ひと足早く本作をプレイして感じた率直な感想を、ロボトル(ロボットバトルの略称)の大まかな流れと併せて紹介しよう。
- 『メダロット』×カードゲームの大まかな流れ
- デッキの構成について:メダロットは6つのタイプに分かれる
- メダルや各種カードの特徴を解説
- メダフォースや戦術は使いどころの見極めが重要
- 手応え十分! ふたつのモードを先行プレイ
- 体験版が5月14日より配信開始
- 『メダロット カードロボトルRB カブト Ver./クワガタ Ver.』製品概要
『メダロット』×カードゲームの大まかな流れ
リーダーメダロットにはバリアが張られているため(最大で6層)、まずはバリアを破壊しなければ本体に攻撃は届かない。

盤面にはリーダーメダロットのほか、サポートメダロットも2体まで配置できるので、アクションフェイズでは通常攻撃か、それぞれのメダロットに備わった特殊なアクション、あるいは複数で一斉に1体の敵を攻撃する(参加したメダロットの数だけ攻撃回数が上乗せされる)“クロスアタック”のいずれかを選び、敵勢力を削ることになる。


なお、すべての行動には“行動コスト”が設けられており、選択するたびにエネルギーを消費する仕組みになっている。ロボトル開始時点ではエネルギーの残量は10だが、ターンが経過するごとに数値は増えていき、最終的に最大値は16になる。このあたりはデジタルTCGを遊んだことがある人ならスムーズに受け入れられるはず。
コストの高い強力な攻撃で一気に敵リーダーに攻め込むか? 味方を強化しつつ、堅実に敵を1体ずつ撃破していくか? さまざまな戦術を考えられるのがおもしろい。
急速冷却を活用するべし
本来なら、相手と同じパワーの場合は相打ちになるのだが、攻撃対象が放熱状態の場合、一方的に撃破することが可能だ。

メダロットにはそれぞれ“急速冷却コスト”が設けられており、コストの数だけ手札を捨てることで急速冷却が発動する。これを活かして、もう一度攻撃を仕掛けることもできるが、カウンターの能力を持つメダロットなら、あえて行動せずにそのままターンを終了して、相手の行動をけん制する……といった立ち回りを選ぶのもあり。


左右の腕パーツは組み換え可能
リーダーメダロットは、左右の腕パーツを自由に変更できる。右腕パーツは自分のパワーを上げることができ、左腕パーツは装着することで、固有のアクションが使用可能になる。

バリア破壊と同時に相手のリーダーのパーツを破壊したり、サポートメダロットをまとめて攻撃できたりと、パーツごとにさまざまな固有アクションが使用でき、あらかじめデッキに登録しておけば、スタンバイフェイズで腕パーツを切り換えることも可能だ。
ちなみに、リーダーへの攻撃はバリアだけではなく、パーツによる防御でも防ぐことができる。その場合、防御に使ったパーツは壊れてしまうが、ストックに余裕があり、バリアを温存したい場合は、パーツによる防御を選択するのも手だ。なお、右腕パーツがなくなるとリーダーメダロットのパワーそのものもダウンしてしまうため、防御するなら左腕パーツから先に使うことをオススメしたい。

デッキの構成について:メダロットは6つのタイプに分かれる

リーダーメダロットはそれぞれ、射撃、格闘、防御、回復、設置、支援という6つタイプのうち、いずれかに属し、射撃と格闘はガンガン攻めるプレイスタイル、防御、回復、設置、支援は自軍を強化しつつ、隙をついて反撃するプレイスタイルに適している。
筆者のプレイ感覚では、射撃タイプには遠距離射撃など、反撃を受けずに攻撃できるアクションが使えるメダロットが多く、格闘タイプにはパワーを強化して、力押しで一気に攻め込む戦術が得意な機体が揃っている。


反撃が得意な4タイプに関しては、いずれも基本的な戦法は似ているが、防御タイプはあえて敵に行動させて、攻撃を無効化してから反撃。回復タイプは敵の行動後、やられた味方を瞬時に復活させて反撃。設置タイプは罠を仕掛けて、敵が攻撃してきたら発動させて大ダメージを与える。支援タイプはリーダーが味方の強化に徹し、サポートが攻撃の要になる……という立ち回りが主流で、高難度のCPU戦では、これらのタイプに完全な迎撃態勢を取られてしまい、まったく歯が立たなくなることもしばしばあった。




