Rise of the Ronin(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
物語は幕末好きなら胸熱間違いなし。ジャンルの定番コンテンツを幅広く取り揃えつつ、どの勢力に肩入れするかで因縁や物語が変化するといった幕末ムードを高める仕掛けもあり、すこぶる満足。アクション面やトレハン要素、オンラインを使った遊びなどはこれまでの集大成という感じでとくによかった。歴史上の偉人たちと兵刃を交えたり徒党を組んだり、絵面のインパクトもあって楽しすぎる。
週刊ファミ通1842号より
幕末を舞台にしたオープンワールドで、自分なりの選択をして物語を進めていく体験は、没入して楽しめます。歴史上の重要人物と出会い、関係を深めたり、もしくは敵対したりといった決断ができるのも好奇心を刺激するポイント。緊張感が漂うバトルは、“死にゲー”風の印象も受けるけど、回復はわりと気軽に行えるほか、難易度の選択もでき、幅広いプレイヤーが遊びやすい仕上がりになっている。
週刊ファミ通1842号より
江戸と西洋の文化が入り混じる街並みや、フォトリアルなのに浮世絵のような風景が美しく、探索も心弾みます。名所や、悪の根城への潜入にさまざまな手段があるのもイイ。歴史上の人物と交流したり、共闘する際には操作を切り換えられるのも魅力です。パリィを軸にした剣戟も緊張感アリ。物語は劇的かつ、倒幕か佐幕か、自分の身の振りかたを決める選択肢もあって悩ましいけれど、それも楽しいね。
週刊ファミ通1842号より
さまざまなゲームジャンルの仕掛けやシステムなどをこれでもかと詰め込んだような多彩な作り。バトルは戦況に応じて幅広い攻防が楽しめ、同時にハクスラっぽさがあったりソウルライクっぽさがあったりと奥深い。多少の煩雑さと一部粗削りな面も見受けられるが、幕末期を舞台にしたオープンワールドを探索するだけでも十分に楽しい。難易度を下げればアクションが苦手でも楽しめる敷居の低さも◎。
週刊ファミ通1842号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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