Machinarium(マシナリウム)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
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8

第一印象は、入手したアイテムをうまく使って先へ進んでいく、わりとよくあるタイプの謎解きアドベンチャー。しかし、いざ遊んでみると、ロボットの愛嬌のあるアクションや、ひとひねりしてあるアイテムの使いかたなどに感心させられることしきり。ロボットの体が伸び縮みする点もユニーク。ミニゲームをプレイするとヒントが見られるなど、謎解きに詰まったときのフォローがあるのもありがたい。

週刊ファミ通1450号より

ジゴロ☆芦田
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8

気になる箇所をクリックして謎を解く、シンプルなスタイルだが、ロボットたちの住む街が舞台となるスチームパンクの世界観と、それを表現するグラフィックや演出が大きな魅力。各キャラのほか、街の細部もアニメーションしていて、雰囲気に浸りながらプレイできるのがいい。簡単なヒントに加えて、ミニゲームをクリアーすると詳しい手順が見られる、2段階のヘルプが用意されているのもナイス。

週刊ファミ通1450号より

梅園ウララ
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8

独特な雰囲気だけれどエグさはなく、むしろ主人公が次第にかわいらしく思えてくる。文章はなく、イラストで心情や苦い思い出が綴られるのがまたいいね。脱出ゲーム寄りの謎解きは、かなり独創的で骨太。ひと言ヒントと、解答が載るマンガがあるのはうれしい。マンガを開くためにミニゲームをするのもいいアクセント。仕掛けやリアクションも、細やかなアニメーションで描かれていてすばらしい。

週刊ファミ通1450号より

ローリング内沢
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8

PCでリリースされたのは7年前だが、いまでも色褪せない存在感を持つ作品。ポイントクリック型のアドベンチャーとしては一般的な作りだが、クリックするタイミングや順序など、アクション性が盛り込まれた謎解きは、歯応えがある。グラフィックとBGMのクオリティーも非常に高く、まるで良質な絵本を読んでいるような温かみを感じさせる。ヒントの見せかたもよく、ストレスなくプレイできる構成。

週刊ファミ通1450号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.0

人気インディーゲームのローカライズ作品。住んでいた街を追い出されたロボットJosefを操り、大好きな女の子が待つ街へ戻るため、仕掛けに富んだステージを冒険する。

発売日
2016年9月1日
価格
925 円+税
ジャンル
アドベンチャー / パズル
メーカー
アクティブゲーミングメディア
関連サイト
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