ルイージマンション3(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
舞台となるオバケホテルの、各フロアの作り込みがスゴイ。「えっ、ここが動くの! 入れるの!?」という驚きと、部屋中のあらゆる小物を吸い込む楽しさで、ついつい寄り道ばかり。お金集めと宝石探しに熱中して、マリオたちを助けるのを後回しにしてしまいがちに……。隠し要素が多いから、ワイワイしゃべりながら探索できる、おすそわけプレイとの相性もバッチリ。敵オバケたちもユニークでいいね。
週刊ファミ通1612号より
コミカルなホラーテイストと、意外と頭を使わされる謎解きやオバケの捕獲といった、シリーズの特徴はしっかり健在。新アクションの“スラム”は痛快で、オバケとの攻防にメリハリが生まれて○。“グーイージ”と操作を切り換えて仕掛けを解く要素もナイス。ボスの倒しかたもそうだけど、よく観察したり、ひらめきが必要となるところがおもしろさのうちなのだけど、ちょっと難しく感じる人もいるかな。
週刊ファミ通1612号より
扉を開けるたびにドキッ。コミカルなホラーハウスにハロウィン気分も盛り上がる~。探索を進めるうちにオバケ捕獲機能が追加され、多彩なアクションがくり出せるようになって飽きません。いつもの『ルイージマンション』というのが正直な感想ではありますが、ハードに合わせたナチュラルなアップデートはさすが。シリーズの持ち味であるユニークさはそのままに、古さを感じさせない仕上がりです。
週刊ファミ通1612号より
“手続きを踏んでいく律義な喜び”に特化したアクションゲームとしての方向性は、シリーズ過去作と同様。バキュームで吸い込めるものの質や量が向上しているぶん、爽快感は増しています。ゲームテンポ自体はゆったりしているので、それを独特のユーモアセンスとともに楽しめる人であれば、贅沢な時間を過ごせるでしょう。多人数プレイが前提となるミニゲームは、ほどよい座興としても利用できます。
週刊ファミ通1612号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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