
ホロライブプロダクションの二次創作ゲームブランド“holo Indie”(ホロインディー)より、2025年5月30日にPC(Steam)向けにリリースされる『スターそらイトファンタジー ~空へ届く魔法~』。holo Indieの開発チームである“Altoseal and Hoshikuzunoyoru”(個人ゲーム制作者のaltoseal氏と、イラストレーターである星クズの夜氏)が送るPC(Steam)向けタイトルだ。
カバーが運営する女性VTuberグループ“ホロライブ”所属のときのそらさんが主人公の探索型アクションゲーム。ホロインディー初となる公式データを活用した3Dモデルが実装されている点が大きな特徴で、彼女とともに冒険をしているようなゲーム体験を楽しめる。
そんな同作をひと足早くプレイする機会を得たので、ホロライブファンの筆者がレビューをお届けする。
カバーが運営する女性VTuberグループ“ホロライブ”所属のときのそらさんが主人公の探索型アクションゲーム。ホロインディー初となる公式データを活用した3Dモデルが実装されている点が大きな特徴で、彼女とともに冒険をしているようなゲーム体験を楽しめる。
そんな同作をひと足早くプレイする機会を得たので、ホロライブファンの筆者がレビューをお届けする。
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ライブ中に転移した異世界を探索するメトロイドヴァニア
まずはストーリーを簡単に紹介しよう。舞台はホロライブメンバーや彼女らのアイテムがあちこちに散らばる異世界。そんな世界に突然転移してしまったそらさんは、敵と戦いながら冒険し、元の世界への帰還を目指していく。
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ジャンルはアクションアドベンチャーで、アイテムを拾って新たな能力を得ながら探索していくメトロイドヴァニアに近い。落ちているアイテムや敵はホロライブに関連するものばかりで、ファンであればいちいちテンションが上がってしまうだろう。
そして何と言っても注目なのは、やはりそらさんの公式3Dモデル。歩く、攻撃するといったひとつひとつの動きが滑らかで、そらさんご本人を見ているように感じられた。筆者のお気に入りはジャンプモーションで、かわいらしい動きなのにかなり高く飛んでいるのがまたいい。
そして何と言っても注目なのは、やはりそらさんの公式3Dモデル。歩く、攻撃するといったひとつひとつの動きが滑らかで、そらさんご本人を見ているように感じられた。筆者のお気に入りはジャンプモーションで、かわいらしい動きなのにかなり高く飛んでいるのがまたいい。
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あん肝やホロメンと協力して塔を攻略! まずは武器の強度を試さないとね
プレイヤーが探索していくのは塔。さまざまな武器やスキル、アイテムを拾って得られる能力を駆使して攻略していくことになる。
立ちはだかる敵キャラクターは、そらさんの記念すべき2017年9月7日の初配信から登場してるモアイと、そらさんが過去に描いて人気を博したザリガニ、ホロライブファンたちだ。わっかちゃん曰く、正気を失っているらしい。じゃあ敵だね。
立ちはだかる敵キャラクターは、そらさんの記念すべき2017年9月7日の初配信から登場してるモアイと、そらさんが過去に描いて人気を博したザリガニ、ホロライブファンたちだ。わっかちゃん曰く、正気を失っているらしい。じゃあ敵だね。
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武器には近接攻撃の剣と遠距離攻撃のダーツがあり、それぞれ正面だけでなく斜めにも攻撃できる。「剣はともかくなぜダーツ?」と思う人がいるかもしれないが、そらさんは大のダーツ好きなのだ。『世界のアソビ大全51』配信では、20のトリプルにぽんぽん当てており、武器になるのも納得の腕前を見せている。このようにファンにはわかる小ネタが満載で、知っているネタに遭遇すると思わずニヤついてしまう。
攻撃手段は武器だけでなく、彼女の頼れる相棒・あん肝やホロライブメンバーの力を借りたスキルも存在。これらは威力が高く、攻撃範囲も広い代わりにクールタイムが付いているため、使いどころが重要になってくる。ひとつ例を挙げると、さくらみこさんは、発動すると"サクラカゼ"を吹かせて範囲の敵に攻撃することが可能だった。
