- 七瀬つむぎ(有村麻央役)
- 花岩香奈(葛城リーリヤ役)
- 薄井友里(姫崎莉波役)
- 松田彩音(花海佑芽役)
リーリヤの新曲『いつかのわたし』と莉波の新曲『重なる夜空の痕跡に』が初披露。『白線』のコールが福井に響き渡ったDay2
途中、開演前に一瞬だけ会場が暗転するというフェイントじみたハプニングがありつつ、リーリヤの『Wake up!』が終わると同時に改めて会場が暗転。モニターに映し出された学園長・十王邦夫(声:大塚明夫さん)を、プロデューサーたちが「邦夫ーッ!」という熱い歓声で迎える。
根緒亜紗里先生(声:古賀葵さん)による諸注意の連絡があり、「福井公演Day2、開演じゃ(です)!」の声が福井の地に響き渡る。レーザーの光と、プロデューサーたちの期待の声で満ちる会場。ミディ氏作曲のポップなOvertureが流れ、モニターには今回の公演に合わせて描き下ろされた、メガネ姿のアイドルたちがつぎつぎと映し出される。
凛々しさをまとわせつつ、激しいパフォーマンスでホールを沸かせる花岩さん。意志の強い表情を見せたかと思えば、ふっと会場へと笑みを向け、プロデューサーたちの心を撃ち抜く。開幕にも関わらず大きな「はい! はい!」の声が響き渡る、最高の幕開けとなった。


入れ替わるようにして壇上へ立つ薄井さん。歌うのは莉波の『L.U.V』。曲に込められた溢れんばかりの“好き”と“愛”を、甘い表情で歌い上げる。会場中の全員と指切りをする振り付けに、思わず小指を出したプロデューサーも多かったのではないだろうか。
そして何より、この曲と言えばセリフパートの破壊力。ラストの“ねえ、明日もふたりで帰ろうね”の後、爆発したかのような歓声が会場を包み込んだ。


そんな歓声にも負けないほどの大きな声が、ふたたび会場へと響き渡る。流れたのは『Fluorite』のイントロ。ステージの端より七瀬さんが歌いながら堂々たる表情で現れ、自身の奥底に秘められた輝きを届けるこの曲を歌う。
ラスサビ前のセリフパートでは、手を前に伸ばす七瀬さんが向かい合うような姿がモニターに映し出される。MVを思い出すような表現に、思わず涙腺が刺激される。最後は会場中からクラップの喝采を浴び、拳を突き上げた七瀬さんは声を背中に受けながら退場していった。


またも大きな声で迎えられたつぎの曲は、佑芽の『グースーピー』! ステージの裾から叫びながら駆けよって来る松田さん。プロデューサーたちは準備万端とばかりに、完璧に仕上がったコールで松田さんを迎える。
松田さんもステージの端から端まで動く驚異の運動量を見せながら、安定感抜群の歌唱に佑芽らしさを交えつつこの賑やかな曲を歌い上げる。最後にはチョキを出しながら笑顔で締め。熱い曲から始まった最初のブロックのソロ曲パートを見事に締めくくった。


そして5曲目は、4人全員での『修楽旅行』。会場中の全員と指切りゲンマンをして、大きなハートで愛を伝え合う。コールはもちろん、それぞれのソロパートも大盛り上がり。松田さんの「上げてくよー!」の声にも大声で応え、会場すべてが一体となり、この旅(ツアー)の楽しさを表現する。
そしてもちろん、“最高のピース!”の後は、4人揃っての記念撮影。満足そうに写真を見上げた4人は、プロデューサーたちの大声援に包まれながらこの曲を笑顔で終えた。


