「私たちはXboxです」Xbox新体制の方針を示す所信表明が公開。デイリーアクティブプレイヤー数を最重要指標に据え、原点回帰を目指す

「私たちはXboxです」Xbox新体制の方針を示す所信表明が公開。デイリーアクティブプレイヤー数を最重要指標に据え、原点回帰を目指す
 今年2月に長年Xbox事業のトップを務めてきたフィル・スペンサー氏が退任し、新たにアシャ・シャルマ氏をゲーム部門のCEOに迎えたマイクロソフト。トップ交代から約2か月が経過し、改めてシャルマ氏による所信表明が公開された。
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 Xbox公式ブログに公開された記事のタイトルは“We Are Xbox”。世界中のXboxのスタッフに送られたというその内容は、現状を踏まえつつ自分たちのアイデンティティを再確認し、今後に向けた方針と取り組み方について語ったもの。

 なお今回の発表を踏まえて、近年“Microsoft Gaming”としてきた組織上の呼称も“Xbox”に変更し、原点回帰を目指すという。

デイリーアクティブプレイヤー数の拡大を最重要指標

 では今後の方向性はどう語られているのか? シャルマ氏は目指すべき最重要指標(north star=北極星)をデイリーアクティブプレイヤー数に設定。その拡大を行っていくうえで4つの領域にわけて説明している。

 またその過程で、独占の扱いや期間、AI等に関するアプローチなどを再評価していき、改めて決定した事項などを共有していくとのこと。

ハードウェア

  • 第9世代ハード(Xbox Series X|S)を健全かつ高品質な基盤として安定させる
  • “Project Helix”(新ハード)でパフォーマンスをリードするとともにコンソール・PCゲームの両方をプレイできるようにする
  • 快適で個人に寄り添った高性能な周辺機器で業界をリードする
  • 選択肢とリーチを拡大する強力なエコシステムを構築する

コンテンツ

  • プレイヤーに長年愛されるフランチャイズのポートフォリオを拡大・成長させる
  • サードパーティとのパートナーシップを進化させ、5年間のタイトル計画(5-year slate)を強化する
  • 中国、新興市場、そしてモバイルファーストのユーザー層への展開を拡げる。
  • 運営型ゲームを維持・成長させ、タイトルに対して長期的に取り組んでいく
  • マインクラフト、エルダー・スクロールズ、Sea of Thievesといったユーザーのクリエイティビティ中心のプラットフォームを盛り上げていく

エクスペリエンス

  • プレイヤーやパートナー企業にとっての基礎的な部分(※)を立て直す (※編注: 検索などシステムの使いやすさを指すと思われる)
  • Xboxを、開発者やクリエイターが作品を作り成長するための最高の場所にする
  • コミュニティをつなぐために、発見、カスタマイズ、ソーシャル、パーソナライゼーションなどをオーバーホールする

サービス

  • 明確な差別化と持続可能な収益構造でGame Passを強固にする
  • 厳格なコスト管理によって、事業を持続的な成長軌道に戻す。
  • テレビや低価格デバイスでのクラウドゲームを、ネイティブに動作していると感じられる(※)高速かつ信頼性の高いものにする(※ネット経由ではなくローカルでゲームが動作しているかのような感覚)
  • 自然な成長が遅い領域では、M&Aを戦略的に活用して成長を加速する

 そのほか末尾では、スタッフに向けた「すべてのプレイヤーを取りに行く」、「自分たちの作品を守る」、「反骨精神を忘れない」、「完璧であろうとするよりもまず前進を」といった10項目の心構えなども掲載している。
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