MSIのゲーミングノートPC“Katana-15-HX-B14WFK-3269JP”を紹介します。メモリの高騰によりPC価格が上がっている現在でも、直販価格は28万3300円[税込]と30万円を切る価格に収まっているKatana 15 HX B14W。(※価格は2026年4月24日現在)ゲーミングPCとしての性能はいかほどのものか、その実力をみていきましょう。
※本稿はMSIの提供でお届けします。 GPUはNVIDIAのGeForce RTX 5060 Laptop GPU、CPUはインテル第14世代Core i7-14650HX(16コア/24スレッド、最大5.2GHz)が搭載。
ディスプレイの大きさは15.6インチ(2560×1440ドット)で、画面はノングレア(非光沢)仕様。リフレッシュレートは165Hzです。メモリはDDR5の16GB(8GB×2)、ストレージが1TB SSDを搭載。
GPUはミドルクラスで、CPUは世代がやや型古なもののメインPCとするには十分な性能です。PCゲームもWQHD以下なら快適に動作するパーツ構成となっています。

まずはゲームプレイの動作からチェックしていきましょう。今回は『モンスターハンターワイルズ』、『アークナイツ:エンドフィールド』、『バトルフィールド 6』にて検証してみました。計測方法と評価軸についてはファミ通.com独自に実施しているものです。
※2026年4月に計測。
※搭載ディスプレイを超える解像度でプレイ可能な場合は、外部モニターに出力して計測。ゲームプレイインプレッション
『モンスターハンターワイルズ』
移動時と狩猟時のフレームレートをNVIDIAのフレームレート測定ツール“FrameView”にて、それぞれ60秒間×3回測定。検証時のゲーム設定は以下のとおりです。
- 解像度:4K(3840×2160)
- グラフィックプリセット:ウルトラ
- アップスケーリング:クオリティ
- レイトレーシング:高
- フレーム生成:x4
移動時のフレームレート測定にはフリークエスト“あまねく大地女王を擁し”、狩猟時のフレームレート測定はフリークエスト“這いずる焔”にて実施しました。

“緋の森”は、木々が生い茂っていて流体の動きもシミュレートする水辺があり、ほかの場所よりもフレームレートが落ちやすいエリアです。

戦闘時のフレームレートは、ヌ・エグドラの狩猟で計測しています。
『モンスターハンターワイルズ』は2026年2月18日配信のアップデート(Ver.1.041)でビデオメモリの使用量が大幅に改善され、高負荷時の設定では動作が軽くなってフレームレートが向上しました。
これによって、本機に搭載されているGeForce RTX 5060 Laptop GPUでも、4K高解像度で移動時が平均78.7fps前後、戦闘時が80.4fps前後と、高めのフレームレートでプレイすることが可能に。
検証時も画面がカク付くこともなく、安定した動作で狩猟が楽しめました。
『アークナイツ:エンドフィールド』
『アークナイツ:エンドフィールド』は、武陵城の方興街での移動時と白亜・アンゲロミラとの戦闘時のフレームレートを測定。検証時の設定は以下のとおりです。
- 解像度:WQHD(2560×1440)
- グラフィックプリセット:高
- アップスケーリング:品質優先
- マルチフレーム生成:x4

武陵城の一定エリアを移動して計測。武陵城は遠方に建物があり、流動的な水が流れる水路があって重くなりがちなので、検証ポイントとしてはバッチリ。

戦闘時のフレームレートは、四号谷地のボス戦で計測。攻撃エフェクト時などは、多少フレームレートの動きがありますが、比較的フレームレートは安定しています。
移動時のフレームレートは平均180.5fpsとかなり高め。戦闘時のフレームレートは平均172.1fpsと、やや移動時よりは落ちますが、それでも165Hzのディスプレイ性能を活かしたヌルヌルと滑らかな映像で楽しめます。
『アークナイツ:エンドフィールド』は比較的軽いゲームなので、4K(3840×2160ドット)でも平均140fps前後で動いていましたが、戦闘時のエフェクトが激しいシーンなどは最低フレームレートが50fps台で、たまに画面がカクつくことも。
検証のために外部モニターに出力して4Kでの動きを試しましたが、本機のディスプレイで遊ぶことを考えれば、ほぼ最高設定で快適に動くので、『アークナイツ:エンドフィールド』のような軽めな3Dアクションゲームは、快適に遊べると言っていいでしょう。
『バトルフィールド 6』
『バトルフィールド 6』では最大64人(32対32)で戦う大規模戦闘の“コンクエスト”と、キャンペーンの冒頭でのフレームレートを測定。検証時のゲーム設定は以下のとおりです。
- 解像度:WQHD(2560×1440)
- グラフィックプリセット:高
- アップスケーリング:バランス
- マルチフレーム生成:x4

