
参加者の97.2%のプレイヤーからリリース後もプレイしたいという高い評価を得た、期待の新作だ。
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アン・ジュンソク
『ダークアンドダーカーモバイル』のプロデューサー兼ディレクターを務める。
――モバイル版制作の経緯を教えてください。
また、中世ファンタジーという世界観も、伝統のあるジャンルのひとつで、その要素をうまく生かしているのも本作の魅力です。
そこで、『PUBG』のモバイル版の制作で得た知見を活かし、ゲームがハードコアな内容であってもモバイルに適した内容にすることで、原作が持つ独自の魅力は残しつつ、より多くのユーザーに喜んでもらえるものが制作できると確信していました。
じつはPC版が発売されたとき、ブルーホールスタジオはすでに独自に同じジャンルのゲームを開発していました。そのときに得たノウハウと『ダークアンドダーカー』というIPの魅力を融合させることで、長所を伸ばしながら、大きな成功を収めることができると思いました。
――モバイル版に適した内容とは具体的にどのようなものでしょうか。
これは、没入感を与える要素であると同時に、プレイヤーが離脱してしまう要素でもあると考えています。そこで『ダークアンドダーカーモバイル』では、失った装備を再取得するできるようなシステムを追加しています。
また、モバイルの画面にあうよう、ダンジョンの内部を明るくし、視認性を改善しました。操作性もより直感的に遊べるようにし、より多くのユーザーが楽しめるように設計しました。
――モバイル版ならではの遊びかたの新要素などもあるのでしょうか。
また、PvPコンテンツであるアリーナやシーズンダンジョンなどを追加も予定しています。モバイル版を長く遊んでもらるようなコンテンツで、RPGジャンル的特性を強化していきたいと考えています。収集要素、競争と名誉、ほかのユーザーとのコミュニティーを通じていっしょにプレイする要素を強化していきたいと考えています。
――モバイル版では遊べるクラスが5個ですが、PC版などはより多くのクラスが存在します。PC版の要素を取り入れていく予定はあるのでしょうか。
おもに考えているのはゲームの見た目やフィール、ダンジョンで、クラスに関してはとくに意識しています。したがって、ウィザード、バード、ウォーロック、ドルイドなどのクラスも追加する予定です。
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フィードバックの中には「いっしょにプレイするのが楽しい」という意見も多くあり、3人パーティープレイに対する満足度は高かったと考えています。
じつは韓国でCBTを行うにあたり、このゲームの核となるコンテンツは対戦を中心としたPvPだと考えていたので、PvE専用である“討伐ダンジョン”を導入することについては、開発者の中でも議論がありました。しかし、このPvEコンテンツに対するユーザーの満足度が非常に高かったのが意外でした。
――では、ユーザーの意見を受けテスト後に改善した部分はありますか。
いっしょにプレイするのが楽しいという意見が多かったので、その部分は強化し、ギルドを基盤としたコミュニティーの拡張、ユーザーどうしがゲーム内で集まる場の追加をするつもりです。
クラスに関しては、レンジャーに対する意見が多く、改善のために努力しています。先ほど述べたように、ユーザーが余裕を持ってゲームをプレイしたいということが今回のテストで分かりましたので、PvE面のコンテンツを拡大もがんばっています。また、PC版と世界観や設定に矛盾がないようにするために、世界観や設定まわりを強化しています。
――日本で『ダークアンドダーカーモバイル』を正式リリース前にプレイできる機会はありますか?
今回遊んでいただいたテストビルドは操作が忙しく、ほかのモバイルゲームに比べて難しく感じられたかもしれません。今後準備するビルドでは、多くのユーザーにとって遊びやすく、操作が便利なゲームに改善していきたいと思っていますので、今後のテストで直接確認していただけると思います。
――本作のビジネスモデルはどのような方向で考えていますか。
収益化モデルに関して、私たちには“楽しい瞬間をさらに楽しくすること”というモットーがありますので、ほかのユーザーに見せるコスチュームや装備品を購入するといった仕組みで課金要素を入れることなどを考えています。
ちなみに本作ではダンジョン内でボスを倒した後、ボスが装着しているユニークな装備を入手したり作成したりできるので、コスチュームを集める遊びも広がっていくのではないでしょうか。
また、ダンジョン内での時間を短縮する部分にも課金要素を入れることを検討していますが、こちらも課金すればより便利になるという方向性で考えており、根幹のゲームのおもしろさに影響するものではないと考えています。それから、ペットと連携して何か便利になる、ということも考えています。
――ダンジョンにペットが入ることもあるのでしょうか。
――『PUBG MOBILE』 では、『ドラゴンボール』のような日本の有名なIPとコラボレーションを多くしています。日本でのプロモーションのためにコラボレーションを考えていますか?
――日本でのリリースを控え、日本のプレイヤーにメッセージをお願いします。
日本の皆さんが好きなものをゲームに忠実に反映し、コミュニケーションを取りながらゲームを発展させていく予定ですので、ぜひ期待してください。