1999年に実施された特別講義

この年の9月に、バンダイから発売予定だったゲームソフト『サイレントボマー』のプロモーションが目的でした。
「専門学校でプロモーション?」と、思われるかもしれませんが、このころから私はこういった活動をやっていました。
当然ながら、開発を担当したサイバーコネクトツーの仕事はおもしろいゲームソフトを作り上げることであって、売るためのプロモーション活動はバンダイナムコエンターテインメントさん(当時はバンダイ)の役割です。
もちろん全国的なプロモーション活動に関しては全面的にお任せしていますが、こういったゲーム開発の現場寄りの開発秘話などを中心に専門学校で直接的に講義をすることは、当時から(現在に至るまで)ずっと継続しています。
開発スタッフはもちろん作ることがお仕事です、が、サイバーコネクトツーの代表である私はそれだけではなくて、こういった専門学校で学んでいる学生さんに対しても独自の講義を開くことで直接的にアピールを行っていたのです(いまもです)。
そして、本当にリアルな話として、西川さんとはこの講義の場で初めて出会いました。
彼はまだ19歳の学生でした。
まだ何者でも無かった西川さん

実際に、専門学校でのコースも企画職(ゲームデザイナー)を選考されていました。
しかし、作中でも指摘されているとおりで、まるで経験不足で適性があるとは言えない状態だったのです。
だから、本人と話をした上で、目指すべき道を変更してもらいました。
企画職(ゲームデザイナー)から、アーティスト(3D背景グラフィック制作)へ。
幸いにも、入学後にプログラムの基礎知識から、3Dグラフィック制作の基礎学習までは、ひととおり学ぶカリキュラムになっている専門学校でしたので、ある程度の知識はあったわけですね、西川さんにも。
なので、当時はまだ私が直接的に制作を担当していた背景グラフィックを、西川さんにも学び直してもらうことにしたのです。
現代とは違って、まだ扱うポリゴン数が少ない時代だったからこその、知恵と勇気と努力でなんとかできるプランBという選択肢でした。
ここから西川さんの理不尽であまりにも可哀そうな苦悩の日々が始まるのでした(おもに私のせいです)。
映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』大ヒット公開中
公開後の反響も大きく、観られた方にも好評をいただいているようで、ほっとしています。
が、まだまだここからしっかりと観客動員数を伸ばしていきますので、油断はしませんよ。
初動が終わったら、つぎは継続です。
何度も映画館に足を運んでいただいているお客様に感謝をしつつ、これから観ていただける新規のお客様を一人でも多く増やしていけるように、しっかりとプロモーションをしていきます。
公開がスタートしてから、私は毎日どこかの映画館でお客様といっしょに本作を観ています。
上映後にはご挨拶もさせていただき、希望者には(パンフレットなどに)サイン対応もさせていただいております。
もちろん、営業中の各映画館にご迷惑をおかけしないように、邪魔にならないエリアまでご移動いただいてからの対応になります。
希望者がいれば、いっしょに記念写真も撮っています。
もし、たまたま劇場で私と会った人は、お気軽にお声がけいただければと思います。
映画館までわざわざ足を運んで本作を選んで観ていただけたことが嬉しくて、少しでも私にできることがあればなんでも対応させていただきます。
いつどこの映画館に私が足を運んでいるかは、私のXでその都度告知させていただいておりますのでご確認いただければ幸いです。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
編集者コメント

映画も大ヒット公開中ですのでぜひチェックしてみてください。
つぎなる展開が待ちきれない『チェイサーゲーム』は2026年6月1日に配信予定です。お楽しみに。
松山洋氏著『ゲーム業界の攻略法』が発売