その後はMCへ。4人全員が、福井になぞらえたそれぞれの担当するアイドルらしいセリフとともに挨拶。松田さんがちょっと噛んでしまうアクシデントがありつつも、「噛んですみませ~ん……」と、はにかむ姿に会場から微笑みが漏れる。
“Day2だからカニの手(ピースをしながら)”など、変なワードが飛び交いつつ曲の振り返りへ。Day2の『修楽旅行』カメラはどうだったかを振り返ると、七瀬さんが「変なポーズをしてしまった」と告白。薄井さんも恐竜のポーズをしようとして、その途中で撮られてしまったとのこと。そういうのも修学旅行の思い出みたいだねと、松田さんが笑っていた。
唐突な薄井さんの提案により、いっさいの予告なしでウェーブが始まる。にも関わらず、「せーの、ざっぱーん!」の声に合わせ、一糸乱れぬ見事なウェーブを披露するプロデューサーたち。壇上の4人も、驚きながら感謝の言葉を述べていた。
話題は福井グルメについて。越前そば、ソースカツ丼、プリン、鯖江ドッグなど、数々のメニューを堪能したという松田さん。本番前にも、今回のコラボ商品である“眼鏡堅麵麭”を食べていたとのことだ。薄井さんも「お刺身がおいしかった」と、海とお刺身関わったすべてに感謝の言葉を届けていた。
衣装についての話となり、「まわってー!」の声とともにポーズをとりながら回る4人。Day1と同じくフクイサウルス……かと思いきや、今回は福井県の形だったとのこと。駅にあったポスターの“福井県は恐竜の形”という言葉にインスピレーションを受けたそうだ。
半笑いで満足したかどうか確認を取りつつ、つぎの曲フリをする七瀬さん。福井弁で会場を盛り上げ、自由形のMCが曲フリとともに終わる。会場に流れたのは電話のコール音。先ほどまで全力のツッコミを見せていた七瀬さんが電話を取るような仕草を見せ、6曲目である麻央の『Top Secret』を歌う。
みんなが寝静まった夜。“キミ”とだけこっそり話し合う甘い時間。そんな歌の世界観を、甘い歌声と滑らかな振り付けで七瀬さんが表現する。最後にはウインクしながら口に手を当てるキュートなポーズで締めくくり、プロデューサーから歓声が上がった。


続いては佑芽のSTEP3楽曲『真っ白いページと水彩の主人公』。わちゃわちゃしたこの曲を、松田さんが全身を使ってパフォーマンス。さまざまな物語を表現する身振り手振りからは、目の前に楽曲の世界が広がるような印象を受ける。
重みを感じさせるラスサビは、ゆったりとした動きと抜群の声量で会場を包み込む。“ヒーロー”となった松田さんを賞賛するよう、会場からは大きな拍手が送られた。


8曲目は莉波の『歌声は君いろ』。ゆったりとした音楽に合わせ、君の横に立つお姉さんの思いを薄井さんが歌う。『clumsy trick』のときなどとはまた違った、柔らかで余裕を感じさせるような笑顔が印象的なステージだ。
ホールへと響き渡る、伸びやかな歌声。切なさと温かさをはらんだ声で落ちサビを歌うと、間奏では“君”と手を取り合ってダンス。最後まで大人っぽさを感じる、染み入るようなパフォーマンスでプロデューサーたちを魅了した。


“あの日流した涙がきっと”と、誰かと指切りをするような振り付け。落ちサビでは泣き出しそうな声で、このステージ立てたことの感謝を歌う。“一歩ずつでいいよ”、“一つずつでいいよ”。柔らかい言葉を、あの日夢を目指した“いつかのわたし”へと届ける歌が終わると、会場からは大きな拍手が届けられた。


その後のMCでは曲の振り返りが。初披露となった『いつかのわたし』について。バラード曲だけど、リーリヤらしい熱いハートを込めて歌ったと花岩さんが語った。
Day2では“ホントのボク”の髪型で歌ったと『Top Secret』について語る七瀬さん。途中の腕を振るパートについてレクチャーをするも、先生役である七瀬さんが間違えてしまうという一幕も。最後は“アーカイブを見て勉強”と、プロデューサーたちに夏休みの宿題を出していた。
『グースーピー』では、「皆さんはじゃんけんで負けてくれましたか?」と笑う松田さん。どうやら勝った人は、恐ろしいことが起こるらしい(と言いつつ、そんな曲ではないけど、と笑いながら語っていた)。
『L.U.V』を“余裕さ”をプラスして表現したと語る薄井さん。『歌声は君いろ』のMVについても熱く語り、「今日も踊りました。見えない誰かと」と笑っていた。
続いては、『学マス』の新たな夏の1曲『「ねえ、言っちゃうよ。」』。ひと夏の出会いと恋心を、切なさと爽やかさの走る曲に乗せて4人が歌う。全体曲ながらもソロパートが多く、振り付けからも曲の持つ“ふたりきりの恋”のような世界観を感じられる。
落ちサビでは縦に揃ってのフォーメーション。直前まで歌っていた花岩さんがしゃがみ、“「ねえ、言っちゃうよ。」”と歌う七瀬さんがハイライトされる。最後まで夏の甘酸っぱい恋の雰囲気をまとわせたステージに、大きな拍手が送られた。


続いては佑芽の『金の斧、銀の斧、エメラルドの斧』。ブラスの音とともに、友だちをいっぱい作ろうと旅をする佑芽の元気さを表現する松田さん。“あっちむいてほい”では、いたずらっぽい笑顔を見せたりと、表情の作りかたもすばらしい。
「金! 銀!」、「In! to!」と、プロデューサーたちも大きなコールでこの曲を盛り上げる。『オズの魔法使い』らしいポーズを取った後にかかとを指さしてこの曲を締めくくった松田さんに、拍手と歓声が届けられた。


