パーティBINGO(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
500円[税込]という低価格と、4種類のルールで遊べるところがポイント。いちばんアツくなれるのが“早押しビンゴ”だが、制限時間がタイトすぎて、反射神経重視の早押しゲームと化しているのは気になった。オプションで制限時間の変更や、プレイヤーの代わりとなるコンピューターの難易度を設定可能だとよかった。マルチプレイで、向かい合った状態で遊べる“平置きモード”が用意されているのはいいね。
週刊ファミ通1531号より
通常のビンゴのほかに、早押しで数字を取り合ったり、パズルのように並んでいる数字をスライドさせるなど、タイプの異なる複数のルールがあるのはいい。だが、演出が簡素で進行もあっさりしており、気分はもうひとつ盛り上がらず。ゲームを必ず4人で行い、プレイヤーが足りない場合はコンピューターを入れる必要があるのも融通が利かないところ。コンピューターの強さが選択可能だとよかった。
週刊ファミ通1531号より
アーケードのビンゴ機にハマっている私にとって、この題材がゲーム化されたこと自体がうれしい。誰もが知るルールで意外な遊びかたを提案している点は、パーティーゲームとして優秀。でも、音や画面上の演出が乏しく、リーチ時などの興奮が高まりにくいのは残念。自分のカードへの集中を求められるゲーム性で、数字が読み上げられたり、ほかのプレイヤーのリーチが告知されたりするとよかったな。
週刊ファミ通1531号より
麻雀的な、何を捨てるかの駆け引きが楽しめる“ビンじゃん”や、パズル要素を加えた“ローテーションビンゴ”は戦略性が高く、“ベーシックビンゴ”以外は、ワイワイ遊ぶというよりも集中して挑む感じ。制限時間の設定や、本体をテーブルに置いて遊ぶ“平置きモード”、順番を振動で教える機能など、みんなでプレイするための要素は揃っている。演出面でもっと盛り上げてくれたら、と思う部分が多々。
週刊ファミ通1531号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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