いまプレイヤーがもっとも気になっていることを直撃
2015年4月30日に追加パッケージ第2弾『ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン』(以下、バージョン3)がリリースされた『DQX』。今回は、気になるバージョン3の開発秘話や、導入された新コンテンツに関する素朴な疑問を、プロデューサーの齊藤陽介氏とディレクターの齋藤力氏にまとめて訊いてみたっ!(インタビュー収録日:2015年5月14日)
バージョン3のリリースから約2週間! 開発陣の印象は!?
――待望のバージョン3がリリースされて2週間ほど経過したわけですが、開発者としての率直な感想を教えていただけますか?
齋藤力氏(以下、りっきー) ボクの場合はまだ落ち着いていなくて、「依然、アツいな!」という感じです。とはいえ、アップデートがこれまで通り、“お祭り”らしくなってよかったと思います。
齊藤陽介氏(以下、齊藤) ユーザーの皆さんの反応もけっこう両極端で、「あっという間にバージョン3.0の物語が終わっちゃったよ!」っていう方たちと、「やることがいっぱいあって、まだ物語を進めきれないよ!」っていう方たちが両方いて。その多様な感じは興味深いなと思いました。
――りっきーさんの仰っていた「アツさ」というものは、アクセス数などにも現れているのでしょうか?
りっきー そうですね。ゴールデンウィークを終えたあとの週末に、デイリーアクセス数でひとつの大台を超えることができました。
齊藤 ゴールデンウィークはニンテンドー3DS版のログイン数が伸びていたので、帰省中などにプレイしていた方が多かったのだと思います。そして、旅行や帰省で遊べていなかった方が、いよいよという感じでゴールデンウィーク明けにバージョン3をプレイし始めたので、そこが数字的に伸びたのではないかな、という印象です。あとは……達人のオーブシステムに使う宝珠集めをする人が増えて、そのおかげでフィールドに活気が戻ってきた点もよかったです(笑)。