響いたのは、聞き慣れない音を刻むギターの旋律。壇上に上がった薄井さんが、莉波の新曲『重なる夜空の痕跡に』をサプライズ披露。オシャレな大人っぽさを感じさせる1曲を、弾けるような笑顔で歌う薄井さん。
“一番星が光った”など、初星学園らしいエッセンスも添えられている歌詞も印象に残る。星座を描くパフォーマンスなど、夜に光る星を感じさせるステージに、会場から大きな声が上がった。


続いてステージの中央、0番へと立ったのは七瀬さん。“信じて、見つけるから”の声とともに歌われたのは麻央のSTEP3楽曲である『見て』だ。1stシングル衣装かつ、“ホントのボク”の髪型で歌われることに、どこか特別さを感じてしまう。
何度か歌われた楽曲だが、今回は目に込められた表現を強く感じるパフォーマンスに。客席へと柔らかな目を向けるとき、葛藤と迷いを感じさせるとき、強い意志でその先を見つめるとき、それぞれの表情がとても記憶に残るステージとなった。


特殊なイントロとともに壇上へと立ったのは花岩さん。ソロ曲パートのゴールラインを描くようにリーリヤのSTEP1楽曲『白線』が歌われた。
花岩さんのパフォーマンスがすばらしいのは言わずもがな、何度も歌われたおなじみの楽曲ということもあってか、コールの厚みと熱量がとんでもないステージに。MCではライブ初参加のプロデューサーが多いとのことだったが、そんな雰囲気を微塵も感じさせない一体感でこの曲をともに作り上げていく。
花岩さんの、歌詞に合わせた「ここが好きー!」、「愛しているよー!!」にも大歓声で応え、最後まで声を振り絞るプロデューサーたち。最後は跳ねながら花岩さんが笑顔を届け、大熱狂のステージが幕を閉じた。


MCが始まると、松田さんが興奮気味にかけより『重なる夜空の痕跡に』の話をせがむ。シンプルにいい曲だと感想を述べつつ、ラブソングではない莉波の新曲について語る薄井さん。“熱い青春を感じさせる走りながらのエンディング”をイメージしながら歌ったという。星座を描くパフォーマンスでは、莉波の誕生日の星座である“うお座”を表現していたということだ。
続いて薄井さんが音頭を取り、『「ねえ、言っちゃうよ。」』福井バージョンを披露する4人。ラスサビの“恋をしてしまったからですか”の後、間奏でフォーメーションが入れ替わる部分に合わせ、恐竜のポーズで集合し、最後は客席に向けポージング。
ちなみに七瀬さんはティラノサウルス、松田さんはラプトル、薄井さんはネッシー(「恐竜か?」というツッコミが七瀬さんから入っていた)、花岩さんはエリマキトカゲ(薄井さんいわく「前世は恐竜でしょ?」とのこと)なのだという。
『金の斧、銀の斧、エメラルドの斧』は、ミュージカル的な楽曲に合わせて表現を工夫していたとのこと。『見て』を披露した七瀬さんは、1st衣装について言及しつつ、0番に立ってこの曲を歌うことの緊張感と幸せさについて話す。『白線』のコールについて感謝する花岩さん。ライブごとにいろいろな色が出せるこの楽曲を、これからも大事にしたいと語っていた。
最後の曲というアナウンスに対し「いま来たばっかり~!」の声が上がると、松田さんから「嘘つきはだメガネ!」というかわいらしい返答が。
そして“カニ”になぞらえた言葉で、全員が曲フリ。最後にはそれぞれ担当カニ(?)のポーズを決めると、七瀬さんが耐えきれないような声で「早くつぎに……!」と叫ぶ。最後までこのメンバーらしい雰囲気を感じさせつつ、アンコール前最後の曲『標』へ。
本ツアーの表題にもなっているこの曲を、初星学園アイドル科のキャスト陣、プロデューサー科の生徒がいっしょになって歌声を紡ぐ。ソロパートを担当したのは薄井さん。力強さを感じさせる伸びやかで歌声を披露し、“総喝采”へと導いた。


会場に響く、鳴りやまないアンコールの声に応えたのは学園長。ここからは各種お知らせのコーナーへ。会場物販や本公演で発表された新曲が8月22日に公開されること、アイドルたちの自由時間(ソロの紹介パート)が個別収録された、『修楽旅行』のCDの発売などが告知された。
『学園アイドルマスター GOLD RUSH』新刊に、麻央の書き下ろし新曲『とめどなく』が付いた特装版が付くこと、ゲーム内MVとして『標』の実装が発表されると、会場からは叫びに似た期待の声が上がる。『標』は、麻央、千奈、清夏ガシャとして近日実装されるとのことだ。
そして楽曲は、間奏の福井コール&レスポンスへ。「ティラノサウルスがおーがおー!」、「おいしいカニさんちょきちょきちょき!」、「ツツジが一面満開!」、「メガネ生産日本一!」、「やっぱり福井はいいところ! やっぱり福井は最強!」と、会場全体で大きな声を張り上げる。曲が終わると、フェニックス・プラザ エルピス 大ホールを“楽しい”で満たした4人を、興奮冷めやらぬ声で賞賛していた。


