モナムール(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
一見さんを待つ死の洗礼。そしてその後も、脇見や油断など、一瞬の気の緩みさえも即ゲームオーバーに直結する圧倒的な死にゲー感! その難しさを維持しつつ、1ステージのプレイ時間やインフレ点数システム、シュールな世界観、そして耳に残る音楽などで、ゲーム的楽しさを味付け。コツをつかむとジワジワきます。ただ、ルールを体で覚えるスタイルは、ステージ中盤以降になるとキツいなとも。
週刊ファミ通1718号より
ワンボタンの操作で、画面の左端から右端にいるキャラのところまで飛んでいく単純明快な内容だけど、障害物にぶつからないようにするために浮力を調整し続けるのはハラハラドキドキ。1ステージの短さとクセになるBGMも、くり返し挑みたくなる中毒性を生みます。国民を助ける要素やスコアを稼ぐための仕組みも凝っている。一方、気の抜けない状況が継続するので、プレイ感はけっこうシビア。
週刊ファミ通1718号より
なんじゃこりゃ。なんであれ、笑って受け入れられる価格と作品性! ホワッとしたビジュアルと、こそばゆいスキャットが、ハッピーな時間を提供してくれます。ボタンひとつで困難をくぐり抜け、愛を勝ち取る奥深さに熱中できるかどうかはプレイヤー次第。おかしなヒロインたちとの出会い、主人公の動きによる背景の変化やハイスコアへの挑戦など、シンプルな中にもいろいろな楽しみが見つかります。
週刊ファミ通1718号より
“愛したい・愛されたい願望”がどストレートに表現されたゲーム世界に波長が合えば、唐突なギミックの数々も、気を惹くための茶目っ気に思えるはず。ボタンを叩き続けるシンプルなゲーム性と見せかけて、遊ぶごとに攻略法が見えてくる作りがいいですね。ちょっとのミスで天と地ほどの差が出るスコアシステムを採用しているだけに、リスタート関連の操作がよりスムーズにできるとよかったかなと。
週刊ファミ通1718号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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