
須田剛一氏が創設したグラスホッパー・マニファクチュアの第1作
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本作はストーリーモードの衝撃的な結末が話題となった『スーパーファイヤープロレスリング スペシャル』や、そのカオスすぎる内容が現在も語り継がれている『ムーンライトシンドローム』を制作した須田剛一氏が、ヒューマン退社後に創設したグラスホッパー・マニファクチュアで発表したタイトル。
物語は20年前に逮捕された伝説の連続殺人鬼“ウエハラカムイ”が収容されていた閉鎖病棟から脱走し、公安特殊部隊“リパブリック”に所属する主人公が追跡をしていくというもの。しかし、すでに多くの人々にとって“ウエハラカムイ”は人物ではなく概念のような存在になっており、それぞれが認識している人物像が異なるため、真実を探っていくほどに全貌があやふやになっていきます。難解かつ混沌としたストーリーであるものの、クールかつコミカルなキャラクターたちや、斬新な演出の数々に魅了されること間違いなしです。
なお、公安特殊部隊リパブリックのメンバーたちが活躍する“Transmitter”以外に、フリーライターのモリシマトキオの視点で進む“Placebo”も存在。
物語は20年前に逮捕された伝説の連続殺人鬼“ウエハラカムイ”が収容されていた閉鎖病棟から脱走し、公安特殊部隊“リパブリック”に所属する主人公が追跡をしていくというもの。しかし、すでに多くの人々にとって“ウエハラカムイ”は人物ではなく概念のような存在になっており、それぞれが認識している人物像が異なるため、真実を探っていくほどに全貌があやふやになっていきます。難解かつ混沌としたストーリーであるものの、クールかつコミカルなキャラクターたちや、斬新な演出の数々に魅了されること間違いなしです。
なお、公安特殊部隊リパブリックのメンバーたちが活躍する“Transmitter”以外に、フリーライターのモリシマトキオの視点で進む“Placebo”も存在。
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とくに注目なのが“FILM WINDOW”システム。通常のアドベンチャーゲームは絵とテキストの位置が決まっていますが、本作はシーンによってウィンドウやテキストの位置はもちろん、イラストアニメーション、実写など表現方法も自在に変わり、視覚的にも楽しめます。独特なシステムゆえに操作性で不便なところもありましたが、それ以上に未知のものに触れる刺激がありました。
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実写パートはインパクトのある演出でありながら、ゲームの中の虚構とプレイヤーのいる現実を繋ぐようなものになっていました。そんな自由な発想が随所に散りばめられていて驚きに満ちた内容でありながら、しっかりまとまっているのもすばらしいポイント。本作のダークで大人な世界観はとても格好良かったです。また、小川直也さんやアントニオ猪木さんなどのプロレスネタがチョイチョイはさまれるのはプロレスファンの須田氏ならではでしたね(笑)。
須田氏が生み出すキャラクターやセリフはもちろん、宮本崇氏によるスタイリッシュなイラストや高田雅史氏のサイケデリックな音楽など、どれもがイカしていて最高でした。誰にでもオススメできる作品ではありませんが、刺さる人には刺さる怪作。ぜひこの機会にプレイしてみてほしいです。
須田氏が生み出すキャラクターやセリフはもちろん、宮本崇氏によるスタイリッシュなイラストや高田雅史氏のサイケデリックな音楽など、どれもがイカしていて最高でした。誰にでもオススメできる作品ではありませんが、刺さる人には刺さる怪作。ぜひこの機会にプレイしてみてほしいです。
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