ロゴジャック広告

『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントでプロモアニメの制作秘話が飛び出す。一般プレイヤーから見たキリトは“ジオン兵から見たアムロ”

『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントでプロモアニメの制作秘話が飛び出す。一般プレイヤーから見たキリトは“ジオン兵から見たアムロ”
 2026年5月9日、『Echoes of Aincrad』のプロモーションアニメ『Unanswered//butterfly』が劇場で楽しめるスペシャルイベントが東京と大阪の会場で開催された。
広告
共通パーツ画像
 『Echoes of Aincrad』は、『ソードアート・オンライン』(以下、『SAO』)の“アインクラッド編”を、完全新作のアクションRPGとしてリブートしたタイトル。バンダイナムコエンターテインメントより、2026年7月9日(※Steam版は7月10日)発売予定で、対応機種はプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC(Steam)。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
 『Unanswered//butterfly』は、プレミアムエディションに収録されている長編プロモーションアニメで、ゲームシナリオの裏側で起きていたサイドストーリーが描かれている。現実世界で知り合いだったエミルン(声:黒沢ともよさん)とレックス(声:内山昂輝さん)は、デスゲームへと変貌したアインクラッドで偶然再会を果たす。

 ふたりはマップ調査隊に身を寄せ、死と隣り合わせの世界で生き抜く術を学んでいくが、ある日、“黒の剣士”と呼ばれる謎のPK(プレイヤーキル)プレイヤーと遭遇。生き残ったエミルンとレックスは、天才剣士と呼ばれるアスナと出会い、仲間たちのかたきを討つべくきびしい特訓を開始するが……。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
 スペシャルイベントの第1部では、キャストを招いた舞台挨拶も行われた。本稿では、舞台挨拶の模様をリポートする。なお、『Unanswered//butterfly』の核心を突くネタバレには配慮しているが、新鮮な気持ちで楽しみたい方は注意してほしい。

▼舞台挨拶登壇者(敬称略)
  • 松岡禎丞(キリト役)
  • 戸松遥(アスナ役)
  • 黒沢ともよ(エミルン役)
  • 内山昂輝(レックス役)
  • 加藤礼愛(劇中歌『Reach for the Rainbow』担当)
  • 理名(劇中歌『Reach for the Rainbow』担当)
  • 吉平“Tady”直弘(ポリゴン・ピクチュアズ/監督・脚本)
  • 二見鷹介(バンダイナムコエンターテインメント/プロデューサー)
  • マフィア梶田(MC)

キリトはアムロ? 一般の視点から見た怖さを軸にシナリオやキャラクターを構築

 『Unanswered//butterfly』が公開された後、舞台挨拶がスタート。映画館のスクリーンで披露された感想を聞かれた吉平氏は、「この作品は110分という尺が物語っている通り、劇場で上映できるような本気の長編作品を目指して制作しました。牧野圭祐さんといっしょに手掛けた脚本はもちろん、音楽もフィルムスコア(※完成した映像に合わせて音楽を制作する手法)で作曲していただき、劇場向けの作りになっているので、劇場で上映していただけたうえに、こうして舞台挨拶まですることができて、いまとても幸せに感じています」と喜びを口にした。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
 『Unanswered//butterfly』でメインキャラクターを務めた黒沢さんと内山さんは、『SAO』作品に出演するのは今回のプロモーションアニメが初めてとのこと。感想を聞かれた黒沢さんは『SAO』をリアルタイムで視聴したのは中学生ぐらいだったと語り、視聴者として楽しんでいたあの世界に入ることができることに「胸の高まりが止まらなかったです」とコメント。

 内山さんは長い歴史を持つ『SAO』の世界に参加できると思っていなかったので「驚いた」と語り、プロモーションという枠に収まりきらない作品なので、どうやって世に出るんだろうと思っていたが、「今回こうやって劇場で公開できてとてもうれしいです」と回答した。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
 収録時の印象に残ったエピソードでは、黒沢さんが松岡さんと内山さんのやり取りを披露。「内山さんのすぐそばに松岡さんが座られて、体をかたむけて『いま内山さんがここに来てくれたのが僕、本当にうれしくて』と語られていたのを、私と戸松さんで見守っていたのが印象的でした」と回顧する黒沢さんに、当事者たちはすぐさま反論。