攻撃手段は武器だけでなく、彼女の頼れる相棒・あん肝やホロライブメンバーの力を借りたスキルも存在。これらは威力が高く、攻撃範囲も広い代わりにクールタイムが付いているため、使いどころが重要になってくる。ひとつ例を挙げると、さくらみこさんは、発動すると"サクラカゼ"を吹かせて範囲の敵に攻撃することが可能だった。
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攻撃以外にもジャンプやはしご登りといった軽いアクションが可能だが、ステージ内にはそれらで乗り越えられないギミックも存在する。では、どうやって突破するのか。それは、マップ内に隠されたホロライブメンバーたちの私物を拾うことだ。これらには特別な力が宿っており、2段ジャンプや遊泳といったアクションができるようになる。
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そのほかにも、最大HPが上がるチョコレートなども落ちている。これらのアイテムの存在によって「つぎは誰の何の私物だ?」と気になってしまい、自然と探索欲を掻き立てられて、隅々まで冒険してしまった。探索がめんどくさいとはならないいい作りだと感じた。
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ステージが進んでいくにつれて敵が強くなり数も増え、フロアによってはボス討伐を強いられることもある。本作にガードシステムはなく、回避と攻撃を上手く使った細かい立ち回りがつねに求められるため、しっかりアクションゲームとしてのやりごたえも感じた。雑に突っ走っていた筆者はHPが大幅に削られていることに気づかず何度もやられてしまった……。
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道中には回復とセーブが可能なベンチが配置されている。HPが0になると直前に使用したベンチから再開することになるので、こまめに利用するといいだろう。隣にはそらさんが『マイクラ』のホロ鯖で作っていた鉄道・そらトレインがあり、ファーストトラベルできる。配信で見ていたそらトレインを使えるのはファンとしてうれしい。
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拠点では2D操作から3D操作へ。多彩なエモート、ポーズ、表情にスクショの嵐が止むことはない
ここまでの冒険要素は2D操作だったが、いまから紹介する拠点・ぬんぬん広場は3D操作となる。
ぬんぬん、35P(さくらみこさんのファンネーム)、ろぼさー(ロボ子さんのファンネーム)といったマスコットやファン、ホロライブメンバーとの交流をはじめ、そらさんの公式3Dモデルを活用したポーズやエモートなどを堪能できる。
さらに、広場内にはえーちゃん(友人A)の姿も! 見つけた瞬間、一目散に駆け付けた。感動の再会に涙が止まらない……。
ぬんぬん、35P(さくらみこさんのファンネーム)、ろぼさー(ロボ子さんのファンネーム)といったマスコットやファン、ホロライブメンバーとの交流をはじめ、そらさんの公式3Dモデルを活用したポーズやエモートなどを堪能できる。
さらに、広場内にはえーちゃん(友人A)の姿も! 見つけた瞬間、一目散に駆け付けた。感動の再会に涙が止まらない……。
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わっかちゃんにそらコインを渡すと、ぬんぬん広場が発展。新たなアイテムを購入できるようになったり、ホロライブメンバーが訪れるようになって新スキルを得たりと、攻略につながる要素がたっぷり。そらコインは塔のステージ内に隠されているので、片っ端からかき集めよう。
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ホロインディー初の試みとなる公式データを活用したアクションゲーム『スターそらイトファンタジー ~空へ届く魔法~』。探索パートの操作自体はシンプルで、序盤はジャンプぐらいしかできない。しかし、進めるにつれて新たな能力を得て行ける場所が増えたり、攻略のレパートリーが増えて、序盤で苦戦していたことが難なくできるようになっていく。まるで推しとともに苦難を乗り越えたよろこびとうれしさがある。楽には進めさせてくれない程よい難度でやりごたえのある作品だ。小ネタも満載なので、ホロライブファンにはぜひプレイしていただきたい。