ループラインレーシング(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
パイプの上を360度回転しながら超高速で走り抜ける様は、ジェットコースターとも違う、いままで体験したことがなかった新鮮な感覚! ジャズとロックが融合したようなBGMと相まって、なんとも不思議な気分にさせてくれる。ジャイロ機能をオンにすると、本作ならではの一風変わった操作感覚が味わえるが、3D S本体を傾けまくることになるので、コースの先を瞬時に把握しにくい点が気になった。
週刊ファミ通1386号より
パイプのまわりを回転しながら障害物を避けて走るレースは新感覚。ぶつからずに隙間を縫って通り抜けられると、スリルもあって気持ちいい。ただ、3次元のコースやオブジェクトの配置を覚えて、ベストなルートを走るのはなかなかたいへん。その域に達するまでは、何度も壁にぶつかり、失速したり止まったりしてしまいがちで、爽快感はお手軽には得にくい。意外とストイックなプレイになるかな。
週刊ファミ通1386号より
シンプルだけど、ありそうでなかったシステムで新鮮。ボールの位置は変わらず、ステージを回しているような感覚になります。グルグル回していると、目が回ってくることもあるけれど、スレスレで避けていくのは気持ちがいい。衝突時の、ボールがパスッと毛羽立つような、ソフトな表現も好きです。コースごとに障害物や背景が多彩なのもいいね。また、一発勝負のエンドレスモードも手に汗握ります。
週刊ファミ通1386号より
パイプの外周を360度ぐるぐると回転しながら、ハイスピードで障害物の隙間を駆け抜ける疾走感は、レースゲームの名作『WipEout』や『F-ZERO』を彷彿させる作り。グラフィックセンスがよく、目でも楽しめるが、コースによっては障害物の形状が把握しにくくて、どこに当たり判定があるのかがわかりにくい部分も。だが、ネットランキングにも対応したタイムアタックは熱く、やり込み甲斐は十分。
週刊ファミ通1386号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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