いよいよ2025年9月5日に発売されるNintendo Switch、PC(Steam、DMM GAMES)向けゲーム『終天教団』。本作はDMM GAMESと『ダンガンロンパ』シリーズや『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』を手掛けた小高和剛氏率いるTookyo Gamesがタッグを組んだアドベンチャー。
ファミ通.comでは事前に読者から「推しになりそうなキャラは?」、「幹部の中でいちばん怪しいのは?」といったアンケートとともに、開発陣に訊いてみたいことを募集。その内容をもとに開発陣へのインタビューを実施した。
トゥーキョーゲームスのディレクター/シナリオライター。ゲームの企画やシナリオ、小説やマンガの原作、アニメの監修など多岐にわたって活躍。代表作は『ダンガンロンパ』シリーズ、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』など。(文中は小高)
トゥーキョーゲームスのディレクター/シナリオライター。代表作は『Ever17』、『ルートダブル』、『ワールズエンドクラブ』など。『終天教団』ではディレクターを担当し、シナリオも手掛けている。(文中は中澤)
トゥーキョーゲームスのイラストレーター。TRPGの『レッドドラゴン』でデビューし、『トライブナイン』や『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』などの制作に携わる。(文中はしまどりる)
トゥーキョーゲームスのコンポーザー/アレンジャー。『ダンガンロンパ』シリーズや『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』など、小高氏の作品の楽曲を手掛ける。(文中は高田)
推理小説家。2002年に『「クロック城」殺人事件』で、第24回メフィスト賞を授賞して作家デビュー。物理トリックに強いこだわりを見せることから、“物理の北山”のふたつ名で呼ばれる。『ダンガンロンパ霧切』も手掛ける。(文中は北山)
――まずは、事前におこなったアンケートの結果についてお訊きしたいと思います。回答してもらった「現時点でいちばん気になっている・推しになりそうなキャラクター」ですが、皆さんは読者の中で誰がいちばん人気だったと思いますか?
中澤
僕は伊音(いおん)テコだと思います。
小高
テコでしょうね。
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科学省幹部の伊音テコ。言動には愛嬌の欠片もないが、IQ計測不能の天才。この国に存在するテクノロジーのほとんどは彼が設計を担当し、“万能の天才児”の異名を持つ。
中澤
ファンイラストも多いんですよね。みんな絶対好きになるキャラクターなんだと思います。
北山
じゃあ私もテコだと思います! 皆さんが言う前からそう思っていました(笑)。
――皆さんテコですか?
高田
じゃあ僕もテコにしようかな(笑)。
――しまどりるさんはいかがでしょうか。
しまどりる
じゃあ僕もテコで……(笑)。
小高
最近、マンガ『ブルーロック』にめっちゃハマっているんですけど、やっぱりこういうポジションのキャラクターが人気出るなと。 みんなクールでマイペースな小さいやつが好きだから(笑)。
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――アンケートの結果、1位は……下辺 零(しもべれい)でした。皆さんハズレですね(笑)。
一同 「えー!」
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読者アンケートでは主人公の下辺 零が1位に。
中澤
まだ零のことはなにもわからないのに(笑)。 でも、かわいそうだから応援したくなるということですかね。
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小高
巻き込まれ系主人公だけどじつはすごいやつ、という立ち位置でもありますからね。 最近の物語は、主人公が能力がないところから始まるのが主流なので逆に珍しいのかもしれない。 昔のジャンプマンガはそういうのが多かったですから。
プロローグで教祖だったときの零のシーンを見て「こんだけちゃんとしてたヤツいたんだ! かっこいい!」って思って、零を好きになったんですよね。だから僕は教祖がいちばん人気だと思っていました(笑)。
一同 (笑)。
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北山
でも正直ストーリーを読んだらテコはけっこう人気になると思うんですよね。
中澤
いいポジションなんですよねテコ。ずるい。みんな癖があるのでほかのキャラクターは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、テコだけは嫌いになる人ほとんどいないんじゃないかと思います。
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――テコは最初の印象が悪いぶん、後から評価が上がっていくタイプですね。
中澤
彼は本当にツンデレなので。 ほかのキャラクターはいいやつに見えて、じつは……みたいなところがあったりします。
小高
物語の最初から助けてくれたりもしますしね。
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――それではつぎの質問です。 「幹部の中でいちばん怪しいと思うキャラクターは誰ですか?」という質問ではどのような回答があったと思いますか? 選択肢には幹部5人と“その他”を用意しました。
中澤
そうすると“その他”に集まりそうだなあ。この中にいると思わせて、じつは“他”にいるかも、と。
小高
ミステリー的にいえば“全員”というパターンもありますよね。 おもしろい。 これだけ尖ったミステリーをやろうとしているなら、そういう可能性もありますよね。
――はい。 じつは、“その他”がいちばん多かったです。 「共犯なんじゃないか」、「この中にはいないのでは」、「下辺 零自身なのでは」といった回答が多かったですね。
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裏の裏をかいているのではないかと読者も疑心暗鬼になっている?
