零 ~紅い蝶~ REMAKE(Windows)のレビュー・評価・感想情報
リメイクなのでわかっているはずだけど……怖い。 廃村が持つ雰囲気と、探索時に見つかる惨事の痕 跡と挿入される映像、そして何より耽美な姉妹と いう、原作が持つ美しさと恐怖、光と影のバラン スが研ぎ澄まされた感じ。そこに繭と手をつなぐ 要素が世界への没入感を、“射影機”の新機能が戦 闘の手応えをさらに高める。暴力的な恐怖 ではなく、少しずつ浸食されるジャパニー ズホラーな世界を味わえます。
週刊ファミ通1941号より
美しいグラフィックでよみがえる『紅い蝶』の物語 は、没入感が格段に上昇。和風ホラーのじっとり とした空気感を存分に味わえる。追加エンディン グなどの新要素もあり、新鮮な気持ちでプレイで きます。姉の繭と手をつなぐアクションが追加さ れたのもナイス。難易度の選択はできるものの、 敵が強化される“羽化”や敵の出現頻度な ど、面倒に感じるところもあって、バラン ス面はちょっと気になる部分も。
週刊ファミ通1941号より
カメラで怨霊と戦う仕組みや、日本の怖い話を連 想させる舞台や物語といった、いまもハッとさせ られるシリーズのアイデンティティーが堂々と貫 かれています。怨霊の数的にも強さ的にも、戦闘 に時間がかかって停滞感が生まれたりもしますが、 にじり寄る相手を前にフィルムを換えたりシャッ ターチャンスを待ったりの駆け引きがなん ともスリリング。儚げな姉を守ろうとする 妹が健気で、ふたりの絆が尊い。
週刊ファミ通1941号より
屋内など視界が狭い場面の閉塞感と、いきなり霊 が目の前に出現! みたいな驚かせ要素の組み合 わせは抜群。これぞ、ホラーものの醍醐味です。 敵は手ごわいぶんにはいいのですが、攻防両面で “どうしようもできない時間”が長く、被ダメージ 時は、恐怖よりも不当感が勝ります。道中でガン ガン能力強化できるわけでもないので、 忍耐力か、アクションゲームを攻略する ストイックな姿勢が必要です。
週刊ファミ通1941号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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