inKONBINI: One Store. Many Stories(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
昔、地方にあったローカルコンビニのような店舗 の雰囲気がリアル。仕入れから陳列、接客までワ ンオペで行うが、ゲーム進行はまったりで、自分 のペースで深夜のコンビニが持つあの独特な空気 を味わいながら物語を楽しむ作り。一方、物語が 市井の人たちの日常を描いたものだからこそ、ポ スターの価格表記、見慣れないお金、日 本語の持つニュアンスなど、“日本じゃな い”部分が気になってしまう。
週刊ファミ通1951号より
コンビニを舞台に描かれるストーリーにほっこり。 来店するお客さんや電話越しの叔母さんとの会話 を中心に展開するドラマは、短めながらも楽しめ ます。ちょっと懐かしい日本風の世界ではあるけ れども、商品に書かれている文字や、使われてい るお金の種類は日本のものではなく、違和感が拭 えない部分も。まったりマイペースにプ レイできるのはいいものの、やり応えや ボリュームは、少々物足りない。
週刊ファミ通1951号より
経営シムかと思いきや、物語を体験する作品でし た。店を訪れるお客さんと空気を共有し、穏やか にエピソードを紡ぐ、『コーヒートーク』にも似た 味わい。店員としての仕事は作品世界になじみ、 そこで時間を過ごすための手続きのよう。急かさ れず、不思議なことも受け入れやすい“夜勤”とい う設定は妙案です。移動や品出しなどの操 作がスムーズにいかず、現実に引き戻され る瞬間があるのは惜しい点。
週刊ファミ通1951号より
すべてを完璧にこなさなくても物語は動くことを、 深夜コンビニ店員の視点で経験できます。商品の 出し入れやバーコード読み取りといった作業に没 頭し、ふと外に目をやると白む空……といった、 美しい瞬間に立ち会えるのが魅力です。インタラ クト対象が密集している場面での微調整の煩わし さは、業務(?)の範囲内。商品に書かれ た文字の“異世界感”は、人によっては特 大なノイズになる可能性あり。
週刊ファミ通1951号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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