ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ アルティメットヒーローズ(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
日本の子ども向けにローカライズされた『アベンジャーズ』なので、ハリウッド版とは別物。1ステージはとても短くてアクションも難しくないため、アニメ番組のターゲット層にあたる子どもにはちょうどいい。ただ、敵の種類やアクションにもう少しバリエーションが欲しかった。また、子ども向けのコンテンツであれば、漢字のルビだけでなく、言い回しなども子どもを意識していればよかったと思う。
週刊ファミ通1353号より
会話シーンは顔部分のみの表示で、演出的に簡素だが、ゲームオリジナルのストーリーが見られるのはうれしい。アクションはシンプルな操作でわかりやすく、ヒーローごとに技が異なり、それぞれの特徴を活かして戦えるのがいい。モードによっては、個性的なヴィランを操作できるところもナイスです。ギャラリーモードでディスクを鑑賞できるのはいいが、拡大してより鮮明に見られればよかった。
週刊ファミ通1353号より
各ヒーロー特有の動きが、シンプルかつほぼ共通の操作系統にうまくまとめられています。アニメの“Dスマッシュ”とは違いますが、タッチ操作でヒーローを呼び出す仕掛けも、秘密道具を使っているかのようで魅力的。制限時間が設けられ、好きなヒーローだけを使っていられない一方、むやみなキャラチェンジもできないというシステムもいいです。ステージ構成や敵の出現パターンは、やや単調かな。
週刊ファミ通1353号より
操作方法やクリアー条件はひたすらシンプル。ロックオン関連の挙動に少々難があるものの、お気に入りのキャラでひたすら攻撃しているだけでも爽快です。キャラの成長は任意かつ基本性能が上がるのみなので、初期状態でどこまで進めるか挑戦するプレイも無理なく楽しめるのがいいですね。スキップされることを前提に作られているかのようなストーリーデモは、メインのプレイヤー層を考えれば納得。
週刊ファミ通1353号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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