ファミコン世代の自分は、収録ゲームに懐かしさを感じつつ、Sランクを目指すタイムアタックに当時と異なる手応えを満喫。150以上の収録競技はサクッと遊べるものを中心に、長めなものもあり、バッジなどの収集要素とともに、シンプルなゲームプレイに変化をもたらす。オンライン大会は、レイコンマレイ秒の世界で各種順位を競う戦いだけでなく、世界1位のプレイを観たときの“驚き”も魅力です。

週刊ファミ通1861号より

ファミコンの各タイトルのいち場面を切り取って、タイムアタックやほかのプレイヤーとの競争など、短時間で終わる種目に挑むルールに自然と何回もプレイしたくなります。各作品をもっと長く遊びたい欲求も出てくるけど、趣を変えて多彩な種目を提供してくれることに感心。みんなで集まりマルチプレイで遊べば爆笑必至の盛り上がりに。ミスしたときは少し前に巻き戻されて再開されるのも、いい仕様。

週刊ファミ通1861号より

世界大会……というよりは、その場で思い付いたルールでのお茶の間大会を思い起こさせる様相にほっこり。実際、こんなふうに友だちと遊んだというファミコン世代も少なくないのでは。基本的にタイムアタックのみなので、ハマるかどうかはプレイヤー次第ですが、いろいろなレトロゲームをつまみ食いできる構成が、みんなを笑顔に。オンラインでの競技要素は、直接対決するわけではないので気楽です。

週刊ファミ通1861号より

ファミコンのリアルタイム世代は手癖の延長で、非リアルタイム世代もお手本やリプレイを手掛かりに、タイム短縮に熱くなれます。記録のアップロード時に通信エラーが発生しても、記録が無効にならない点は、地味にうれしいですね。種目の解放と、好成績（A以上）の獲得目的だけでも十分満足できますが、不慣れなプレイヤーどうしのローカルマルチプレイの奮闘ぶりを後方腕組みで眺めるのも、おつなものです。

週刊ファミ通1861号より