爆撃や、煙が出ているシーンでは、瞬間的にフレームレートが落ち込むため、キャンペーン冒頭の車両で撃ち合うシーンでフレームレートを計測。

コンクエストは、インターミッション時はフレームレートが60fpsで固定されるため、死なないように立ち回りながらフレームレートを計測。
『バトルフィールド 6』は、キャンペーンの冒頭シーンがそこそこ重く、最高画質だとフレームレートの平均が140fpsを少し下回りますが、画質をやや落とすと149.7fpsまで上がりました。
競技性の高いFPSゲームに関しては、144fpsを基準としているため、設定を少し落としましたが、4K高解像度でなければ120fpsは軽く超える動作をしているので、本機のディスプレイ性能を活かした滑らかな映像で遊べると言っていいでしょう。
Katana 15 HX B14Wのハード性能をチェック!
USBポートも多めで基本機能を抑えたモデル
ここからはKatana 15 HX B14Wのハードとしての性能をみていきましょう。
まずはインタフェースから。右側面にオーディオジャック、USB 3.2 Gen 2 Type-A、USB 3.2 Gen 2 Type-C、HDMI、有線LANポートがまとまっています。左側面には、USB 3.2 Gen 2 Type-A(10Gbps)がふたつと、両側にUSBポートが備えられていて取り回しがしやすい設計です。

右側面。薄型ノートPCでは省かれがちな有線LANポートがあるのが特徴。

左側面。左右どちらにもUSBポートが搭載されていて、使い勝手がいい。
キーボードは4つのゾーンが光る!
キーボードは、4つのゾーンでLEDを光らせられるバックライト付き。ゲームの移動で良く使うWASDと電源キーのキートップはクリア素材で認識しやすく、デザインのアクセントになっています。

キーボードのバックライトは4つのエリアに分けてライティングの色を変えられます。


WASDと電源キーは、クリア素材になっています。
キーストロークは1.7mmと、フルサイズ(1.9mm)よりはやや狭いですが、ゲーミングノートPCでは排除されがちなテンキーもスリムデザインで備えており、普段使いにテンキーを使う人にはオススメです。
5本のヒートパイプと2基のファンで強力に冷却!
冷却システムとしては、CPUとGPUを連結して冷やすシェアパイプを採用し、専用のヒートパイプと組み合わせたハイブリッドで強力な冷却クーラーを備えた“Cooler Boost 5”を搭載。
底面から空気を取り込んで背面から排気する設計となっていて、背面の排気孔のスペースが大きく取られているため、高い冷却性能が期待できます。

底面には吸気用のメッシュの排気孔があり、四隅にはしっかりとしたゴム脚が取り付けられています。
AI機能でPCを最適化!
MSI製のPCには、MSI AI Engineという独自のAI機能を搭載されています。AI Engineは、ライティングやサウンド、パフォーマンスを使用者に合わせて最適化してくれる機能。
初めてゲーミングノートPCを買う人や、特に設定に関してこだわりがなく、お任せでオーケーという人はこの機能を有効にしておくことをおすすめします。

AIが自動的にシステムを最適化してくれるため、ゲーミングノートPCが初めてで、自分で設定する自信がない人でも問題なし。
実用的な機能を備えたビギナー向きのゲーミングノートPC
Katana 15 HX B14Wは、GeForce RTX 5060 Laptop GPUとインテル第14世代Core i7-14650HXを備え、WQHD環境でPCゲームを快適にプレイできる性能を持っています。
165Hzのリフレッシュレートのディスプレイや有線LANポート、テンキー付きキーボードなどの実用的な機能も搭載。
ゲーミングノートPCらしく重量が2.5kgくらいと少し重めですが、宅内でのゲームプレイ用であれば気になりません。
独自のAI機能が搭載されていて、設定関連をある程度お任せできる点も考えると、ゲーミングPCを初めて買う人やPCビギナーにおすすめの1台です。