の甘雨のコスプレをしたえなこさんが待っていた。きゅんとした。

X(旧Twitter:@enako_cos)
(筆者は高校生のころに、友達からかわいいコスプレイヤーが近くのイベントに来るから行こうと誘われ、えなこさんの写真を見せられてコスプレサミットというイベントに向かい、そこで初めてリアルえなこさんを見たが、写真ままのかわいさで、来てよかったと思い、それから数年後のいま、お仕事として数年ぶりにリアルえなこさんをみたが、変わらないかわいさがそこにはあった)
要約:かわいい

限定グッズも逃さないで!

余談が長くなってしまったが、最後のグッズエリアでは、展覧会衣装の甘雨グッズがあるほか、既存キャラクターの描き下ろしSDイラストのグッズなども販売されている。1商品ひとつまでという制限はあるも、あの『原神』だ。早めに売り切れることが予想されるので、ぜひとも予定があった旅人たちは向かってほしい。






展覧会詳細
- イベント:原神展~たびごころの赴くままに~
- 会場:Space Galleria 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-20-7 アニメイト池袋本店8F
- アクセス:池袋駅東口徒歩約5分 https://www.animate.co.jp/shop/ikebukuro/
- 開催期間:2024年7月19日(金)~8月19日(月)
- 開催時間:月~金 11:00~21:00 / 土・日・祝 10:00~20:00
- 注意事項:
- ※最終入場は閉場の30分前まで
- ※最終日8月19日は17時閉場(16時30分最終入場)
- ※状況により営業時間は変更になる場合がございます。
- ※入場は入れ替え制ではございません。
- ※運営状況については即時イベント公式HP及び公式X(旧Twitter)でご案内いたします。