今回は、発売に先駆けて『エンドレスラグナロク』の先行プレイリポートをお届け。前作をやり込んだライターの視点から、本作の見どころを解説していく。
眺めているだけで胸躍る追加コンテンツの数々

『エンドレスラグナロク』で追加されたコンテンツを遊ぶには、『リリンク』を一定段階までプレイする必要がある。前作のエンドコンテンツであったプロトバハムートの撃破クエストの達成が前提条件になっているので高いハードルに見えるが、後述するシングルプレイコンテンツ“極沌空所”で手に入る報酬が破格であるがゆえに『リリンク』を最初から遊び始めたユーザーでもスムーズにたどり着けるとのこと。

まずは主人公のグランを操作して、本作より登場する終末の獣“ラグナリオン”とのバトル。見た目は『リリンク』のストンダイルに酷似しているものの強さは別格だ。ラグナリオンはそれぞれ固有の特殊技“エクストラバースト”を持っているようで、筆者も「知らないぞ、こんな技……!」と意表を突かれた(もちろんグランにクリーンヒット)。

新要素は敵だけではない。装備した召喚石から星晶獣らを呼び出して戦局を有利に進める“召喚”と、ルリアが参加する“アセンドチェイン”は大きな武器に。召喚は“アビリティ”に近い簡易操作で実行できるうえに、呼び出した星晶獣や魔物は無敵状態となるのでストレスフリー。敵の大技を回避するために呼び出すのも悪くなさそうだ。

導入が済むといよいよクエスト難易度“天上無頼の騎空士”が解放。今回は、同カテゴリの中の難易度“Chaos”に属するクエストを試遊できた。まず、筆者がプレイしたのは今回から晴れてプレイアブルキャラクターとなったマギラフリラ。隠密行動を生業とする刃重衆の長で、伝説の武器“スペリオルシリーズ”を操るお嬢様、しかも仲間想い……とあまりにも属性てんこ盛りなキャラクターだ。
種族ハーヴィンをこよなく愛する筆者ももちろん、彼女のプレイアブル化をいまかいまかと心待ちに。熱く語りすぎて騎空団の友人たちにもドン引きされた記憶があるが、しかたない。あんなに気品のあるビジュアルなのに、武骨なガランツァと息もピッタリの掛け合いを見せたり、戦闘に負けたときにやたらと潔かったり、彼女の魅力はついつい伝えたくなってしまうというもの。
そんな彼女を操作して判明した要素は以下のとおりだ。
マギラフリラ
- 魔剣を飛ばしながら戦うため、通常攻撃のリーチが長い
- コンボフィニッシュは操作可能で、うまく敵に当てると、以降の攻撃が敵を自動追尾
- 攻撃を当てて刃重ゲージをためると強力な“百重の連刃”をくり出せる
- スペリオルシリーズを召喚したり、バリアを張ったりするアビリティが特徴的

敵として立ちはだかったときの技を、そのままプレイアブルキャラクターに落とし込んだ印象のマギラフリラ。スペリオルシリーズを複数展開しながら、つかず離れずの場所から魔剣を断続的に叩き込むというクレバー&エレガントな戦いかたができる。あまりにイメージどおりでうれしくなる騎空士も多いことだろう。
コンボフィニッシュは制御可能ながらカーソルが速すぎることもあって、とりわけコンボ攻撃C(□ボタン→□ボタン→□ボタン→△ボタン)のあとは見当違いな場所に出してしまう状況も……。とはいえ、慣れたらかなり強力そうなイメージ。コンボフィニッシュを敵に当てて刃重ゲージをためてからくり出す百重の連刃は、マシンガンのような射出速度で魔剣を飛ばしまくるため、敵のスキに叩きこむと火力&爽快感が桁違いだった。ハーヴィンならではの小さな体躯から無数の刃を飛ばすアンバランスさがまた愛くるしい。

マギラフリラはアビリティもユニーク。やたらと火力の高いミョルニル(迅雷の大槌)や自動で回復を行なうカドゥケウス(奇跡の権杖)、自動で攻撃をくり出すフライクーゲル(必殺の魔銃)など、スペリオルシリーズを展開しまくるだけでもゴージャスな気分になれるのでオススメ。
なお、元アヴィア三将のガランツァやイドと同時に編成したところ、戦闘中にたびたび軽妙な掛け合いを聞かせてくれた。これもファンにとってはうれしいポイントなはず。とくにイド(声:津田健次郎さん)の“マギ姉”呼びは、キャラクターどうしの関係値が大好きな筆者には改めてクリティカルヒット。何だか新たな扉が開けそうだ。

さて、試遊会で筆者はマギラフリラのほかにも新キャラクターを3体ほど使用したので、そちらの雑感もまとめておく。

- 槍斧を武器にするパワーファイター
- △ボタン長押しの“大風車”は独楽のように周りを薙ぎ払い続けるので便利
- 攻撃を敵に当てて白狼ゲージを貯めると“鎧散牙”状態に変化
- 鎧散牙状態では□ボタンによる急襲攻撃が可能で、これをジャスト入力でくり返すのがシンプルに強そう

- △ボタンでふたつのスタンスを切り換えながら格闘主体で戦うキャラクター
- 攻撃を当てると対応するスタンスのゲージが上昇、両方のゲージが最大まで溜まると強化されたアビリティを3回追加発動できる
- 通常攻撃のリーチは短めながらスピーディーで、コンボフィニッシュやアビリティで星晶獣デビルが活躍してくれる
- アップスタンスは□ボタン連打で攻撃回数が増えるコンボ攻撃を持ち、リバーススタンスは一撃一撃が重め
- アビリティを絡めた連携攻撃は研究し甲斐がありそう

- △ボタンで黒の跳躍(ワープ)を行うトリッキーな六竜
- さらに△ボタンを長押しすると移動先で攻撃に派生する“常闇の一閃”が発動。敵と距離を取った状態からも奇襲できるのが強みか
- 常闇の一閃から□ボタン連打でくり出せる“ミアズマハンズ”が高火力なので、敵のスキに狙いたい
- 常闇の一閃やミアズマハンズの後に△ボタンで発動するコンボフィニッシュは、空中から飛び道具を放つ豪快な性能
……と、このような感じで、どのキャラクターも使っていて独自の操作形態にテンションが上がってしまった。時間の都合上、ベアトリクスとユーステスは使用できなかったが、両キャラクターも原作『グラブル』のバトルスタイルが反映された個性的なプレイフィールに仕上がっているようだ。

マスタースキルが既存キャラクターの戦術を変える!?

マスターレベルを上げるにはMSPが必要。キャラクターごとにレベルが用意されており、レベルに応じたマスタースキルを選択できるようになる。オンオフは自由なので気軽にさまざまなマスタースキルの組み合わせを試せるのもうれしいポイントだろう。

やり込み甲斐がありそうなシングルプレイ用コンテンツ“極沌空所”




空間の要所には強大な魔物も待ち受けている。異界の探索中に入手できる特異な力を使えばバトルを有利に進められるので、うまく獲得していきたい。やり込み甲斐もかなりありそうだ。

『エンドレスラグナロク』は2026年7月9日にリリース。発売が待ちきれないという騎空士は2026年6月18日11時より体験版もリリースされているので、そちらもぜひチェックしてみてほしい。














