一方米映画業界では、最大手スタジオの数がひとつ減ることによって起こりうる雇用問題や競争性の低下などを懸念し、著名俳優や映画監督など4000人以上による反対署名が行われている。“合併を阻止せよ”(Block The Merger)を合言葉に行われているこの署名では、カリフォルニア州司法長官による仮差し止めの可能性に期待しているようだ。
なおパラマウント案では、ワーナー株主に1株あたり31ドルが現金として支払われる。これは買収案公表前の12.54ドルに対し、147%が上乗せされたもの。総額では約1100億ドル(日本円で17兆円超)となる。
WB Gamesや『Marvel 1943: Rise of Hydra』への影響など今後に注目
パラマウント側も同じように多岐にわたるメディア企業であり、WB Gamesほどの歴史や規模はないもののSkydance InteractiveやSkydance New Mediaといったゲーム会社を傘下に持つ。
ゲームメディアである本誌としては、オープンワールドアクションアドベンチャー『ホグワーツ・レガシー』や(残念ながら最近は国内発売がないが)格闘ゲーム『モータルコンバット』シリーズ、レゴのゲーム版などを展開してきたWB Gamesの傘下スタジオやラインナップがどうなっていくのか気になるところ。
また逆に、Skydance New Mediaで開発中のマーベルヒーローのアクションアドベンチャーゲーム『Marvel 1943: Rise of Hydra』が、競合であるDCコミックスを傘下に持つWBDと同グループになることで今後影響が出ないのか、といったあたりもさしあたって注目と言えるだろう。


















