『真・ガンダム無双』&『ガンダムブレイカー』イベント

 2013年9月19日~22日に開催された東京ゲームショウ2013。22日(日)、バンダイナムコゲームスブースで行われた『真・ガンダム無双』、『ガンダムブレイカー』スペシャルステージをリポートするぞ。
 ゲストには、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でシン・アスカを演じた鈴村健一、『機動戦士ガンダムOO』でグラハム・エーカーを演じた中村悠一のふたりが登場。『ガンダム』ゲームのプレイ歴についてふたりは、
鈴村「『ガンダム』ゲームは、昔からよくやっていました。『ギレンの野望』や『スパロボ』、『ジージェネ』などは、最初のころから遊んでましたね」
中村「『 ガンダムトゥルーオデッセイ』が、機体のカスタマイズ要素が楽しくてハマっていました」と語った。
 ふたりの紹介に続き、バンダイナムコゲームスの後藤能孝氏、小美野日出文(チャック小美野)氏、コーエーテクモゲームスの鯉沼久史氏を迎えて、『真・ガンダム無双』のコーナーへ。『真・ガンダム無双』は、2013年12月19日にプレイステーション3、プレイステーション Vitaで発売予定のタイトル。バンダイナムコゲームスとコーエーテクモゲームスが共同で開発している『ガンダム無双』シリーズの最新作となる。そんな『ガンダム無双』に関してゲストのふたりは、
鈴村「『機動戦士ガンダムSEED DETINY』のシンで出演させていただきました。『ガンダム』が『無双』になるのは、やはり衝撃的でしたね」
中村 「『機動戦士ガンダムOO』のグラハム・エーカーで出演しました。前回は追加機体としての参戦だったので、始めいなかったことに衝撃を受けました(笑)」とコメント。

中央が鈴村健一、右が中村悠一。
左から、バンダイナムコゲームスの小美野日出文(チャック小美野)氏、後藤能孝氏、コーエーテクモゲームスの鯉沼久史氏。

 そしてまずは、映像を見てからゲームの魅力を紹介。
後藤「オフィシャルモードが今回は復活しています。『ガンダム』、『Zガンダム』、『逆襲のシャア』、『SEED』、『SEED DESTINY』、『ガンダムUC』のシナリオが入っています。シリーズ最大級のボリュームになっています」
鯉沼「もうひとつの柱であるアルティメットモードドは、いろいろな『ガンダム』シリーズのクロスオーバーが楽しめます。自分好きな機体を強くしながら進めていってください。ちなみに、原作風のシナリオも一部仕込んでいますのでお楽しみに」とゲームモードについてコメント。また、
後藤「収録機体数ですが、100機以上と紹介していましたが、じつは120機以上になっています。ここ重要なので覚えておいてください(笑)」と機体数について新たな情報を述べた。

 続いて、会場でプレイできたものと同じ実機を用意。まずは、鈴村健一がビグ・ザムをプレイ。小美野氏は「ビグ・ザムは歩いたり、ジャンプしているだけでも、敵が倒せるんです。また、通常攻撃は蹴りですが、チャージ攻撃ではメガ粒子砲が出て、敵をなぎ払えます」と説明。ひと通りプレイしたあと、鈴村健一は「めっちゃおもろいですね。ビグ・ザムがサマーソルトするのがスゴイ。ストレス解消にいいですね」と感想を述べた。続いて、中村悠一が、ストライクガンダムをプレイ。ストライクガンダムは、チャージ攻撃1でエールストライク、チャージ攻撃2でソードストライク、チャージ攻撃3でランチャーストライク、バースト中はパーフェクトストライクに換装できるようになっている。中村悠一は、さまざまな形態に換装しつつ、華麗な戦いっぷりを披露した。
最後に開発陣が下記のコメントを残し、ステージは後半戦へ。
鯉沼「『ガンダム無双』シリーズは、PS33が最初に出たころに発売しました。それがこうして、PS4がまさに出んとするこのタイミングまでシリーズを続けることができました。本作は現行機の集大成ということで、内容を詰め込んでいます。いま最終調整していますが、12月19日に皆さんにお届けしますのでご期待ください」
後藤「集大成ということで、ゲームのボリュームも相当なものになっています。今後もさまざまな情報を公開していきますので、チェックしてください。また、今回はシリーズでは携帯機初となるPS Vita版も発売します。PS Vitaは新型もありますので、ぜひご購入ください」
小美野「PS3、PS Vitaのマルチプラットフォームです。大画面でやるもよし、みんなでワイワイやったりもよし。家でも外でも楽しんでください。」

鈴村健一はビグ・ザムでプレイ。圧倒的な爽快感に驚いていた。
中村悠一は、ストライクガンダムを。換装をうまく使い分けつつ戦っていた。

 続いて、2013年6月27日にはPS3版が発売され、2013年10月31日にPS Vita版が発売予定となっている『ガンダムブレイカー』を紹介。鈴村健一、中村悠一は引き続き登壇し、バンダイナムコゲームスの薄井宏太郎氏とクラフト&マイスターの福川大輔氏が登場。まずは、キラとシンの掛け合いが楽しめるPVを上映し、ゲームの内容の説明へ。
現在発売中のPS3版からの追加要素は、
・新規ガンプラ参戦
・新ルールを含む30ミッションを追加。
・PS3、PS Vitaのクロスプレイ、クロスセーブ対応
・アドホックモード対応
・ランナー出現率の調整。オプション装備の追加

鈴村健一、中村悠一は、引き続きイベントに登場
左がバンダイナムコゲームスの薄井宏太郎氏、右がクラフト&マイスターの福川大輔氏。
新要素の数々。なお、これらの要素はプレイステーション3版も無償アップデートされる。

 続いて、実機によるプレイへ。事前にふたりはオリジナルの機体を作っていて、鈴村健一はカラーを赤色にしたデスティニーガンダム、中村悠一は
ウイングガンダムをベースにした機体。中村悠一は、新アニメ『ガンダムビルドファイターズ』でキャラクターを演じており、その人物がウイングガンダムをベースにした機体を使っているので、似せたものにしたとのこと。ふたりは、新ルールのミッションをプレイ。敵味方に戦力ゲージがあり、相手を倒すと相手勢力の戦力ゲージが減っていく。先に相手の戦力ゲージをゼロにすれば勝ちとなる。だが、鈴村健一、中村悠一ともに善戦するが、敵が強くミッションは惜しくも失敗に終わった。なお、現在PS3版の『ガンダムブレイカー』では、機体をGPGに投稿することで、『ガンダムビルドファイターズ』とのコラボ企画にエントリーができる。自分の作った機体がアニメに登場するチャンスだ。応募は9月24日の正午まで受け付けているので、ぜひ応募してみよう。
と。」

鈴村健一の機体。ディスティニーガンダムを赤色のカラーリングに。
中村悠一の機体。ウイングガンダムをベースに、カスタマイズ。
新たなミッションに挑むが、敵は相当手ごわかったため、惜しくも失敗に。
PS Vitaの本体同梱版も発売される。
中村悠一が『ガンダムビルドファイターズ』で演じるキャラクター。イタリア出身らしいが……!?