シャドウ・オブ・ザ・ダムド: ヘラ リマスタード(Xbox Series X)のレビュー・評価・感想情報
デザインや配役も含めて強烈なキャラクターたちが織りなす物語が魅力。万人向けではないけれど、古典ホラーなノリが好きな人には興奮間違いなし。軽い謎解き要素もある光と闇を利用するギミックはいまなお独特で、血みどろ爽快バトルの中でいいアクセント。“強くてニューゲーム”などの追加はシンプルにうれしかったですね。ただ、リトライ時にすべて巻き戻るので場面によっては少し面倒でした。
週刊ファミ通1872号より
美しく滑らかになった映像でのリメイクがうれしい。エログロな成分多めで、須田剛一氏のセンスと遊び心が込められた作風は、好きな人にはたまらないかと。“強くてニューゲーム”の実装もいいね。近年のゲームに比べると、プレイフィールやスムーズではない部分のあるカメラの動きなどにちょっと古さを感じるけど、敵を撃ちまくるのは爽快で、ヘッドショットを決めたときの演出は、とくに快感。
週刊ファミ通1872号より
光と影を利用する、パズル要素の強いステージやボス戦はいまプレイしてもやり応えがあります。リマスター作品だけれども、欲を言えばムービースキップ機能など快適さに関わる部分は改善してほしかったな。また、曲やボスの造形がイイだけに、ギャラリーなどで鑑賞できたら、とも。“強くてニューゲーム”は早送り演出があったり、武器の強化度合いなどを引き継げるのがいいね。追加衣装も奇抜です。
週刊ファミ通1872号より
魅力のひとつはブラックジョークや下ネタなども盛り込まれた、独特のパンク&ホラーな世界観。オリジナル版は13年も前の作品なので、多少なりとも時代を感じさせる部分もあるけれど、キャラどうしの軽快な会話やゲーム展開のテンポのよさで、グイグイ引き込まれる。光と闇をコントロールしながら戦う仕掛けをはじめ、各所にさまざまな“遊び”が盛り込まれ、プレイヤーを飽きさせない作りもいい。
週刊ファミ通1872号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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