第14回文化庁メディア芸術祭で『無限回廊光と影の箱』が優秀賞を受賞

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2011年2月1日には、都内にある東京ミッドタウン・ホールにて、“第14回文化庁メディア芸術祭”の贈呈式が行われた。

●新感覚のパズルゲームが優秀賞に

　2011 年2月2日～2月13日の期間、東京・六本木にある国立新美術館にて、文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会主催の“第14回文化庁メディア芸術祭”が開催される。これは、ゲームソフトや映像作品、Webサイト、アニメーション、マンガなど幅広い分野のメディア芸術を公募し、すぐれたメディア芸術作品を表彰、展示するというもの。

　開催を目前に控えた2011年2月1日、都内にある東京ミッドタウン・ホールにて、文化庁メディア芸術祭賞の贈呈式が行われた。今回は、48ヵ国から2645作品の応募が寄せられ、その中から4部門（アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ）の大賞と優秀賞、奨励賞を選出。贈呈式には、各作品の制作関係者が出席し、ステージで表彰された。ゲーム関連では、エンターテインメント部門でソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンのプレイステーション3向けPlayStation Move専用ソフト『無限回廊光と影の箱』が優秀賞を獲得。同作を手掛けた鈴田健氏、鈴木達也氏、そして原作者の藤木淳氏が登壇し、文部科学大臣の高木義明氏から表彰状を、エンターテインメント部門の審査委員主査を務めるゲームデザイナーの堀井雄二氏からトロフィーが授与された。

　この日は、贈呈式と合わせて国立新美術館にてプレス向けの内覧会も開催された。会場では、例年どおり各部門の受賞作品および推薦作品に選ばれた『ゴーストトリック』、『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2』、『ポケットモンスターブラック・ホワイト』、『メタルマックス3』、『100万トンのバラバラ』、『メタルギアソリッドピースウォーカー』、『New スーパーマリオブラザーズ Wii』、『影の塔』、『ノーモア★ヒーローズ2 デスパレート･ストラグル』、『Pixel Junk シューター』、『戦国BASARA3』、『ファイナルファンタジーXIII』、『龍が如く伝説を継ぐもの』、『ロストプラネット 2』なども展示されており、すべてプレイすることが可能だ。ほかにも、最先端の技術を駆使したアートや、見るだけではなく参加して楽しめる作品も多数展示されているので、興味のある人はぜひ足を運んでほしい。


▲優秀賞に選ばれた『無限回廊光と影の箱』のプレイも可能。	▲4畳ほどのバーチャルステージ上で身体を使って楽しめる『eスポーツグラウンド』。