
9月12日に発売予定のFPSスタイルのアクションRPG『ボーダーランズ4』。先日、その最序盤部分のプレイリポートをお届けしたが、今回はその後プレイした“ヴォルトミッション”を遊んでわかったことや感想をお伝えしよう。
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ヴォルトミッションは、ダンジョンのような別マップでプレイする。各セクションに登場する大量の敵を倒して進んでいき、ラストには巨大なボスが待ち構えている……という内容だ。最初はソロで、2回目は2人Co-op(協力)プレイでトライした。
今回は開発側が用意したレベル20のキャラクターを使ったのだが、プレゼンで「実際はスキルや操作に慣れたあとでプレイするものなので難しいかもしれない」と予告された通り、まぁコレがなかなかキツかった! それで、わかったことがいくつかある。
今回は開発側が用意したレベル20のキャラクターを使ったのだが、プレゼンで「実際はスキルや操作に慣れたあとでプレイするものなので難しいかもしれない」と予告された通り、まぁコレがなかなかキツかった! それで、わかったことがいくつかある。
1. ガッツリ動き回って戦うべき高難度ミッション
ひとつは『ボーダーランズ3』でもあまりなかったなというぐらい、結構痛い攻撃を出してくる敵に囲まれまくるということ。最初はソロでのプレイだったということもあって、目に入った敵を漫然と撃ってるだけじゃあ、火力も回復も追いつかなくてホントキツい。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/45444/af9a9ee3828544e2b7fa6fc326ee519bd.jpg?x=767)
スキルツリーや持っている装備などを見直して、持ってるものをすべてしっかり使って動き回りながら1体ずつ確実に倒すようにしたらなんとかなった……というのはまぁ当たり前っちゃあ当たり前なんだけど、こりゃあやりごたえがありそうだ。
ちなみに、ボダランコミュニティの要望に応えて製品版ではオプションとして敵のレーダー表示を準備しているそうなので、仮にソロで挑む際はこれをオンにしてみるのもいいかもしれない。
ちなみに、ボダランコミュニティの要望に応えて製品版ではオプションとして敵のレーダー表示を準備しているそうなので、仮にソロで挑む際はこれをオンにしてみるのもいいかもしれない。
2. 移動アクションがボス攻略のキーになることも多そう!!
そしてもうひとつ、開発が過去のイベントで語っていた「今回はデカくて大仕掛けなボスが結構出てくる」というのはマジだ! それだけでなく、今作からの移動アクションを駆使させるようなギミックになっていたのが興味深かった。
特にグラップリング(いわゆるグラップリングフック)は攻略の中心になっていて、ボスの装甲を剥がして弱点を露出させるのに使ったかと思えば、広範囲なフィールド攻撃を回避してカウンターする対抗策になっていたりも。移動アクションがボス戦の中心的なギミックになるのは好みが分かれるかもしれないが、個人的には新鮮だった。
ただし最初は仕掛けになかなか気付かずに範囲攻撃を食らいまくって萎えたりもしたので、グラップリング発動可能なアイコンがもうちょっとわかりやすくなってもいいんじゃないかなぁ……と思った次第。まぁ製品版で何時間もプレイした頃には慣れるのかもしれないけどね。
特にグラップリング(いわゆるグラップリングフック)は攻略の中心になっていて、ボスの装甲を剥がして弱点を露出させるのに使ったかと思えば、広範囲なフィールド攻撃を回避してカウンターする対抗策になっていたりも。移動アクションがボス戦の中心的なギミックになるのは好みが分かれるかもしれないが、個人的には新鮮だった。
ただし最初は仕掛けになかなか気付かずに範囲攻撃を食らいまくって萎えたりもしたので、グラップリング発動可能なアイコンがもうちょっとわかりやすくなってもいいんじゃないかなぁ……と思った次第。まぁ製品版で何時間もプレイした頃には慣れるのかもしれないけどね。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/45444/af99687dd719c4e8bc6a39e946c3d9ef7.jpg?x=767)
3. 認可パーツ/強化パーツはかなりカオスな結果をもたらしそう
これはヴォルトミッションに限ったことではないのだが、今作から導入される“認可パーツ”と”強化パーツ”が引き起こすカオスの一端を感じる出来事があったので、そちらについても触れたい。
発端はヴォルトミッションをプレイし始めてそうそう、「ピキーン!」とおなじみの音とともにオレンジの光が出現したこと。そう、レジェンダリー装備のドロップだ!
発端はヴォルトミッションをプレイし始めてそうそう、「ピキーン!」とおなじみの音とともにオレンジの光が出現したこと。そう、レジェンダリー装備のドロップだ!