メダルや各種カードの特徴を解説
腕パーツ
右腕で増幅されるパワーの量はどのパーツでも変わらないため、こちらはひとつだけにしておき、特殊アクションの使い分けを考慮して左腕パーツを3つセットする……というのもアリだ。

メダル
ちなみに、各メダルで覚えられるメダフォースは3種類あるが、ロボトルに持ち込めるのはふたつまでなので、こちらの選択にもプレイヤーの個性が反映される。


カード
- サポートメダロット
- 戦術
- メダロッター
の3系統に区分される。
●サポートメダロット
サポートメダロットにも6つのタイプがあるが、リーダーメダロットと異なる特性でも問題なくデッキに組み込むことができる。

戦術カードは、味方のパワーを上昇させたり、敵のサポートメダロットをまとめて攻撃したりと、戦闘を有利に進める効果を持つカードで、なかには“破壊されたメダロットの蘇生”など、特定のタイプの特色が色濃く反映されたものも存在する。

メダロッターカードは、本シリーズにおいてメダロットを所有・管理している人間を指す“メダロッター”たちが描かれたカードで、コストを必要とせず、“フィールド上にいる特定のタイプのメダロットをすべて強化する”など、強力な効果を発動できる。

メダフォースや戦術は使いどころの見極めが重要
ロボトルが開始すると、最初のドローフェイズで手札が6枚配られる。こちらにはサポートメダロット、戦術、メダロッターのカードがランダムで含まれるのだが、サポートメダロットには行動コストのほかに“バリアリミット”のあるカードも存在する。



クロスアタックで敵のバリアを破壊しきった後に、トドメの一撃としてくり出したり、強力な能力を持つメダロットが何度も行動できるように、急速冷却要員として手札をストックしたり……と、使いどころを見極めて発動させることで、一撃必殺の効果をもたらす要素となっている。

デッキに組み込むタイプはふたつまでが無難


とはいえ、すべてのタイプのカードを組み込むと、使いたい戦術があるのに必要な戦術ストックが溜まらない……ということになりがちなので、デッキを組む際は、タイプはふたつくらいに絞って構成するのが無難だろう。
ちなみに、メダロッターカードの中には複数のタイプをまとめて強化できるものもあるので、対戦ではこれらのカードもうまく活用したい。

手応え十分! ふたつのモードを先行プレイ
ロボトルチャレンジ


ここで改めて、リーダーメダロットの補足説明になるが、リーダー枠のメダロットにはそれぞれ“脚部パーツ”という要素も設定されている。
脚部パーツは、二脚、多脚、車両、浮遊、飛行、戦車、潜水の7種類があるのだが、こちらは変更できず、射撃タイプのメタビーなら脚部パーツはつねに二脚のままとなる。

カードの効果は、行動コストを減少させたり、戦術カードを追加で引き当てたりと、地味ながらも役立つものが多いので、エリアごとに最適な脚部パーツのデッキを組むことで勝率もアップするはず。

ロボトルタワー
タワーはイージー、ノーマル、ハード、エンドレスの難易度別に4つの中から選べ、それぞれ上の階層に進むたびに、よりよい報酬が手に入る仕様になっている。ただし、一度でも負けると踏破数はリセットされ、最下層からのスタートとなる。


これらのモードをプレイした感想だが、今回はCPU戦がメインということもあってか、立ちはだかるメダカードファイターたちはいずれも各タイプに特化したデッキ編成になっており、にわか仕込みの複数タイプ混合デッキでは、中盤以降のロボトルではとうてい太刀打ちできなかった。
幸い、本作では対戦前に相手のタイプを知ることができ、しかもこちらのデッキは最大で32個まで保存できるので、射撃、格闘、防御、回復、設置、支援、それぞれのタイプに特化したデッキを作成しておき、相手に応じてそれらを使い分ければ、高難度のロボトルタワーも踏破できそうな兆しが見えた。

ただし、どのタイプもその特性を見極めて十分使いこなすには、何度も戦闘を重ねて、各アクションや戦術の使いどころを肌で覚えるしかないので、「自分はこのタイプしか使わない」と食わず嫌いをせずに、まずはじっくり時間をかけて、6つのタイプそれぞれの立ち回りを覚えるところから始めることをオススメしたい。
体験版が5月14日より配信開始
『メダロット カードロボトルRB カブト Ver./クワガタ Ver.』製品概要
- 発売日:2026年6月25日発売予定
- 対応機種:Nintendo Switch
- ジャンル:カードゲーム
- 価格:通常版 5478円[税込]/Deluxe Edition 17600円[税込]
- 発売元:イマジニア













