
なお、ネタバレには極力配慮しているが、情報を入れないで冒険を楽しみたい方は、ここから先はご注意いただきたい。
また、フィールドとボス戦、武器それぞれに注目したプレイ動画も公開しているので、こちらも合わせてチェックしてほしい。

豊富な新武器種
本記事で紹介する“軽大剣”、“逆手剣”、“格闘”、“獣爪”、“調香瓶”、“投擲剣”に加え、左手に装備しても攻撃できる“刺突盾”と、刀の特大剣版のような“大刀”の8種が存在する。
軽大剣
攻撃モーションも流れるような剣技となっていて、まさに高貴な騎士をイメージできる武器種だ。

特筆すべきは、“レラーナの双剣”の戦技である“月と火の構え”だ。その名の通り構え系の戦技で、構えから通常攻撃で月の力による光波を連続で放てる。さらに強攻撃では回転しながら、炎の力で火柱を立てて範囲攻撃を仕掛けられるのだ。
剣からふたつの魔術を同時に扱えるのがなんともカッコよく、新たなる使い手が増えそうだ。


逆手剣
“逆手剣”にデフォルトで付属する戦技“死角の一撃”は、敵の攻撃を左右に搔い潜るようにステップしながら(移動方向は左右の入力で指定できる)、ガード不能の一撃をくり出すというもの。非常に使い勝手がよく、逆手剣の強みとなるだろう。

格闘
流れるように攻撃する、カンフーを思わせるモーションが特徴だ。強攻撃を溜めると、相手に“気”のようなものを打ち込めるのもポイント。
1発の威力はそこまで高くない印象だが、相手の体勢を崩す力は高い。両手持ちで二刀流状態となり、両手を使った攻撃をくり出せる。
格闘武器である“落葉格闘”にデフォルトで装着されている戦技が“発勁”。気を込めた掌底を打ち、気を爆発させる。威力がかなり高く、敵を吹き飛ばしてダウンさせるほど衝撃も大きい。ボタン長押しで威力と爆発範囲がアップするのも、扱いやすさにつながっている。
何より、この世界で拳法の達人になったような気分が味わえるのが楽しい!

獣爪
強攻撃では飛び掛かり攻撃を仕掛けられ、溜め押しすると飛び掛かる距離などがアップ。しかも付帯効果が“出血”なので、素早い連続攻撃で敵の出血を狙えるのが強み。両手持ちで二刀流状態となり、両手を使った攻撃をくり出せる。
武器“獣の爪”にデフォルトで装着されている戦技は“獣爪撃”で、敵に大きく飛び掛かってから、爪で怒涛の連続ひっかき攻撃をくり出す。荒々しい獣のような攻撃が味わえるのが、獣爪の醍醐味だろう。

調香瓶
調香瓶を振りまくことで、火花などを散らして攻撃できるのだが、攻撃範囲が横に広いため、単体の敵を攻撃するよりも複数の敵をまとめて攻撃することに向いている。
なかでも付帯効果を持つ調香瓶が強力で、状態異常を起こすことで立ち回りに変化をつけられる。個人的なオススメは、毒を振りまいて状態異常を狙える“猛毒の調香瓶”だ。

投擲剣
新武器種の“投擲剣”は、すべての攻撃が投擲攻撃になった剣。短剣をピュンピュン投げまくれる中距離武器だ。
両手持ちで二刀流になるが、投げた剣が敵にヒットする距離は短めで、遠距離攻撃には向いていない。おもに中距離で敵の攻撃を回避しながら、翻弄するように剣を投げることが基本的な戦術となる。ただし、戦技“貫通投擲”があればリーチがかなり長くなり、遠距離からの狙撃も可能だ。


“流紋の槍”は、ショートスピアなどと同じ槍種の武器だ。強攻撃で山なりに槍を投げられるのだが、ロックオンした敵に投げれば遠くからでもヒットする。霊馬に乗っているときにも投げられるため、戦術に組み込みやすい印象だ。


