Break ArtsII(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
ロボットでレースメインというスタイルが新鮮。サイバー的なコース、スピード感溢れるレース、ナレーションと、雰囲気抜群。ライバルを攻撃でジャマするスタイルも、ロボットだからこその熱さがある。自機のカスタマイズは、性能とともに自分だけの見た目をトコトン追求できるエディット寄りな作りがすてき。だからこそ、いっしょに走るライバル機の視認性がより高ければ、対戦もさらに盛り上がれたかな。
週刊ファミ通1722号より
ロボットに乗り、ライバルと攻撃しあいながらレースを行うのが独特でありつつ、前進や攻撃が半自動的に行われ、簡単操作で遊べるのが○。カスタマイズで自分だけのマシンを作れるのが醍醐味で、パーツを付けられる場所など、自由度の高さはなかなか。性能度外視で見た目にこだわって作るのも楽しい。レース中のライバルの姿がアイコンで表示されるのは、わかりにくさと味気なさを感じてしまう。
週刊ファミ通1722号より
作った機体の動きをレースでテストできる、ロボットのカスタマイズツールととらえるとしっくりきます。どうイジっても見た目よく仕上がる、自分だけのメカデザインに熱中。イチから作れる自由度の高さと、改造オーケーのプリセットモデルが用意された敷居の低さ、両方あってありがたい。レースは敵機が記号的に表現されるため実感が湧きにくいですが、光と色の洪水の中を猛スピードで疾走するのは刺激的。
週刊ファミ通1722号より
ジョイントパーツを基点にロボ(スリム系素体)の造形をデコる楽しさは、使用パーツが限られた序盤でも十分に味わえます。それ以外の要素……各パーツの集合体としてのマシン性能や、レース中に起こっていること全般が把握しにくく、“なぜか勝利(大敗)”を延々とくり返すことに。オーバーライド(一定時間リミッター解除)状態の疾走感が秀逸なだけに、通常操作時のままならなさが余計に印象に残ります。
週刊ファミ通1722号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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