The Outer Worlds 2(Windows)のレビュー・評価・感想情報
惑星が舞台のシューティング系バトル&探索は、 テキストアドベンチャーのような会話の量と分岐 の数の膨大なテキスト量に圧倒。まさに、自分だ けの役割を持って任務に臨むという“ロールプレイ” を演じられる。饒舌な会話は、世界に深みを与え る一方で、敵との戦闘で興奮した身体を、よくも 悪くもクールダウンさせる面も。戦闘が “ヒャッハー”寄りだからこそ、温まった身 体そのままで暴れたかったかな。
週刊ファミ通1923号より
会話や戦闘のほか、ドアの開けかたといった細か なことまで、主人公の能力に応じた多種多様なア プローチを選択できる構造は健在で、作品世界に 入り込んでのロールプレイが楽しい。頼りになる コンパニオンたちは、より人間味や魅力が感じら れるようになった。アイテムの重量の要素がなく なったおかげで、探索をストレスなく行 えるのも好印象。ボリューミーな会話も すごいけど、少々難解な部分も。
週刊ファミ通1923号より
なにかとわかりにくい導入を乗り越えた先には、独 特な倫理観がぶつかり合うおかしな世界での自由 な冒険が! アクの強い人々と会話しまくることで 可能性が広がり、セリフ選びが展開を方向付ける 感触。どんな感情での発言か、翻訳のおかげで想 像しやすかったです。しかし、なぜ過剰に過激な 態度がイチイチ選択肢に挙がるのか(笑)。 キャラの性格・特性によって行動オプショ ンが変わるのもおもしろい。
週刊ファミ通1923号より
信念に基づいた決断、能力及ばずの妥協策、偶発 的を問わず、起きてしまった状況に対処し続ける ことを強制されるゲームプレイの清々しさ。敵対 キャラの立ち振る舞いの抜け目なさは、単に高難 度というより、戦闘以外の行動選択肢の価値を高 めています。寄り道要素も豊富で、疑似世界で生 き抜く実感を味わえます。とは言え、断片 的に入手できるテキストの情報量は、フレ ーバーの域を超えている気が。
週刊ファミ通1923号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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