
中国の開発スタジオ“S-GAME”より発売予定の『Phantom Blade Zero』。剣戟×カンフーを融合させた“カンフー・パンク”アクションゲームと謳う新規タイトルだ。
2024年9月26日~29日にかけて開催されている、東京ゲームショウ2024(TGS2024/26日、27日はビジネスデイ)のS-GAMEブース(02-N20)では、本作のデモ版がプレイできた。
TGS2024のデモ版では、新たに2種の武器と難度“ベリーハード”が追加されていた。“Summer Game Fest 2024”(サマーゲームフェスト2024)のPlay Dayでもプレイしていた筆者は、スタッフに勧められ、恐る恐る難度“ベリーハード”に挑戦してきた。その模様をお届けする(ノーマルモードは下記記事をチェック)。
2024年9月26日~29日にかけて開催されている、東京ゲームショウ2024(TGS2024/26日、27日はビジネスデイ)のS-GAMEブース(02-N20)では、本作のデモ版がプレイできた。
TGS2024のデモ版では、新たに2種の武器と難度“ベリーハード”が追加されていた。“Summer Game Fest 2024”(サマーゲームフェスト2024)のPlay Dayでもプレイしていた筆者は、スタッフに勧められ、恐る恐る難度“ベリーハード”に挑戦してきた。その模様をお届けする(ノーマルモードは下記記事をチェック)。
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死亡までの66日間で挑む復讐の物語。剣戟×カンフーを融合させた、映画さながらのアクションは必見
本作を知らない人に向けて、まずは世界観とストーリーを簡単に説明しよう。舞台となるのは、あらゆる力が結集する世界“ファントムワールド”。“The Order”と呼ばれる強大な組織に所属するエリートアサシン“Soul”は、組織の家長殺しの犯人に仕立て上げられてしまう。
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その後の犯人捜索で重傷を負ってしまうが、神秘的な治療師によって命を救われるものの、その場しのぎの治療は66日しか持たない。プレイヤーは“Soul”を操作し、数々の強敵や怪物と戦いながら、タイムリミットの66日間に黒幕への復讐を目指すことになる。
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ゲームシステムはソウルライクテイストで、戦闘はおもに近接武器ふたつ、遠隔武器ふたつの計4つを駆使して戦う。以前のデモ版では近接武器に刀と双剣、遠隔武器に弓と虎の頭のようなキャノン武器を使用できたが、今回新たに踊り子の投擲武器のような新装備を使用することができた。
投擲武器は基本的に双剣のように近接で多段ヒット攻撃をくり出すのだが、ボタンの組み合わせによっては敵から大きく距離を取り、遠隔でも攻撃することができた。それぞれの武器は専用のアクションになっているので、武器の種類だけアクションを楽しめる。
投擲武器は基本的に双剣のように近接で多段ヒット攻撃をくり出すのだが、ボタンの組み合わせによっては敵から大きく距離を取り、遠隔でも攻撃することができた。それぞれの武器は専用のアクションになっているので、武器の種類だけアクションを楽しめる。
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そんなアクションは本作を語るうえで外せない要素だ。実写映画『るろうに剣心』などでアクション監督を務める谷垣健治氏が監修しているアクションは、かなりこだわりが詰まっている。
カンフーを彷彿させるようなモーションはとにかくかっこよく、墨絵のようなエフェクトも相まって、いちいち惚れ惚れしてしまう。まるでジャッキー・チェンを操作しているんじゃないかという錯覚に陥るレベルだ。
カンフーを彷彿させるようなモーションはとにかくかっこよく、墨絵のようなエフェクトも相まって、いちいち惚れ惚れしてしまう。まるでジャッキー・チェンを操作しているんじゃないかという錯覚に陥るレベルだ。
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敵AIが賢くなった最高難度ベリーハードは本気でプレイヤーを殺しにくる
さて、肝心の難度“ベリーハード”に関してだが、これがかなり骨が折れる難度になっていた。死にゲー好きは堪らないはず。
ノーマルは数回プレイすれば、敵の攻撃パターンを覚えて、なんとなく攻略できる難度だった。だが、ベリーハードではそれが通用しなかった。
ノーマルは数回プレイすれば、敵の攻撃パターンを覚えて、なんとなく攻略できる難度だった。だが、ベリーハードではそれが通用しなかった。
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難しくなっている点として挙げられるのは、敵のモーションの変化だ。ノーマルなどは比較的に分かりやい敵の動作で、敵の攻撃を受け流すゴーストステップやパリィなどを狙いやすかった。だが、ベリーハードの敵はこちらのガードを崩すようにラッシュをしてきたり、モーションだけを見せて、まったく別の技をくり出してきたりと、かなりいやらしい攻撃が増えていた印象だ。
開発いわく、敵の攻撃力などは変化していないが、AIの性能が強化されているとのこと。1、2、3とテンポがよかった敵の攻撃が不規則になっているので、パターンで攻略しようとすると足をすくわれた。
開発いわく、敵の攻撃力などは変化していないが、AIの性能が強化されているとのこと。1、2、3とテンポがよかった敵の攻撃が不規則になっているので、パターンで攻略しようとすると足をすくわれた。
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そんな難度に何度も心を折られそうになりながらも、なんとかデモ版のラスボスまで倒すことができた。途中、「今日は1日中このブースにいることになるな」と心の中で感じたこともしばしば。だが、その分ベリーハードのラスボスを倒したときの達成感は凄まじく、トドメの演出も相まってあまりにも気持ちよすぎた。脳の汁がすべて放出される勢い。
この達成感を感じるため、何度も何度も挑戦してしまうのが本作の醍醐味だろう。ベリーハードは、かなりプレイヤーのアクションがカギとなるような難度。ゲームの腕にかなりの自信がある方にぜひ挑戦してほしい難しさだった。ちなみに筆者はクリアー時間28分、死亡回数20回という結果だった。単純計算で1分24秒に1回死んでいる。死にすぎだろ。
この達成感を感じるため、何度も何度も挑戦してしまうのが本作の醍醐味だろう。ベリーハードは、かなりプレイヤーのアクションがカギとなるような難度。ゲームの腕にかなりの自信がある方にぜひ挑戦してほしい難しさだった。ちなみに筆者はクリアー時間28分、死亡回数20回という結果だった。単純計算で1分24秒に1回死んでいる。死にすぎだろ。
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