あのスピードラン犬が再びやった! 延長12回サヨナラ2ランで野球ゲームに見事勝利
 ゲームのスピードラン(早解き)に挑む犬として話題になった柴犬“ピーナッツバター”が、チャリティイベント“Games Done Quick”(GDQ)に再び登場。『Ken Griffey Jr Presents Major League Baseball』で1試合に勝つという目標を見事クリアーした。
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 ピーナッツバターのプレイスタイルは、犬の手で押せる専用コントローラーを使い、飼い主のJSR_氏の指示に合わせてボタンを押すというもの。さすがに普通のコントローラーを握って複雑な判断・操作を直接行うわけではないが、飽きずに指示を待ち続けて実行する忍耐力と飼い主への信頼のたまものだ。

 ピーナッツバターは
今年1月にもGDQに登場して『ジャイロ』のGAME Bをクリアーしていたが、アクションに多少の猶予時間がある『ジャイロ』に対して、今回は細かな入力タイミングの違いが結果を左右する野球ゲーム。偶然当たったのでもヒットはヒットだし、途中でいくら失敗しても最終的に試合に勝てばオーケーとはいえ、このコンビにとって簡単なことではないのは明白だ。
 試合はロースコアで進行し、CPUに1点を先制されるも6回裏に逆転に成功する。しかし8回に3対3の同点にされ、試合はそのまま延長12回裏に。そして2塁にサヨナラのランナーがいる状態で打席を迎えたのは、ゲームのイメージキャラクターでもある名バッターのケン・グリフィー・ジュニア。見事捉えた初球は逆方向へのサヨナラ2ランホームランとなり、5対3でゲームセット。JSR_氏が「グッドボーイ!(いい子だ!)」とピーナッツバターを褒め称えるなか、会場も大喝采となった。