
学習プラットフォームアプリを提供する米・Duolingo(デュオリンゴ)は、2025年8月6日(現地時間)に音ゲー中心の英ゲームスタジオNextBeatを買収したことを発表した。買収額などは未公表。
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『Duolingo』は、外国語習得を中心に、ゲーミフィケーションを採り入れた学習を提供するアプリ。月間アクティブユーザー数が世界で1億2000万人を超える(2025年6月時点)など、世界的に利用されている。
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国内においても多数のユーザーを抱えており、同社調べの“最も熱心な学習者が多い国”ランキングでは日本が1位を獲得。なお、公式X(Twitter)ではマスコットキャラクターであるフクロウのDuoによる独特なツイートが連日投稿されていることでも知られる。
一方のNextBeatは、英国・ロンドンを拠点とする音ゲー(リズムゲーム)中心のゲームスタジオ。スマホ向けタイトルとして、1億DL超の『Beatstar』や『Country Star』といった音ゲーを手掛けた。
背景として、『Duolingo』は2024年10月(国内向け)より、音楽コースおよび数学コースを新たに開設。言語学習だけでなく、さまざまな学習をサポートするプラットフォームアプリへと舵を切っていた。
背景として、『Duolingo』は2024年10月(国内向け)より、音楽コースおよび数学コースを新たに開設。言語学習だけでなく、さまざまな学習をサポートするプラットフォームアプリへと舵を切っていた。
音楽コースはもともと、ゲーム感覚で学べることを売りにした学習教材を基本無料で提供。リズムの理解、楽譜の読み方、音の聞き分けといった基本的な音楽スキルの習得から、画面に表示されたキーボードを使用して楽曲を演奏できるようになるまでのプロセスをサポートする内容となっていた。
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今回のチーム買収は、主に音楽コースにおける最大の特徴であるインタラクティブな学習を、本格的なモバイル音ゲーメーカーを迎え入れることでゲーム的な体験として強化していく狙い。同コースにはすでに何百万人規模の利用者がいるとして、戦略的投資を進めているようだ。
Duolingoの最高事業責任者であるボブ・ミース氏は今回の買収について「私たちの音楽コースとDuolingoプラットフォーム全体をより楽しく、没入感があり、効果的なものにしてくれるでしょう。」とコメントしており、音楽コースを基盤に、アプリ全体をより楽しいものへと発展させていく構え。
【関連記事】外国語学習アプリ『Duolingo(デュオリンゴ)』に見る、難しいことを簡単に学べるようにする方法論【GDC 2019】
※画像はプレスリリース、およびDuolingo公式Xより引用Duolingoの最高事業責任者であるボブ・ミース氏は今回の買収について「私たちの音楽コースとDuolingoプラットフォーム全体をより楽しく、没入感があり、効果的なものにしてくれるでしょう。」とコメントしており、音楽コースを基盤に、アプリ全体をより楽しいものへと発展させていく構え。
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