新宿ダンジョン(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
実際の新宿駅の場所や、地下からの出口の名称など、新宿駅を利用する人ならニヤリとさせられる固有名詞が満載。逆に、当然だが知らない人にとっては疑問符だらけかと思われる。新宿駅の構造も再現しているそうだが、アイコン化されているので、正直なところいまひとつピンとこない。ニンテンドー3DSへの移植にあたって導入されたバトル要素は、バランスもよく、適度な緊張感が生まれている。
週刊ファミ通1365号より
新宿駅をモチーフにしたダンジョンを踏破していく、というコンセプトがユニーク。点在するコレクション要素を集めながら、探索範囲をチクチク広げていくのは楽しめる。謎を解いて先へ進めるようにしたり、装備アイテムをうまく使って敵を倒したりする要素があるのもナイス。シンプルでレトロな雰囲気はいいが、ダンジョンは殺風景で移動できない階段が多いなど、ちょっとわかりにくい部分も。
週刊ファミ通1365号より
スマホ版とはダンジョン内の仕掛けなどが異なり、謎解き要素がより深まっている。装備も増えて、アクション性もアップ。下画面に地図が表示されているのもうれしいね。それでも、新宿駅を知っているはずなのに迷いまくり。パズルを解くのは楽しいのだけれど、行き着くのにひと苦労で、新宿駅の闇の深さを痛感。挙げ句、目的を見失いがちなので、ヒント機能もありがたい。セーブやリトライも手軽で○。
週刊ファミ通1365号より
スマホゲームからの移植だが、スマホ版にはなかった謎やアイテムなどが追加され、より謎解きアクション要素が強い作りに。少々フラグ立て感が強い作品ではあるものの、新宿駅の構造をある程度知っている人ならニヤリとさせられる演出もあり、楽しめる。探索要素やコレクション要素などのやり込み甲斐もあり。無料であるスマホ版との差はさほど感じられなかったが、携帯ゲーム機で遊びたい人なら。
週刊ファミ通1365号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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