合戦がシンプルな表現になっているなど戦略に特化したシステムがユニーク。小難しそうに見えますが案外プレイしやすく、子孫繁栄に務めつつ領地を増やしていくのがおもしろいです。指示を出す際に何が必要でどういう結果が得られるかわかりやすい点もいい感じ。ただ、画面レイアウトにムダなスペースがあるなど気になる点が多々あるのが残念。顔画像が“NO PHOTO”な武将が多いのも味気ないな。

週刊ファミ通1728号より

昔ながらの国盗りシミュレーションで、内政、外交、合戦などを行い、自国の領土を広げる流れは、この手のゲームを遊んだことがある人ならすぐに理解でき、安定したおもしろさを味わえる。子孫繁栄によって武将の能力を継承させた新たなキャラを誕生させられるのも、いい仕掛け。一方、演出面は簡素で、全体的にだいぶシンプルな印象。価格がもう少しお手ごろだったら、ぜんぜんありなのだが……。

週刊ファミ通1728号より

愚民化というドキッとするタイトルですが、いわば民の忠誠心を高める内政の一環で、ちょっと安心しました。一方で、国力充実をのんびりとは待てない熾烈な国の盗り合いにヒヤヒヤ。軍の配備、同盟などの采配が難しくもあり、おもしろいですね。合戦はテキストでサクサク進みますが、陣形や攻城戦などでドラマチックな展開もあり。家臣の子孫に能力を継がせて優秀な武将を増やすのもロマンですね。

週刊ファミ通1728号より

国盗りタイプのシミュレーションとしては非常にテンポがよく、遊びかたさえ理解してしまえば軽快に楽しめる。ただ各種パラメーターなど覚えなければならないことが多いわりに、それをわかりやすく伝えきれていない印象も。また、縦書きの英単語を横にした認識しにくいボタンも含め、ところどころUIの使いにくさも目立つ。より丁寧なユーザー誘導と視認性の高さがあれば、さらに遊びやすかったかも。

週刊ファミ通1728号より