なつもん! 20世紀の夏休み(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
どこでも自由によじ登れるようになっていてビックリ。とにかく高い場所を目指した子どものころを思い出しましたね。カメラを自由に動かせるおかげか、世界がより広大に感じられ、とてつもない開放感。隅から隅まで町を探検したくなったし、郷愁を覚えるエピソードも満載で人がいれば話しかけたくなる。定番のものから目新しいものまで大小多彩なチャレンジがあり、遊びやすい点も気に入りました。
週刊ファミ通1808号より
ノスタルジックなムードが心地よく、童心に帰って3Dのオープンワールドを自由に探険するのは心が弾む。壁面を登るクライミング要素があるのも特徴で、ステッカーを集めてスタミナが増えると行動範囲が広がるのも楽しい。小さな達成感が積み重なる昆虫採集や魚釣りは夢中になれるし、ちょっと不思議な体験をする物語もいい感じ。時間の進む速さを設定で変更できるのはありがたい。
週刊ファミ通1808号より
3Dオープンワールドにアップデートされ、冒険味を増した令和の『ぼくなつ』といった感ですが、ノスタルジックな田舎町の夏、その空気や匂いまでも感じられそうな表現はさすが。人々の仕草も細やかで、個性を表しているのもイイ。虫捕りや魚釣りなど身近な遊びだけでなく、近所の子らと探偵団の活動をしたり、サーカスの興行、不思議な女の子との交流などがいいアクセントになり、飽きさせません。
週刊ファミ通1808号より
『ぼくのなつやすみ』の精神的続編とも言える内容。同作と比べてアクション性が高くなり、より冒険感や探索の楽しさが増した印象。特筆すべきは、臨場感溢れる各種演出。グラフィック、効果音、会話などを含め、リアリティーのある作りが高い没入感を醸し出している。ローディングはほぼなく快適で、テンポのよさも。“時間の流れ”をいつでも切り換えられるのも便利。各種UIもよく、遊びやすいです。
週刊ファミ通1808号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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