連続攻撃を叩き込んだりほうきで空を飛んだりするなど、アクションが多彩で動かしていて楽しいですね。ギミック満載のステージは探索のやり甲斐があるし、ボス戦も燃えられます。ただ、PC版より拡大気味の画面になっているせいか、カットシーンでのキャラの解像度の低さが気になる。画面を動かす機能もなくなり、ステージの先を見渡せないため、穴などに落ちやすいのはちょっと不便かも。

週刊ファミ通1696号より

シンプルめの2Dアクションながら、軽快な動きと魔女らしいアクションを使ってステージを進むのは楽しめる。ほうきで飛行する動作も気持ちいい。一方で、キャラのぎこちないアニメーションや、わかりにくい当たり判定などは気になる。下が見えない状況で飛び降りた先に即死トラップがあるような納得しづらい残機の失いかたで、ステージの最初からやり直しになったりするのにもげんなり。

週刊ファミ通1696号より

キャラクターたちのドールっぽい動きは人形劇のようだし、BGMも多彩で雰囲気があります。ほうきを使ったアクションは魔女ならでは。動きもスピーディーでサクサク進みますが、ステージは初見殺しな部分もあったりと、序盤からちょっとイジワルな構成という印象。出会った人々にHPを捧げる場面がある一方、回復手段は豊富ではないので、オートセーブ時の状況によってはジリ貧になりがちかな。

週刊ファミ通1696号より

手触りは非常に軽快。2段ジャンプやスライディング、溜め攻撃、ほうきによる飛行などアクションは多彩で、サクサクと遊べる心地よさがある。ただダークメルヘンの世界観は魅力的ではあるけれど、横スクロールアクションとしてはオーソドックスで目新しさは薄い印象も。欲を言えば、画面外の足場が確認できず落ちてやられることも多いので、任意で画面をスクロールできればより遊びやすかった。

週刊ファミ通1696号より