武器“流紋の円刃”は逆手剣種ながら、投擲武器の要素を掛け合わせた武器だ。円型の刃を強攻撃で投げることができ、二枚の刃を敵に投げつける。こちらも両手持ちで二刀流になる。投擲剣よりもリーチが長めで、威力も高い。ジャンプ中にも投げられることもあり、遠距離からチクチク攻撃するのに向いていた。通常の敵との戦いでは、かなり活躍してくれるだろう。
なお、ほかにも投擲できる武器はいくつか存在するので、その手で確かめてほしい。

新たな消費アイテムもふんだんに登場
攻撃をヒットさせるとルーンが得られる“祝祭脂”のような、ユニークなアイテムも揃っているようだ。投擲アイテムであるヒビ壷系のアイテムにも、より巨大な壷を投げられる“大火山壷”などが登場する。


既存の武器種にも新種が多数!
たとえば“大トカゲの大剣”は、基本はシンプルな大剣武器だが、強武器でトカゲが舌を飛ばす。性能としては投擲武器の大剣版といったイメージで、大剣ながら中距離攻撃が可能となっている。既存武器種とはいえ、新たな武器の性能は多彩で、使い慣れたものでも新鮮な立ち回りが楽しめるのだ。






新たな戦技、祈祷・魔術にも注目!
その中で、いくつか気になるものをピックアップしよう。
戦技“坩堝の諸相・翼”は、光の羽を生やして飛び上がり、突撃する技。ファンタジックな様相がカッコよく、装着できる武器種もそれなりに多い。



もう1度、謎と発見に満ちた冒険を
まず、DLCを始めてからすぐ、地図を手に入れるところまで進めた人は「あれ、影の地って思ったより狭いかも?」と思うかもしれない。しかし、その時点の地図で見えるのは、ごく一部。冒険を進めていくと、初期に訪れるのは影の地の中でも、ほんのひと握りだとわかるだろう。
個人的な印象では、リムグレイブは余裕で超えるくらいのボリュームに満ちたマップとなっていた。ちょっと想像以上というか。「いや、聞いていたより広いよ!?」と驚くことは間違いない。また、マップ上では横の広さしかわからないが、じつのところ上にも下にも広がる立体的なダンジョンがとても多く、ざっくりと探索しただけでは、そのボリュームは語れない。
冒険に関して言えば、基本的に本編と同じく“謎と発見”に満ちた楽しみが待っている。一部、本編では強いとされている行動や属性、技などを工夫して使う必要がある場面も。ある意味で「熟練の褪せ人に対する挑戦状なのか!?」と受け取ってみたが……本編とは異なる攻略方法で楽しんでほしいという“狙い”を感じたり。

また、登場人物の多くが“ミケラの足跡を追う”ことを目的としているため、彼らとともに冒険をしているという感覚が強かったのも新鮮だった。本編にはフロム・ソフトウェアらしい“奇妙”さを持つ場面も多々あったが、DLCはより上品なハイファンタジーで、まさに“神話”という印象を受けた。
最後に。「育成の準備を整えないとDLCは楽しめない」と思っている人がいるかもしれないが、レベル上げや武器強化アイテムを事前に準備する必要はとくになく、DLCエリアでだいぶ賄えるので、気軽に挑んでオーケーだ。ただし、“聖杯瓶”の強化だけは本編じゃないとどうしようもないので、そこだけは準備したほうがいいかも。
さあ、影の地で待つ新たな冒険の開幕まで、あと少しだ!

また、2024年6月20日(木)発売の週刊ファミ通2024年7月4日号(No.1854)では、『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』の発売記念特集をお届け。表紙はもちろん、“影の地”で始まる冒険に備えて基本情報を12ページでたっぷりと解説。さらに、ファミ通.comにて2024年5月3日から5月8日まで実施し、約1400人もの褪せ人たちが参加してくれたユーザーアンケートの結果も大公開している。
『ELDEN RING』本編の膨大なアイテム・会話・イラストをテーマ別に抜粋・要約して掲載したムック『The Overture of SHADOW OF THE ERDTREE ELDEN RING fan book』も、KADOKAWAより発売中だ。

【書名】The Overture of SHADOW OF THE ERDTREE ELDEN RING fan book
【発売日】6月17日(月)
【定価】2750円[税込]
【付録】B2ファブリックポスター





※イラストカードのサイズ:A6サイズ(約105mm×148mm)
※イラストカードの画像はイメージです。
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