中澤
5人の中にいると思うと、逆にそこを疑わなくなるんですね。 そりゃそうか。
しまどりる
最初にゲームでルートを選ぶときに、「誰が犯人か決めろ」という一文があるから、“この中にはいない”という発想になるんじゃないですかね?
北山
プレイヤーはプロローグを経て、この中の誰が犯人かを選択することになると思いますが、“この中に主人公を殺した犯人がいる”という前提で本気で選んでほしいですね。
――実際犯人はいるんでしょうか?
中澤
もちろん、います。はっきり言っておきましょう。
小高
言っちゃってよかったのかな(笑)。
北山
“こいつが犯人だ”という前提で進んでほしい、というのは間違いありません。
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犯人はこの人! と思う幹部を選ぼう。
――ちなみに、2番目に多かったのは伊音テコと丑寅幽玄(うしとらゆうげん)で同数でした。
中澤
僕は犬神 軋(いぬがみきしる)がトップだと思っていました。 怪しく見えますし(笑)。
小高
僕は零が怪しいと思いますけどね(笑)。
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――では、ここからは読者から事前アンケートで募集した、皆さんへの個別の質問です。まずは小高さんへの質問から。いちばん多かったのは「宗教というアイデアはどこからきたものですか?」という質問です。
小高
これなんだったっけねえ。
中澤
僕が記憶しているのは、企画会議のときに小高が「つぎのテーマは宗教やるから」と言ったのが始まりだったと思います。おそらくそのときはまだ細かいことまで考えていなかったんじゃないかな。
しまどりる
ドキュメンタリー番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』のロシアの回がおもしろかったよねと小高と話した後に、宗教の話題になったのは覚えています。
小高
昔のことなので定かではないですが、閉鎖空間をやりたかったんだと思います。教団が国を作って共同生活をするという特殊な設定の中で、僕らの常識とその国の常識が違う、というギャップを使ってなにかできないかなと考えた気がしますね。
――ではつぎの質問です。「小高さんから見た主人公・下辺 零の魅力を教えてください」
小高
先ほども話しましたが、プロローグに出てくる教祖の姿を見ると、零のときとの二面性がすごくいいなと思います。「なんでこの人物が、こんなことになってしまったんだろう」と思えるようなところがいいですね。それに、“教祖が主人公”というのもいいなって。だから僕はいちばん人気だと思っていました(笑)。
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――(笑)。最後にこちらのメッセージです。「いま遊んでいる『HUNDREDLINE -最終防衛学園-』はとてもおもしろいのですが、遊んでいて非常にしんどく、心の耐久値を削られながら進めています。『終天教団』は軽い気持ちで遊べますか?」ときていますが……。
小高
『HUNDRED LINE』はルートによりますよね。ルートによっては、ふざけすぎだと文句を言う人もいるかもしれない(苦笑)。
北山
『終天教団』の場合、ネタバレになるので具体的には言えませんが、心に刺さりつつも、ちゃんとケアはしています。
中澤
ちゃんと救いはありますよね。救われたい人たちの話なので。
小高
信じる者は救われます!
