フォルトナの魔術師(Xbox Series X)のレビュー・評価・感想情報
探索や戦闘、そして剣と魔法の世界と、スーパー ファミコン時代の2DRPGが持つ空気感を、難度 設定やブーストアイテムで手軽かつ濃密に味わえ る。だからこそ、バトルの核となる、戦闘中に新 たな魔術やスキルを閃くロマンシングな“天啓”シ ステムが、サクサクプレイを後押しするオートバ トル時にも発動してほしかった。時短設 定なしでプレイするには地味な演出を、ク ラシックと感じて楽しめるなら。
週刊ファミ通1939号より
オープニングからして会話の展開などに唐突さが あり、細かな描写や演出もカットされているかの ようなイベントシーンは、少々違和感を覚える。 でも、そのぶん物語はすいすい進行。ダンジョン もコンパクトで、流れるようにプレイを続けてし まう。“天啓”によって戦闘中に新たなスキルを習 得するのは、うれしくなる瞬間。“魔石” を使って天啓を得やすくする仕組みも、 ちょっとしたアクセントに。
週刊ファミ通1939号より
“ケムコRPG”は、もはやひとつのジャンルです。 価格的にもボリューム的にも気軽に遊べて、レト ロな見た目とスマホアプリ由来の快適さが合体。 この枠を確立・成立させていること自体がナイスで す。さらに、このタイトルは遊びやすく、それぞ れシリアスな運命を背負ったり事情を抱えるキャ ラへの感情移入もしやすかった。セリフも 表情もあっさりめですが、そこに想像のほ どよい余地が生まれています。
週刊ファミ通1939号より
会話内容やフィールド構造に、ムダというか“遊 び”が少なく、状況がテンポよく進みます。戦闘関 連のシステムもシンプル。対ボス戦も、キャラ固 有の強力な必殺技をブッ放していれば、何とかな ります(ある程度のレベリングは必要ですが)。UI 構成はオーソドックスながら、キー入力の反応が ワンテンポ遅い印象。せっかちな人ほど、 思っていたのと違う挙動の数々に、小さ なストレスが溜まりそう。
週刊ファミ通1939号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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