カニさんらしい2本の指で外したメガネを、軽やかに七瀬さんが回収。最後に公演を振り返るMCへ。
すべてのソロ曲の披露できたことがうれしかったと語る松田さん。どの曲も同じにならないよう、いっぱい分析して向き合ってがんばったと話す。福井バージョンの『「ねえ、言っちゃうよ。」』を真剣に議論したことなど、本公演メンバーとの思い出も語っていた。
薄井さんもソロ曲を歌えた機会について触れつつ、新曲で新しい一面を見せられたこともうれしそうに語る。自分たちのがんばりについても話しつつも、いまきっとレッスンをがんばっているつぎのメンバーたちも応援してほしいと、これからのツアーへとつながる言葉を残した。
ソロ曲について語ったのは七瀬さんも。セットリストが予想できたかとプロデューサーたちへ聞くと、会場からは「無理!」という声が。笑いながら「そうだよね」と返しつつ、本公演で楽曲を披露したことへの喜びを話す。麻央のいろいろな表情を見せたことや先ほど発表された『とめどなく』や『標』についても触れつつ、これからの展開を楽しそうに語っていた。
『極光』でDay2のトップバッターを務めた花岩さん。ソロ曲をここまで歌ったのは久しぶりだとしつつ、これまでの経験を詰め込んだ濃い二日間だと振り返る。“福井公演凝縮分”を福岡公演の5人にバトンとして渡し、全公演の“凝縮分”を持ってファイナル公演へ行きたいと、意気込みを語った。

最後の曲は、2周年記念楽曲でありH.I.F課題曲の『ガラクタロード』! 少人数での披露に合わせたフォーメーションになっており、手を合わせながら回るような振り付けで会場を盛り上げていく。
底抜けに明るい歌詞と、弾けるような笑顔のパフォーマンス。そんなステージ上の4人に負けないようなコールの熱量。花岩さんの「いっくよー!」の声に合わせ、会場中にオレンジ色が光り輝く。福井公演の最後を飾るにふさわしい、大熱狂のステージとなった。


松田さんの「これからもアイマスですよ! アイマス!」の声に合わせ、「アイマスー!」と返すプロデューサーたち。七瀬さんが花岩さんの手を取り、薄井さんがジェラり(嫉妬し)、最後まで賑やかに話しながら全体へと挨拶をしていく4人。七瀬さんが薄井さんの手を取る場面もあり、会場がまた沸く。
配信を見ているであろう福岡公演のメンバーへもバトンを渡し、名残惜しさを語りつつも4人は退場。最後まで割れんばかりの拍手がホールを包んでいたのは、言うまでもない。
最後は学園長による挨拶と、締めの一丁締め。学園長とあさり先生が音頭を取り──アイドルたちの輝きが遠くへ届くように願いを込めた──力いっぱい手を叩く音が福井へと響き渡った。
会場に光が灯ると、どこからともなく「アイマス最高!」の声が。熱狂のまま、福井公演が幕を閉じた。
“学園アイドルマスター LIVE TOUR -標- 福井公演”Day2セットリスト(敬称略)
- 01. 極光(花岩香奈)
- 02. L.U.V(薄井友里)
- 03. Fluorite(七瀬つむぎ)
- 04. グースーピー(松田彩音)
- 05. 修楽旅行(七瀬つむぎ、花岩香奈、薄井友里、松田彩音)
- 06. Top Secret(七瀬つむぎ)
- 07. 真っ白いページと水彩の主人公(松田彩音)
- 08. 歌声は君いろ(薄井友里)
- 09. いつかのわたし(七瀬つむぎ)
- 10. 「ねえ、言っちゃうよ。」(七瀬つむぎ、花岩香奈、薄井友里、松田彩音)
- 11. 金の斧、銀の斧、エメラルドの斧(松田彩音)
- 12. 重なる夜空の痕跡に(薄井友里)
- 13. 見て(七瀬つむぎ)
- 14. 白線(花岩香奈)
- 15. 標(七瀬つむぎ、花岩香奈、薄井友里、松田彩音)
- EN01. 古今東西ちょちょいのちょい(七瀬つむぎ、花岩香奈、薄井友里、松田彩音)
- EN02. ガラクタロード(七瀬つむぎ、花岩香奈、薄井友里、松田彩音)










