ロックマンクラシックスコレクション 2(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
6作品収録の前作と比べると、『7』から『10』までとタイトル数は減っているが、『7』と『8』は中身が濃く、遊び応えはそれほど変わらない印象。シリーズの“お約束”を踏まえつつも、新キャラや演出が進化する過程、そして『9』での原点回帰など、通して遊ぶと『ロックマン』シリーズの変遷が感じられて興味深い。中断セーブを始め、“防御力UPモード”やチャレンジモード、ミュージアムがあるのもグッド。
週刊ファミ通1496号より
収録の4本は、スーパーファミコンとPS用タイトルで、ファミコン時代を意識して作られた作品も含まれ、ハードごとの異なる雰囲気なども楽しめる。中断セーブ機能の活用や、“防御力UPモード”でやさしめのバランスになるなど、遊びやすい配慮もしっかり。“チャレンジ”でリミックスされたステージに挑めるほか、“ミュージアム”で設定資料なども閲覧できて、ファンアイテムとしてもうれしい仕様。
週刊ファミ通1496号より
収録作品はどれも高難度で、ダメージが半減される“防御力UPモード”の搭載は、初心者にとってありがたい。あるとないとでは、進める度合が断然違うしね。オプション機能も細かく設定できるのがいい。おまけのミュージアムはイラスト収録点数が多くて見応えがある。また、歴代のかっこいいミュージックが最初から聴けるのもうれしい。前作よりちょっと割高に思えるけど、それでもコスパは良好。
週刊ファミ通1496号より
本作では“防御力UPモード”が追加され、アクションゲームが苦手な人でも楽しめるのがいい。収録タイトルのうち、『7』は16ビット機、『8』は32ビット機対応だったこともあり、8ビット機で出た『1』〜『6』を集めた前作とはまた違った、派手な演出やギミックが味わえるのは魅力のひとつ。とはいえ、チャレンジモードなどもあるものの、前作と同様、“詰め合わせ作品”以上の誘引力は薄めに感じられた。
週刊ファミ通1496号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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