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――では次に中澤さんへの質問です。「中澤さんがとくに気に入っているルートはありますか?」という質問です。
中澤
僕は立場上、全部に関わっているのですべてのルートが好きですが、いちばん思い入れがあるのは“あなたがいちばん最後に遊ぶであろうルート”です。
――では、「マスターアップするのにいちばん苦労したルートはどこですか?」という質問はいかがでしょう。
中澤
ダントツで警備省ルートです。どのルートもたいへんでしたが、警備省ルートはたいへんの度合いが違いました。ゲーム部分のバランス調整やバグ取りに苦労したり、ステージのギミックがなかなか決まらずに二転三転したりと、作り直しが多かったです。最初に着手したルートなのに、完成したのは最後でした。
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警備省はステルスアクションホラー。殺人鬼ネフィリムが徘徊する3Dマップでは、ネフィリムから身を隠しつつ、マップ上を自由に探索。数多くのギミックを攻略しながら生還を目指す。
――「開発中のいちばんのやらかしエピソードを教えてください」という質問もきていますが……。
中澤
DMM GAMESさんに怒られてしまうかもしれませんが、シナリオのスケジュールを大幅に破ってしまったことです。ただ言いわけをさせていただくと、小高のプロットに「『ダンガンロンパ』の各章分くらいのボリュームで」と書いてあったんですよ。そのつもりでスケジュールを切ったら、ぜんぜん収まらなくて……。
小高
(笑)。
中澤
長さもボリュームも増えて、作り直しもあり、そもそも無理なスケジュールでした。これは誰がやっても無理だったと思います(苦笑)。
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――ではつぎにしまどりるさんへの質問です。「下辺 零のロングパーカーがすごくかっこいいです。キャラクターデザインのこだわりを教えてください」とのことです。
しまどりる
ロングパーカーのシルエットはもちろん好きな形にしたのですが、零は使っている色数が多いので、カラフルでありながら見ていて目が痛くならない、浮いてしまわないように気をつけました。
オレンジと青のパーカーが目立ちがちですが、マスクはピンク、差し色に黄色とけっこう色数が多いんです。当初は少年誌に登場するような、やんちゃな男の子っぽい表情も描いていたのですが、女の子になったので、そういった表情はしなくなりましたね。
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――しまどりるさんにはイラストを描いている方からの質問も多かったです。「キャラクターによってハイライトの差し色が異なるのが気になるのですが、どのようなことを意識して色分けをしていらっしゃるのかお聞きしたいです」という質問はどうでしょうか。
しまどりる
本作では、いわゆるリアルなライティングではなく、ピカソやアンディ・ウォーホルのような、抽象的な色彩を意識しています。現実的なことは考えず、キャラクターイラストとしてどういう差し色が入っていたらきれいかなという、見栄えを優先して決めています。キャラクターごとにほしい差し色で被らないようにハイライトを入れているので、みんな違います。
黒四館 仄(こくしかん ほのか)は髪の色は虹色のグラデーションが入っているのですがとくに意味があるわけではなく、そのほうがいいと思ったからですね。
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――「身近な人をモデルにすることなどはありますか」といった質問もきています。
しまどりる
人物そのものをモデルにすることはないですが、服装や髪型、アクセサリーといった細かい部分ではありますね。弊社スタッフはお洒落な人が多いので。
零のデザインがフィックスしたとき小松崎(※)に「すごくどりるっぽい服装だね」と言われました。たしかにゆったりしたロングパーカーは好きなので、無意識に自分を投影していたのかもしれません。
※小松崎類氏。トゥーキョーゲームスのイラストレーター。『ダンガンロンパ』シリーズや『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』などのキャラクターデザインを担当。――それでは北山さんへの質問です。「ご自身が手掛けた法務省以外のルートで、北山さんが気になっているルートはありますか?」というのがありますが。
北山
科学省ルートはやってみたいですね。私が知っているプロットから、どの程度変わったのか……。私が関与したプロットの段階でもおもしろいと思っていたので、それが実際にどういう形になったのか、ひとりのプレイヤーとして楽しみたいです。
