バイオハザード RE:3(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
手触りは思いのほかオリジナル版に近いものがあり、懐かしさを感じつつも新鮮という不思議な感覚。面倒な謎解きは現代風に刷新され、便利なマップとナビのおかげで、些事にわずらわされることなく遊べます。特典はレコード達成のポイントで交換するシステムで、やりこみに挑戦してみたくなる作りなのがよかった。単品でも十分なのに、「レジスタンス」も収録されていて、満足度は高いです。
週刊ファミ通1636号より
「バイオハザード RE:2」と同様に、非常に質の高いリメイクで、懐かしさとともに新たな驚きも味わえることにワクワク。しぶとくて厄介なゾンビに加えて、いつ現れるかわからないネメシスの存在に戦々恐々としながらも、探索に思わず没頭してしまう。ステップやタックルからくり出すカウンターの爽快さもグッドです。「バイオハザード レジスタンス」の特殊な形式の対戦はくり返し遊びたくなる。
週刊ファミ通1636号より
シネマティックな演出が絶妙に織り込まれていて、怖さだけでなく衝撃や興奮を覚えます。追跡者はさらに執拗さを増していますが、「バイオ3」ならではの緊急回避を駆使しながら渡り合うのは燃えるね。「RE:2」とのつながりを感じるほか、補足されたところもあり、細かい部分も丁寧に作られている印象。クリアー後のボーナスアイテムは、周回プレイに役立つものから最強武器まであり、獲得の楽しみも。
週刊ファミ通1636号より
ただグラフィックを昇華させただけでなく、今の時代に合わせたゲーム性にリメイク。懐かしさの中に目新しさもあり、当時遊んだ人はもちろん、初めて遊ぶ人も楽しめる完成度。シームレスな探索は快適で、数少ない物資を上手にやりくりしながら戦略を練るのは、ほどよい緊張感あり。「レジスタンス」は、攻防の読み合いの妙が楽しく、追う側と逃げる側の両方で多彩な立ち回りが味わえる懐の広さが魅力。
週刊ファミ通1636号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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