 「ちょっと昂輝さん覚えていますか」(松岡さん)、「ぜんぜん覚えていない。(収録は)4年も前のことだから、捏造しようと思ったらできる」(内山さん)と語り、会場は笑いに包まれた。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
 続いては脚本の話題に。吉平氏は、「『SAO』でアインクラッドの新しい話を作ろうとなったときに、どうしてもキリトという存在が厄介で……」と告白。思わず松岡さんが「厄介……?」と聞き返し、吉平氏は「キリトが出てきちゃうと問題を解決しちゃうので」とフォローする展開に。会場のファンも納得したところで、吉平氏はつぎのように明かした。

 「キリトが解決するシンプルなストーリーにはしたくなかったので、キリトをメインにするのではなく”添える”ことにしました。そのうえでどういう扱いにするかを考えたときに、
『ガンダム』のたとえ話になって。ジオン兵から見たアムロは、めちゃくちゃ怖いよねって。これはキリトにも当てはまると思います。一般のプレイヤーからしたらキリトはビーターだし、黒い服を着ていて邪悪な存在に見えてしまう。それで一般のプレイヤーからキリトはどう見えるのかというところから物語が始まって、そこにいまどきの女の子のエミルンが成長する物語を描こうとしたときに、もうひとつフックが欲しいよねというところから、レックスというキャラクターが誕生しました」(吉平氏)
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
 収録では“生の演技”を大事にしていたそうで、二見氏は「デスゲームでしか起こり得ないような、生の演技が非常にすばらしくて。とくにエミルンとレックスが物を投げ合ってケンカするシーンは、生々しさが強く感じられて大好きでした(笑)」と語った。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
ふだんは仲の良いふたりのケンカシーンは見どころ。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
 また、劇中歌『Reach for the Rainbow』の話題に移ると、歌唱を担当した加藤さんと理名さんが中心となって収録時のエピソードが明かされた。歌うことが決まったときの心境を聞かれた加藤さんは、「私は劇中歌を担当した経験がなくて。お話をいただいたのは中学3年生のときでしたが、私の太い声がアニメの劇中歌に合うのかという不安はありましたが、それよりもうれしいという気持ちが強かったです」と回答。

 理名さんは、「ふだんはバンドのボーカルとして歌っているので、理名というソロ名義で歌わせていただくのは、この劇中歌が初めてになります。『SAO』はたくさんの方たちに愛されている作品でもあるので、私にちゃんと務められるのか不安もありましたが、うれしいという気持ちがいちばん強かったです」と当時を振り返った。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
 劇中歌は日本語バージョンだけではなく、英語バージョンもあるそうで、この収録が8時間の長丁場でとくにたいへんだったとも。加藤さんは、「発音にも気を付けないといけなかったので、難しかったですし、緊張しました」と回顧。理名さんも「私は英語がめちゃくちゃ苦手なので、どんなに大好きな曲でも英語の歌詞が入っていると避けていたのですが、ついに大きな壁を越えるときがきたなって。自分にとって大きな成長につながったと思いますし、時間をかけて収録したので、多くの方に届いてほしいです」とコメントした。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
 イベントでは、初解禁の情報として『Echoes of Aincrad』の主題歌をAimerさんが担当することが発表され、戸松さんがAimerさんのメッセージを代読したほか、主題歌が使用された30秒ほどのCMも公開された。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す
 いよいよ舞台挨拶は終わりの時間に。登壇者を代表して二見氏と松岡さんからファンにメッセージが贈られ、スペシャルイベントは終幕した。

二見氏:『Unanswered//butterfly』は、『SAO』のアインクラッドらしい、プレイヤーのあがきだったり、悩みだったりを表現できている映像になっていると思います。『Echoes of Aincrad』は、アインクラッドで生き残ることがどれだけたいへんなのかを体験できる内容になっていますので、『Unanswered//butterfly』がおもしろいと思っていただけた方は、ぜひゲームも遊んでいただいて、アインクラッドを楽しんでいただけるとうれしいです。本日は本当にありがとうございました。

松岡さん:『Echoes of Aincrad』は、アインクラッドのひりつく感じを体感していただけるゲームに仕上がっていると思います。キリトたちがいかにやばいことをやっていたかというのを、ゲームでぜひ体験していただき、楽しんでください。
『SAO』ゲーム最新作『Echoes of Aincrad』スペシャルイベントリポート。「キリトは厄介」だった? アニメ『Unanswered//butterfly』の制作秘話が飛び出す

      担当者プロフィール

      この記事を共有

      本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

      週刊ファミ通最新刊
      週刊ファミ通表紙
      購入する
      ebtenamazon
      電子版を購入
      bookWalker