あと法務省の遺産相続のシーンとかは、まだゲームになっている画面を見ていないので、どの程度横溝正史っぽくなっているのかも気になります。
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法務省のルートでは北山氏らしいトリックが展開される。
――続いて「同じミステリーでもゲームシナリオと小説を書く際の違いや意識していることはありますか?」という質問です。
北山
はっきりとした違いがひとつあります。ゲームは1画面に表示する文章量がある程度限定されているので、セリフをしっかり収められる文字数で、かつ意味が通じるように考えていかないといけません。そこがいちばん大きな違いですね。
最初は慣れませんでしたが、だんだんそのやりかたにも慣れてきました。ただ、やはり制限のない小説のほうが自由は利きます。
――「ネタバレにならない範囲で、北山さんおすすめのシーンなどがあれば教えていただきたいです」という質問はいかがでしょう。
北山
プロローグで最初に犯人を選ぶ直前にちょっとした事件が起きるのですが、そのあたりのシーンが美しい形になっているんじゃないかと思いますので見ていただきたいです。
中澤
『終天教団』らしさあるよね。
小高
天使も出てくるし。
中澤
「どういう世界観?」って思うかと思います。この世界はなにが常識で、なにが奇跡なのかわからなくなる。
――では最後に高田さんへの質問です。「今回曲作りでチャレンジしたことはありますか」
高田
5つのジャンルで同じモチーフを使い、世界観は同じだけどゲーム性は違うというのがいちばんのチャレンジでした。当初は、複数人で曲を書く案もあったのですが、これでは破綻するかもしれないと思い、ひとりで全体を監修する形にしました。
もちろん全曲を僕が書いたわけではなく、ヘルプで弊社のスタッフも書いていますが、全体を監修することで統一感を出せたのはよかったと思います。
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――高田さんへの質問はキャラソンのことが多かったです。「キャラクターソングを作るなら誰が作りやすいですか。またどんな曲になると思いますか?」とのことですが。
高田
仄とテコですね。テコはアラレといっしょに歌ってもらってもかわいいでしょうね。みんなそれぞれいい感じにジャンルが分かれる気がします。
――おお! ではもし依頼があれば、キャラソンも作れますか?
高田
ぜんぜん作れますね。みんなのイラストを見るだけで思い浮かびます。
小高
いいですねえ。
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――では最後の質問です。「音楽制作をするときに“コレが必要!”というものはありますか?」
高田
手もとに何かなくちゃいけない、みたいなものは仕事で使うもの以外はとくにないのですが、ルーチンみたいなのはありますね。自宅のスタジオに入る前に、少し運動をしています。と言っても、その場で10回ジャンプするとか、それくらいですが。血流をよくしてシャワーを浴びてから仕事を始めないと、頭の回転が鈍い感じがします。
――運動をすることで頭を切り替えているのですね。皆さんありがとうございました!
――では最後に読者へのメッセージをお願いします。
高田
先日、本作をクリアーしました。開発中にもプレイしていましたが、改めて最初から最後まで通してプレイし、「この体験はしてよかった」と心から思えるものでした。“終末”で過ごした時間が、自分の中でとてもよい思い出として残っています。ぜひ皆さんにもこの体験を味わっていただければと思います 。
北山
本作はさまざまなジャンルを楽しめるゲームですが、その根幹にあるのは「殺人事件の犯人は誰か」というミステリーです。主人公に何が起きたのか、誰が何のために事件を起こしたのか、ぜひ皆さんもいっしょに考えながら、犯人当てに挑んでほしいです 。
しまどりる
この作品には本当にたくさんのキャラクターが登場します。ボリュームが非常に大きい作品なので、発売されたらぜひ隅々までじっくりと遊んでいただけると嬉しいです 。
中澤
本作はプレイする人によって「こいつが怪しい」、「犯人はこの人じゃないか」など、感想や推理がまったく違ってくると思います。プレイ後には友人やネット上のほかのプレイヤーと感想を言い合って、交流を楽しんでほしいです。きっと自分とはまったく違う見えかたがあったことに驚くはずです 。
小高
ミステリーとして非常によくできた作品ですし、プレイし終わった後には、この作品ならではの感動や感情が芽生えるはずです。アドベンチャーゲームが好きな人はもちろん、いままであまりプレイしたことがない人の入門編としても楽しめると思いますので、ぜひ最後までプレイしてください 。
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