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/45444/a4b9fc9095e823a1113dfa5ca26590e78.jpg?x=767)
出てきたのは“Regenerating Box Magazine”という強化パーツ。射撃レートとマガジンサイズが20%向上、また30%もの確率で追加の弾丸が飛ぶという、とにかく撃ちまくればストレートに火力が出そうな効果だ。
しかしひとつ条件があって、それはレジェ装備ゲットの喜びを消し飛ばすほどのものだった。強化パーツというのは新たな装備カテゴリーで、特定のメーカーの武器限定のボーナスを付与するというもの。そして今回ゲットしたものはブラドフ限定で、筆者はブラドフの武器を持っていなかったのだ。つまり、宝の持ち腐れ。
しかしひとつ条件があって、それはレジェ装備ゲットの喜びを消し飛ばすほどのものだった。強化パーツというのは新たな装備カテゴリーで、特定のメーカーの武器限定のボーナスを付与するというもの。そして今回ゲットしたものはブラドフ限定で、筆者はブラドフの武器を持っていなかったのだ。つまり、宝の持ち腐れ。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/45444/ad95a5daf684aec056a96c2556df5198d.jpg?x=767)
まぁこれはプレイ時間が限られたデモという状況がゆえの悲劇で、実際は何かしらブラドフ武器を持っている可能性はそこそこあるだろうし、しかも正確には「ブラドフのパーツを持つ」銃なら適用可能なので、たとえば「ブラドフの認可パーツ付きのジェイコブスの銃」とかを持ってる場合でも適用可能だと思う。
おさらいしておくと認可パーツというのはこれまた今作での新要素で、他メーカーの特性を持ったパーツが紛れ込んだ武器が出てくることがあるというシステム。ブラドフパーツ付きのジェイコブスの銃なら多分、クリティカルヒットで跳弾が追加されるジェイコブスのメーカー特性とこのレジェンダリーの強化内容(射撃レート向上&一定確率で追加弾)がマッチしただろう……。
実際、すでに持っていた「ティーディオールのパーツを持つ銃はリロード時に50%の弾を残す」という強化パーツは、ティーディオールの認可パーツつきのマリワン製サブマシンガンに効果を発揮していた。
おさらいしておくと認可パーツというのはこれまた今作での新要素で、他メーカーの特性を持ったパーツが紛れ込んだ武器が出てくることがあるというシステム。ブラドフパーツ付きのジェイコブスの銃なら多分、クリティカルヒットで跳弾が追加されるジェイコブスのメーカー特性とこのレジェンダリーの強化内容(射撃レート向上&一定確率で追加弾)がマッチしただろう……。
実際、すでに持っていた「ティーディオールのパーツを持つ銃はリロード時に50%の弾を残す」という強化パーツは、ティーディオールの認可パーツつきのマリワン製サブマシンガンに効果を発揮していた。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/45444/a550718960723b69374e9f714f2be40d1.jpg?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/45444/a840fd43837afa9ccacee135252a67a72.jpg?x=767)
この認可パーツ/強化パーツの組み合わせによる広がりは、エンドゲームで特定の超最強ビルドを目指すとなれば「このパーツが付いたこのメーカーのこのレジェンダリー銃を、そのメーカーに作用するこの強化パーツとこのスキル構成で活かす」といった感じに厳選しなきゃいけないだろうから相当大変だと思う。
けれど少なくとも、レベルを上げながら臨機応変にビルドを組んでいくミドルレベル帯では結構面白くなるんじゃないだろうか? 「あれ、コレ強くね?」となる思いもよらぬ組み合わせがきっとあるはずだ。
そしてその中には多分、理論上の最強ビルドじゃなくともエンドゲームで十分活躍できるものもあるだろうと思う。筆者はそういう天の邪鬼な構成でヒィヒィ言いながらプレイするのが好きなので、これは結構楽しみな部分だ。
けれど少なくとも、レベルを上げながら臨機応変にビルドを組んでいくミドルレベル帯では結構面白くなるんじゃないだろうか? 「あれ、コレ強くね?」となる思いもよらぬ組み合わせがきっとあるはずだ。
そしてその中には多分、理論上の最強ビルドじゃなくともエンドゲームで十分活躍できるものもあるだろうと思う。筆者はそういう天の邪鬼な構成でヒィヒィ言いながらプレイするのが好きなので、これは結構楽しみな部分だ。
4. やっぱボダランのCoopはオモロいと再確認
4つ目は……ボダランのCo-opはやっぱ面白い。正直ボイスチャットを使った連携とかまったくしなかったんだけど、それでも複数人で銃をぶっ放し、アクションスキルを繰り出しながら敵集団をなぎ倒していくのはボダランの醍醐味だなと再確認した次第だ。
プレビューの第1弾でもお伝えした通り、久しぶりの新作となる『ボーダーランズ4』の土台の部分はかなりいい感じで、今回お伝えしたパートでもそれはしっかり感じられた。
プレビューの第1弾でもお伝えした通り、久しぶりの新作となる『ボーダーランズ4』の土台の部分はかなりいい感じで、今回お伝えしたパートでもそれはしっかり感じられた。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/45444/a7203cfd346ef96cfbca889e5c9d5d711.jpg?x=767)
じゃあ「認可パーツ/強化パーツのニッチな組み合わせで成立させているマイナーなビルドでもエンドゲームをやっていけるバランスなのか?」とか、「オープンフィールドのサイドミッションはメインストーリー系のクエストからちょっと逸れてプレイするだけの魅力があるか?」とか、まだまだ気になる部分はもちろんある。
発売に向けてこれからもっと情報が出てくるだろうし、場合によってはまたプレイする機会もあるかと思うので、そのあたりは今後に期待しよう。『ボーダーランズ4』はプレイステーション5/Xbox Series X|S/PCで2025年9月12日に、Nintendo Switch 2版は年内に発売予定。各プラットフォームでは予約がスタートしている。
発売に向けてこれからもっと情報が出てくるだろうし、場合によってはまたプレイする機会もあるかと思うので、そのあたりは今後に期待しよう。『ボーダーランズ4』はプレイステーション5/Xbox Series X|S/PCで2025年9月12日に、Nintendo Switch 2版は年内に発売予定。各プラットフォームでは予約がスタートしている。