奇々怪界 黒マントの謎(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
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8

前作へのリスペクト溢れるステージに懐かしさを感じていたら、いつの間にか戦いは壮大な展開へ。ストーリー性を強固に押し出した戦いは、敵の攻撃の激しさもスケールアップ。ステージごとに異なる仕掛けが待っており、飽きさせぬ展開にドキドキ。『奇々怪界』のベースはそのままで、新たな脅威に挑む正統派続編の戦いが楽しめます。多めのリスタートポイントで、難度の高さはそれほど気にならず。

週刊ファミ通1741号より

ジゴロ☆芦田
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8

懐かしのシリーズの続編が遊べるのが、まずうれしい。緻密なドット絵で描かれるキャラやステージがじつに魅力的で、スーパーファミコン風のテイストを残したままなのもいいね。アクションシューティングとしての手触りも良好で、高めの難度が挑戦意欲を掻き立ててくれます。新たに追加された操作キャラたちは、性能の違いによって、それぞれのキャラでプレイ感が変わってくるのが楽しい。

週刊ファミ通1741号より

くしだナム子
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8

カワイイ見た目にだまされないで(笑)。いやー、この手触りのアクションは久々! 敵の動きはいやらしいし、攻撃を食らうとパワーダウンするし、せっかく出したアイテムやコインはすぐに消えるし。スーパーファミコン時代を体験したり、懐かしんだりするのにいいツールです。ステージごとに異なるキャラを操作し、固有の技を使えるのがいいアクセントに。スーファミカセットと思えば、価格にも納得。

週刊ファミ通1741号より

戸塚伎一
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6

ショットと近接攻撃の使い分けで堅実に攻略するゲーム性ではあるものの、自キャラの方向転換の遅さ、非ダメージ直後の無敵時間の短さ、激しいエフェクトによる衝突判定のわかりにくさなどにより、かなり高難度に。初心者救済措置も実質、無限コンティニューの解放のみで、上達したい意欲がスポイルされます。前作の対応ハードのテイストが活かされたグラフィックやBGMが秀逸なだけに、もったいなさを感じます。

週刊ファミ通1741号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.5

スーパーファミコンで1992年に発売された『奇々怪界 謎の黒マント』のスタッフによる完全新作。倒したはずの黒マントを追い、多彩なアイテムを利用しながら敵を蹴散らす。

発売日
2022年4月21日
価格
3,800 円+税
ジャンル
アクションシューティング
メーカー
NAパブリッシング
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