【任天堂決算】Switch2発表後もSwitch本体の販売ペースは好調。『マリパ ジャンボリー』748万本、『ゼルダ 知恵かり』409万本販売も営業利益は-46.6%。26年度の売上高は+63%予想
 2025年5月8日、任天堂は2025年3月期の決算説明資料を公開した。
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 連結業績は、FY25(24年4月-25年3月)で売上高11649億円(前年比30.3%減)、営業利益2825億円(同46.6%減)、経常利益3723億円(同45.3%減)、純利益2788億円(同43.2%9減)と減収減益。
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 しかし、FY26(25年4月-26年3月)の売上高予想はSwitch2の発売なども加味し、前年比+63.1%の19000億円予想となっている。
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 なお、Switch2の26年度販売予想は1500万台、ソフトは4500万本となる見込み。
 また、現行Switchの売上も好調で、Switch2発表後も販売ペースを落とさず、全世界累計セルスルーが1億5000万台目前とのこと。
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 ゲームソフト面では『スーパーマリオパーティ ジャンボリー』が748万本、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が409万本、『ペーパーマリオRPG』が210万本販売。年間として24本のソフトがミリオンセラータイトルとなった。

 前期は『
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や『Super Mario Bros. Wonder』がハードウェア、ソフトウェアの販売を大きく牽引していたこともあり、比較すると当期の販売数量は減少したが、発売から9年目を迎えたプラットフォームとして堅調な販売状況だという。
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 今後の見通しとして、2025年6月5日にNintendo Switch 2を発売予定。決算短信では「Nintendo Switch 2 ならではの魅力をお伝えし、新規タイトルを継続的に投入することで、ハードウェア・ソフトウェアの販売拡大に努め、プラットフォームの活性化を目指します」としている。Switchについても、発売済みのタイトルに加えて、新規タイトルなどを投入することで稼働の維持を目指すという。

 なお、ゲーム以外の情報として、任天堂IPにふれる人口拡大の取り組み事例も挙げられている。決算資料では、フロリダ州オーランドで2025年5月22日に開業予定のテーマパーク“ユニバーサル・エピック・ユニバース”内にスーパー・ニンテンドー・ワールドがオープン、2027年3月26日公開予定の実写映画
『ゼルダの伝説』、そして任天堂の情報を日替わりで届けるスマホアプリ『Nintendo Today!』などが紹介されている。
[IMAGE][IMAGE]※画像は任天堂“2025年3月期 決算説明資料”より引用
2025年3月期 決算説明資料(PDF)
2025年3月期 決算短信
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