本記事では、発売前にプレイする機会を得たのでその内容をお届け。プレイ人数の都合上、“Ripper”モードはプレイできなかったため、“Magistrate”モードをメインに紹介していこう。
捜査フェーズを導入した新しい人狼系ゲームが爆誕
参加するプレイヤーの中からひとりが殺人鬼に選ばれ、そのプレイヤーが事件を起こしてゲームが開始される。無実のプレイヤーは事件の調査、殺人鬼のプレイヤーは調査の妨害を行いながらゲームを進めていき、最後に集めた証拠をもとに犯人を当てるといった内容だ。
殺人鬼側は殺人事件を2回成功させるか、裁判で正体を見破られなければ勝利。対して、無実のプレイヤーたちは裁判で殺人鬼のプレイヤーを当てれば勝利となる仕組みになっている。
ゲーム開始時にプレイヤーは、役割や調査方法が異なる3種のキャラクターからひとりを選択していく。
ひとり目は、新聞記者。新聞記者は、ほかのプレイヤーをカメラを用いて撮影して、街にいる目撃者から情報をもらうことができる。しかし、目撃情報しか得られないため、多くの目撃者を訪れていく必要がある。



そして、街には役割を持つNPCも点在する。たとえば、賄賂を渡すことで証拠をくれたり、逆に証拠や証言を嘘に変えてくれるNPCがいる。そのため、殺人鬼は目撃者にお金を渡して、嘘をつくようにしたり、証拠を隠し持ったりしながら調査の妨害をしていく。



プレイヤーが思い思いに動きながら裏切り者を探すタイプの人狼系ゲームとは異なり、本作には明確な捜査フェーズが設けられている。集めた証拠をもとにした推理だけでなく、嘘の証言や偽の証拠をめぐる駆け引きが生まれる点も特徴だ。
友だちと協力して事件解決に挑め
このモードでは、各プレイヤーが警察官となり、殺人事件の容疑者(NPC)の中から犯人を見つけるため、制限時間内に証拠集めやアリバイの検証をしていく。そして、時間内に集めた証拠や証言をもとに、容疑者のなかに潜む殺人鬼を当てることができれば成功。3回犯人を外すとゲームオーバーになってしまう。イメージをするならば、“Ripper”モードの捜査と裁判のフェーズを友だちやひとりで気軽に遊べるモードだ。
ここからは実際に事件の調査に挑んでみよう。




捜査では、虫眼鏡やカメラなどのアイテムを用いて、証拠を集めていく。たとえば、虫眼鏡は犯行現場に残された足跡を見て、犯人がどのように街を移動したのかを記録できる。


また、カメラで容疑者たちの写真を撮影して、街の通行人や証言者に見せることができる。


目撃者に話を聞くと、写真の裏側に目撃情報が記載されていく。そして、容疑者のアリバイが本当なのか、はたまた嘘なのかを確かめることができ、複数の目撃者に話を聞くことで、容疑者が黒なのか白なのかを判断する手掛かりとなる証言を得られるのだ。


そして、集めた証拠や証言をもとに、見事犯人を当てれば事件解決だ。

つぎの日に進むと、事件の解決に役立つスキルの獲得や、殺人鬼がどのような妨害をしてくるかを選ぶことができる。これをくり返していく。そのため、“Ripper”モードで実際にプレイヤーがしてくるであろう妨害への対処の練習にも最適だろう。



実際に調査と裁判のフェーズを体験してみて……
「今回、○○のNPCを調査する!」
「△△は、調査したら無罪に近いみたい」
「逆に、□□は有罪っぽい証言出たけど、無罪の可能性もあるみたい」
「待って。□□の指紋が凶器の指紋と同じだから可能性高いかもしれない!」
「「「「じゃあ、□□が犯人か~~~」」」」
といった感じで友だちとワイワイと協力しながら、事件の調査に挑みつつ、操作感の確認や調査の練習ができるようなモードだった。また、人狼ゲームが得意ではないが友だちと謎解きをするゲームが遊びたい人にもうってつけだろう。
本作は捜査フェーズが入ることにより、これまでの人狼ゲームとはまた違った体験が味わえ、殺人現場を見られ、すぐに追放されてしまうといったやるせなさを感じさせないつくりになっていた。プレイヤーによって、アグレッシブな殺人鬼だったり、調査を惑わせてくる頭脳派の殺人鬼だったりと、個性によって事件内容も変わってくるので、こういった点も楽しみのひとつになるはずだ。
なお、記事内の写真は英語表記となっているが、Steamのストアページ内にはインターフェースが日本語に対応と記載されており、発売前に公開された体験版も、一部日本語に対応していた。友だちと人狼ゲームを楽しむもよし、ひとりで練習して本番に備えるもよし、協力して殺人事件の調査に挑むもよし。気になった方は実際にプレイしてみてはいかがだろうか。

















